1. TSUTAYAトップ
  2. TSUTAYA News
  3. 本・コミック
  4. 泣ける小説『西の魔女が死んだ』。ジーンと暖かく、ほろっと涙する暖かい物語【週末エンタメのススメ】【Editor’s select】

泣ける小説『西の魔女が死んだ』。ジーンと暖かく、ほろっと涙する暖かい物語【週末エンタメのススメ】【Editor’s select】

西の魔女が死んだ

今週はおばあちゃんの深い愛情を感じることができる泣ける作品をセレクト。
今日ご紹介するのは『西の魔女が死んだ』。映画化もされた魔女のおばあちゃんと孫の感動物語。

生きる喜びを教えてくれた魔女とその孫のハートフルストーリー

はじめに、タイトルに「魔女」というキーワードが入っていますが、決して『ハリー・ポッター』のようなド派手な魔法が出てくるような話ではありません。
また、ルビがしっかりふられていて、子供向けのように思える作品ですが、ぜひ大人の皆さんに読んでもらいたい作品です。

英国人のおばあちゃんとその孫・まいのお話。
不登校になったまいは、おばあちゃんと少しの間二人暮しをし始めます。
おばあちゃんは「西の魔女」と呼ばれていました。

現代のように技術が発達する遥か昔、普通の人より知恵や知識、特殊な能力を有している人たちのことを魔女と読んでおり、おばあちゃんとまいはその血筋。
おばあちゃんは予知能力や透視能力を有していて、それが原因で迫害を受けることもあり、あまり人前で力を使ったり言いふらすようなことはしませんでしたが、そんな能力に憧れ、まいも魔女修行をおばあちゃんに願い出ます。

しっかりと一日一日を規則正しく過ごすこと。
決めたルールを継続し続けること。
妄想で物事を判断しないこと。
など、精神力を鍛えることこそ、魔女修行とおばあちゃんは言います。

また、まいはおばあちゃんから死んだ後の話も聞きます。
死んだことがないから分からないとしつつも、魂が肉体を離れて自由になり、それは嬉しいことだとおばあちゃんは言いました。
生きることに少し臆病になっていたまいに、おばあちゃんは生きる喜びを教えてくれたのです。
さらにおばあちゃんは「もし私が死んだら、魂が自由になったことを教えてあげますね」とまいに言いました。

そして、実際におばあちゃんは亡くなりますが、しっかりとおばあちゃんは約束を果たします。
そのシーンで「おばあちゃん、ありがとう!」と涙がほろっと出てきてしまいました。

この作品はおばあちゃんの暖かい愛に包まれた物語でした。
孫に生きる喜びだったり、今、この子に足りないものをしっかりと伝えようとしていることにジーンときてしまいました。
涙が止まらないという作品とはまた違った魅力がある、最後にほろっとくる作品でした。
そんなハートフルな物語をぜひ週末に堪能してください。

Editor's select

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ

出版年月:2001年7月
出版社:新潮社
著者:梨木香歩

お店で買う ネットで買う

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

伊東寛雄(いとう・ひろお)。一姫二太郎(5歳♀、1歳♂)を子に持つ父親。毎朝こどものお弁当をつくってSNSに投稿するのが日課。スマイルサプリでは子育て中の妻に”作品をプレゼントする”シーンを妄想して記事を書いている。稀に音楽熱が燃え上がり、音楽関連の記事を書くこともある。

執筆記事
【スマイルパパ】記事一覧 【パパサプリ】記事一覧 【スマイルサプリ】記事一覧 【サクセスサプリ】記事一覧 【週末エンタメのススメ】記事一覧

SNS
Twitter(@chiromanpapa)

週末エンタメのススメとは、週末・休日に体験してもらいたい作品(映像、本・コミックなど)を紹介しています。

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

TSUTAYAランキング

おすすめ映画ガイド

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST