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『このマンガがすごい! 2018』から個人的に衝撃だった作品ベスト5 -TSUTAYAマンガ通おすすめ

キャプション

年末恒例本『このマンガがすごい! 2018』(宝島社)が今年も発売されましたが、ランキング順位は関係なく、私が読んだ中で「やっぱりすごかったんだな」という漫画を5選、紹介させていただきます。

163ページで起こる「ある出来事」がすごい!

『血の轍』(押見修造  著、小学館 刊)

血の轍 』( 押見修造 著、 小学館 刊)

【 このマンガがすごい! ポイント】
「毒親」をテーマに描かれた漫画。 この漫画は今までに読んだ事のない漫画体験をする事ができます。これほど読み手の気持ちをザワつかせ、不穏にしてしまう画力の漫画は希少。描かれているのは他愛もない普通の親と子の「日常」です。「ある出来事」が起きるまで特別な事は何も起きません。淡々と話は進んで行きます。しかしそれはあまりにも不気味で湿度の高いジメジメした空気感と「何か起きるかもしれない」という嫌な感じがページをめくるたびに終始漂ってきます。そして一巻の後半で「ある出来事」が起こります。それが起こるまでに読み手の気持ちを掴み、ザワつかせる描写が素晴らしい漫画です。

【あらすじ】
「惡の華」「ハピネス」「ぼくは麻理のなか」など、傑作を次々と世に送り出してきた鬼才・押見修造氏が、辿り着いたテーマ「毒親」。 母・静子からたっぷりの愛情を注がれ、平穏な日常を送る中学二年生の長部静一。しかし、ある夏の日、その穏やかな家庭は激変する。母・静子によって。狂瀾の奈落へと落ちていく。

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この「圧倒的世界観への没入」がすごい!

『メイドインアビス』(つくしあきひと 著、竹書房 刊)

メイドインアビス 』( つくしあきひと 著、 竹書房 刊)

【 このマンガがすごい! ポイント】
一見、可愛い幼児系のキャラクターなので、よくある萌え系カワイイファンタジー漫画か?と思わせておいて、読むと全く容赦ない残酷ストーリー展開に驚愕です。 物語が進むにつれてそのダークな世界観は深みを増し、より「キツく」「痛く」「苦しく」「切ない」方へと読み手没入させてくれます。 主人公達をあえて意図的に可愛い幼児系のキャラクターとして描くことで、読み手をその残酷な物語に耐えうる様にしたのでは?とも考えられるほどの内容です。 読んだあとは感想を誰かと話したくなるような漫画。アニメ2期目の制作も決まり、今後さらに注目されていく作品になると思います。

【あらすじ】
限界深度2万メートル以上!? 人類最後の未踏の深淵には何があるのか…? 隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。少年少女がその巨大な縦穴『アビス』へ冒険をしていくファンタジー物語。

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この「何もかもがぶっ飛び放題」がすごい!

『バイオレンスアクション』(浅井 蓮次(イラスト・画)沢田 新(原著 著、小学館 刊)

バイオレンスアクション 』( 浅井 蓮次(イラスト・画) 沢田 新(原著) 著、 小学館 刊)

【 このマンガがすごい! ポイント】
何もかもがぶっ飛び放題のゆるふわバイオレンスアクション漫画。 主人公は殺し屋裏稼業。カワイイ顔して発言も行動もかなりハードでバイオレンスなんですが、仕事を終わらせるとまたゆるふわ女子になり読み手をキュンとさせれてしまう。そんなギャップが魅力的で、どんどん惹き寄せられて癒されてしまいます。バイオレンスなのに(笑)。またアクション描写にスピード感があり、何も考えずに一気に読める漫画です。

【あらすじ】
暴力と金と欲が渦巻く裏社会に咲く最強ゆるふわ殺し屋ガール・ケイ。 とにかくヤバい!! 会いたい殺し屋NO.1!! 彼女こそ指名NO.1の凄腕ヒットガール。

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この「夢中になれる事へ熱い想い」がすごい!

『映像研には手を出すな!』(大童澄瞳  著、小学館 刊)

映像研には手を出すな! 』( 大童澄瞳 著、 小学館 刊)

【 このマンガがすごい! ポイント】
この漫画はクリエイターや様々なモノ作りをされている人が読むと描かれている熱い想いに対して感銘して思わず泣いてまうような漫画です。 全てのモノ作りに関わっている人に読んでほしいです。 私はクリエイターでもなんでもないんですが号泣してしまいました(笑)。 誰にでも一度はあると思います。何かに夢中になった事。でも大人になるにつれて諦めたり、妥協したり、折り合いをつけたりする事を覚えてしまう…。 この漫画はそんな誰しもが持っていた「夢中になれる事へ熱い想い」を主人公三人を通じて思い出させてくれる漫画です。

【あらすじ】
アニメは「設定が命」の浅草みどり、カリスマ読者モでアニメーター志望の水崎ツバメ、金儲けが大好きな美脚の金森さやか。 ダンジョンへ、戦場へ、宇宙へ――想像の翼を広げて、電撃3人娘が「最強の世界(映像)」を創り出す!

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この「結婚の嘘と真実」がすごい!

『1122-いいふうふ-』(渡辺ペコ   著、講談社 刊)

1122-いいふうふ- 』( 渡辺ペコ 著、 講談社 刊)

【 このマンガがすごい! ポイント】
「婚姻」とは民法で経済的、社会的関係を伴う男女の性的結合を制度化したもの。また 同居・協力・扶助の義務を負い,互いに貞操を守る義務を負うとされている。「貞操(人としての正しい道を守ること)」とは何なのか?という問いについてこの漫画は鋭く切りこんでいます。 そもそも私は未婚なのでこの漫画をオススメさせていただいたところで何も説得力がないんですが(笑)。しかし、この漫画のテーマである「婚外恋愛許可制」という普通では理解し難い設定にも関わらずリアルに感じてしまうのがこの漫画のすごいところ。結婚によって二人で存在する意義とはいったい何なのか? 今後の展開が楽しみです。

【あらすじ】
結婚7年目の仲良し夫婦。セックスレス。子供なし。そんな二人が選択したのは「婚外恋愛許可制(公認不倫)」。おとやには、いちこも公認の“恋人”美月がいる。美月との恋に夢中になり始めるおとやを見て、いちこにも変化が。『にこたま』の渡辺ペコが描く結婚の嘘と真実。結婚したい人もしたくない人も――「結婚」を考えるすべての人に届けたい、30代夫婦のリアル・ライフ!

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さまざまなジャンルやテーマでマンガをおすすめ! TSUTAYAマンガ通スタッフが教えるとっておきの作品はコチラ

【書店員】湊 健一郎

【書店員】湊 健一郎

映画・本・音楽・アイドルなどを主に好んでいます。
先日、秋元康さんがTV番組の中で『人生はどれだけの事を「目撃できたか」が大事なんだ』と仰っていました。私もそうでありたいし、又沢山のお客様に良い作品を目撃して頂ける様日々お仕事させて頂いております。

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