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コロナ禍を客観視し、アフターコロナに備えるために読みたい新書『コロナ後の世界を生きる』【スマイルサプリ】

コロナ後の世界を生きる

こんにちは、スマイルサプリです。

1月7日、1都3県に緊急事態宣言が出されました。
毎日感染者数がメディアで報道され、その数字に一喜一憂するような生活をずっと送ってきました。
特に変異型のコロナウイルスは子どもへの感染力が高いという報告もあり、子を持つ親としてはなかなかにシビアな環境です。
そんな中、今日僕が思うことは”正しくコロナを恐れる”ことができていないのでは?と自分自身を振り返りました。
そんな時に机に積んであった新書『コロナ後の世界を生きる』を手に取り、この年明けに読んでみました。
その感想を今日は書きたいと思います。
正しく恐れることが、家族の笑顔につながると思うからこそ、今回のテーマ設定です。

『コロナ後の世界を生きる』のおすすめポイント

1.そもそもコロナについてしっかり理解していない自分に気がつく
2.中国やイタリア、日本よりも深刻なコロナの歴史を垣間見る
3.日本人としての誇りを取り戻す、隈研吾さんの提言に心が救われる

1.そもそもコロナについてしっかり理解していない自分に気がつく

本書を読むと同時にこの記事に出会ったこともすごく個人的にはいいきっかけでした。
あ、自分そんなにコロナのこと数字以外知らなかったなって。

子どもと新型コロナ 知っておきたい大事なポイント(Yahoo!ニュース)

子どもが感染しにくいのにはしっかりと理由があって、そもそも新型コロナウイルスが細胞内に侵入する際に入り口(手をつなぐようなイメージ)となるACE2受容体がそもそも少ない。だから、感染しにくい。
なんとなく、数字だけ見て感染しにくいんだなと理解していましたが、理由がわかると子どもから大人に移すことは考えにくく、やはり家庭内で大人が感染源となりやすく、親がしっかりと感染対策をしないといけないということを理解できました。

また、日本経済にこれほどダメージを与えている理由についても、納得のいく話がいくつもありました。
日本経済は”借り物で動いている経済”だということ。
商いは仕入れて、売る。その利ざやを稼ぐ。本来、借金をする必要がない経済だったはず。
でも、今は飲食店など”賃料”が支払えない。僕の知り合いでもお店を閉めてしまった人もいます。
とにかく借り物を使って、利益をどんどん生み出してきた社会のツケが回ってきたのかなとも感じています。

こうした、今起こっている事象、今回で言えばコロナウイルスに対して、その背景やシステムなどを把握することで客観的に恐れることができることを、緊急事態でありながらもしっかりと理解することができました。

2.中国やイタリア、日本よりも深刻なコロナの歴史を垣間見る

武漢市のロックダウン。
印象的なシーンのみメディアでは報道されていましたが、1,000万人以上もいる都市の封鎖です。
一人ひとりが必死に生きる様子を少し垣間見る記述があります。
感染症対策をしながらも、友人とのつながりを大切にしたり、DV(中国語で家暴)が増えたり。
こうした小さな歴史が2020年にいくつも世界中で紡がれていたと考えると、もっといろんな国や地域の話を聞きたいと思ってしまいました。
また、イタリアの驚くべきスピードでウイルスが広まり、その燦々たる状況を綴ってくれているヤマザキマリ氏の章も日本にいるだけではわからないリアルな状況を教えてくれました。

3.日本人としての誇りを取り戻す、隈研吾さんの提言に心が救われる

そんな中でも一筋の光が射す章が隈研吾さんの「コロナの後の都市と建築」です。
欧米はモノや人との距離感がとても単純。触れるか触れないかという距離感のみ。
しかし、日本人はもともと、その距離感がとても繊細で、日本庭園に見られるように筋肉感覚を駆使して様々な距離を作ってきたそう。例えば、踏み石や段差など。
こうした日本人の繊細な距離感は絶対にアフターコロナの社会で勝負できる感覚となるだろうし、何より日本人の歴史が改めて認められるような感覚でとても誇らしい気持ちになりました。

そのほかにも、コロナを正しく理解し、アフターコロナに備えるための提言がいくつも紹介されています。
新書はすごく手軽に読みやすいジャンルでもありますので、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

コロナ後の世界を生きる 私たちの提言

コロナ後の世界を生きる 私たちの提言

著者:村上陽一郎
出版社:岩波書店

武漢封城日記

武漢封城日記

著者:郭昌、稲畑耕一郎
出版社:潮出版社

お弁当パパ/伊東寛雄

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

伊東寛雄(いとう・ひろお)。一姫二太郎(5歳♀、1歳♂)を子に持つ父親。毎朝こどものお弁当をつくってSNSに投稿するのが日課。スマイルサプリでは子育て中の妻に”作品をプレゼントする”シーンを妄想して記事を書いている。稀に音楽熱が燃え上がり、音楽関連の記事を書くこともある。

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