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“作品力×企画力”――書店員プロデュース『TSUTAYA文庫』2021年3月のラインアップ

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“作品力×企画力”――書店員プロデュース『TSUTAYA文庫』2021年3月のラインアップ

2021年3月1日 (月) 10:00 配信

TSUTAYA文庫とは

合計100作品、300万部突破！（2020年3月時点　累計発行部数）
今読んでほしい作品を発掘して、表紙・POPデザインを書店員が新たにプロデュース。数々のヒットを生み出している読者至上主義企画です。

2021年3月のラインアップ　※展開開始時期は店舗により異なる場合がございます。

首断ち六地蔵

著者：霞流一
出版社：光文社
出版年月：2021年03月
定価（税込）：792円
プロデュース内容：表紙・帯・店頭用POP

ここがオススメ！

六つ並んだ地蔵の首が持ち去られそれらが発見される度、見立て殺人による死体が見つかる…スラスラと読める文章で繰り返されるトリック。多重トリックものの面白さが詰まった作品なのだがラストにはさらなる仕掛けが待っている。まさに推理は最高のエンタメだと言わんばかりのミステリー。

あらすじ

豪凡寺の六地蔵の首が何者かに持ち去られた。悪質なカルト集団を取り締まる特殊法人・寺社捜査局に勤める魚間岳士は、住職の風峰と調査に乗り出す。が、地蔵の首が見つかるたびに、そばには奇妙な死体が。邪悪な見立て殺人の謎を次々に解決していく魚間たちは、背後に新興宗教教祖の存在を突き止めるが！？超絶技巧の推理合戦！本格魂が炸裂する傑作ミステリ。

作品詳細

僕が殺しました×7

著者：二宮敦人
出版社：TOブックス
出版年月：2021年03月
定価（税込）：770円
プロデュース内容：表紙・帯・店頭用POP

ここがオススメ！

感動小説の名手二宮敦人の作品でここまで救いのないラストを迎える作品は他にはない。恋人のリエを殺したリョウ。しかしリエを殺したというものが６人他に現れ…誰かから見える誰かは真実の誰かではない。そんな当たり前の事が改めて怖くなるヒューマンホラー小説。

あらすじ

僕は恋人のリエを殺した。いや、殺したはずだった―。だが僕が警官に連行された先は、封鎖された会議室らしき場所。しかもそこには5人の男女が集められ、警官を含めた全員が驚愕の告白を始めていく。「私がリエを殺しました」と―!謎の主催者の指令のもと幕をあけた、真犯人特定のためのミーティング。交錯する記憶、入り乱れる虚実、明らかになっていく本当のリエ。リエを殺したのは誰なのか！？予測不能の新感覚ホラー、開演

作品詳細

ふちなしのかがみ

著者：辻村深月
出版社：KADOKAWA
出版年月：2021年03月
定価（税込）：660円
プロデュース内容：表紙・帯・店頭用POP

ここがオススメ！

辻村深月の書くホラー短編集。なぜ？と興味を引かれ知りたくて知りたくて読み進めるのをやめられない。怖くて目を背けたいのに。。。恐ろしいほどの怖さの隣に感動と切なさが存在するような唯一無二の怖い話が詰まった1冊。

あらすじ

この学校の花子さんは、音楽室から飛び降り自殺した少女の霊です。花子さんは階段に棲んでいて、一生懸命掃除すれば会うことができます。でも、彼女がくれる食べ物や飲み物を口にしてはいけません。嘘をついてもいけません。さもないと―。おまじないや占い、夢中で話した「学校の七不思議」、おそるおそる試した「コックリさん」。青春ミステリの旗手・辻村深月の新境地。懐かしくって怖い現代の怪談が、ついに文庫化。

作品詳細

パリ警察1768

著者：真梨幸子
出版社：徳間書店
出版年月：2021年03月
定価（税込）：792円
プロデュース内容：表紙・帯・店頭用POP

ここがオススメ！

イヤミスの名手として名高い真梨先生が描く歴史ロマン。真実をベースとしそれゆえに感じるリアルとエンターテイメントの面白さが融合するような真梨先生の小説の味をそのままに書かれるパリ。やっぱり真梨幸子作品だと唸りたくなる展開に鳥肌間違いなし。

あらすじ

1768年。革命前の爛熟したパリで、女の惨殺死体が発見された。かつて美貌の青年侯爵サドとの醜聞で、パリ中に名を知られた娼婦をいったい誰が殺したのか。パリ警察で、放蕩貴族を監視する特殊任務につく私服警部マレーは、事件の真相を探るべく、奔走するが…。歴史ロマン×警察小説の革命的融合!ベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』の著者の原点にしてライフワーク作、登場！

作品詳細