大人気漫画『君に届け』の最新刊が泣ける…! 「壁ドン」に続く流行語も?

女子の涙が止まらない『君に届け』23巻(椎名軽穂、集英社)

女子の涙が止まらない『君に届け』23巻(椎名軽穂、集英社)

「(君届)きみとど」が、かなりヤバイらしい。椎名軽穂による人気少女マンガ『君に届け』(集英社)のことだ。

少女漫画とあなどってはいけない。2014年の流行語大賞トップ10に選ばれた「壁ドン」も、少女漫画が火付け役になっている。

『君に届け』は現在も「別冊マーガレット」で連載中(2005年~)だが、日本テレビ系でのテレビアニメ(2009~2010年)も好評、翌年には「2ND SEASON」も放送された。また2010年には三浦春馬、多部未華子主演で実写映画化されるほどの人気作。

で、何がヤバイかというと、その最新刊(23巻=1月23日発売)が切なくて本当に泣けると、巷の女子の間で評判なのだ。電車の中や人前で読んではいけない、というくらい涙が止まらなくなってヤバイのだという。

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「すげー好きな奴作って」

もともとのストーリーは、陰気で見た目が暗い爽子(あだ名は貞子)が、自身とは対照的な爽やかで明るい風早くんと話したことをきっかけに、友情や恋愛、進路を通して成長していく物語。爽子の親友となった「あやね」と「千鶴」、その彼氏を巻き込んだ物語が展開されていく。

そんな物語の中、ある別れ際のセリフが女子たちの涙腺を緩ませている。

それは、あやねと彼氏のケントが別れるシーン。あやねは「自分のことを好きになる奴はいない」と自分に自信が持てない女性。

ケントは地元の北海道で大学受験予定だが、あやねは東京の大学を受験希望。受験のことばかり考えているあやねは、「自分はケントのことが本当に好きなの?」と悩んでいた。ケントは優しいあやねのことが大好きだが、葛藤するあやねは、次のような決心する。

ケントに甘えてばかりの自分では駄目だと気づき、別れを切り出す。2人が別れるシーンで、胸が締めつけられるようなきゅんとする言葉をケントがあやねに投げかける。

「ちゃんと覚えているんだよ。オレがちゃんとあやねちゃんを大好きだったこと。覚えてるんだよ。そんで次は、すげー好きな奴作って!」

俺は大好きだけど、別れなければならない。だから次は、俺よりももっと好きな奴を作ってほしい――。カッコいいけどなかなか言えない、この言葉。でも女子たちは、グッときて心が大きく揺り動かされるという。

「こんな男がいたら…」「切ないけどキュンキュンする」「あたしもこんなセリフを言われたい」などと妄想が膨らみ、グッとくるという。

別れる最後の時まで「好きだ」と言われ続け、しかし、大学進学のために別れを選択せざるを得ない。何とも切ないシーン。自分と重ね合わせて淡い頃を思い出し、溢れる涙をどうすることもできなくなるかもしれない。

青春時代の純な気持ちに戻れるような、慌しい生活で忘れかけている心を取り戻せるような一冊。それが『君に届け』なのだ。

「すげー好きな奴作って――」は、今年の流行語大賞候補か?

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アーティスト情報

椎名軽穂

生年月日1975年10月23日(42歳)
星座てんびん座
出生地北海道

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