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もう一人で悩まない、ストレスを溜め込まない。つらい時に読みたい漫画本『ねこでよければ』が五月病にもおすすめ【週末エンタメのススメ】

ねこでよければ

多くの方がGWに終わりを告げて、現実世界に戻されつつある中、いかがお過ごしでしょうか。
「五月病」という言葉があるように、憂鬱になったり、なんとなく体調が悪いような気がしたり、仕事なんてしたくないなんて気分になったりしていませんか?
そんなネガティブな気持ちを、この週末に少しでも上向きに持っていきましょう。

そもそも五月病ってどんな病気?

大学生や新社会人、人事異動で新しい部署に異動となった方など、身の回りの環境変化についていけず、無気力になったり、夜眠れないなどの症状が多くみられるのが「五月病」と言われています。
正式名称ではありませんが、「適応障害」や「抑うつ状態」などの病気と関係があるとされることが多いそうです。
原因としては環境変化に伴う焦りやストレスだそうで、コロナ禍でストレスが溜まることも多いですから、より一層注意したいところですよね。

父親になる。周りからは見えにくいストレスに悩む日々

「五月病」という症状はこの時期にメディアでも散々取り上げられるため注目されますが、原因は環境変化についていけず、ストレスを溜め込んでしまうこと。
そう、別に長期連休がきっかけとなるだけで、いつ何時起こるかわからない症状でもあるわけです。
僕も生活環境の変化があった場合に「つらいな…」と感じたことは度々あり、特に子どもとの生活が始まったタイミングでこのような症状が出ていたことがあります。
家族が増えた喜びや幸せを感じると同時に「子どもに対して何をしたらいいかわからない」「妻とどう向き合えばいいかわからない」とモヤモヤというより、結構深刻に「どうしよう…」と頭を抱えていました。
一般的に母親の抱えるストレスの方がわかりやすく、そしてその負荷は大きいため注目されないわけですが、世の中には父親になることで頭を悩ませている人一定数いるわけです。
五月病だけなく、父親の悩みやストレスまでもバシッと受け止めてくれた漫画を今回は紹介したいと思います。
また、父親の見えないストレスや悩みを星野源さん扮する津崎平匡が吐露したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』もおすすめしています。

■逃げ恥の記事はこちら:父親だってつらいんだよ!! 日本の子育てを理解するドラマ『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!』がおすすめ【週末エンタメのススメ】

ネコが悩み相談をする「話聞きます」屋さんが共感指数120%越え!!

WEBサイト「ねこねこ横丁」で連載中のWEB漫画『ねこでよければ』を書き下ろしエピソードも加えてコミックス化。
関西弁のねこさんとその飼い主が「話聞きます」屋さんを訪れた相談者の悩みを聞くという流れ。1つのエピソードがだいたい10ページぐらいですらっと読めてしまいます。
この「話聞きます」屋さんはあくまで“話を聞く”なので、「そうなんやな」「でその時どう思ったん?」などの合いの手が多く、途中「いいアドバイスができひんかったな」とねこさんが落ち込んでしまう時も。
ただ、相談者が帰ったあと最後に締めの一言をつぶやきます。

「生まれる家は選べんくても、生き方くらいは選びたいんやな〜」
「大切な存在ってなんでこうも気づきにくいものなんやろか」
「人生おわるその日まで新しい自分が更新されんねん」

ねこさんの関西弁が非常に心地よく、心にすっと入ってきます。

さて、エピソードの中にお腹の赤ちゃんの心拍が確認できなくなってしまった夫婦の話があります。
この話に僕はすごく共感し、泣いてしまいました。
父親として、夫として妻を支えなければならないと、赤ちゃんがいなくなってしまったことに動揺していないように振る舞う夫。

「僕は2人の生活でも十分幸せだよ」と妻に伝える。

しかし、夫のそんな心の内を知らず、言葉通り受け取り、赤ちゃんが本当に欲しいわけではなかったのだろうと、夫に強く当たってしまう妻。
でも、赤ちゃんのために用意していた育児本を抱きしめながら、夜一人で涙を流す夫を見かける妻。

「わかりづらぁ」

と夫に不満をぶつけつつ、メソメソするなよと逆に慰める妻。

もう、僕も同じような状況があれば同じ振る舞いをしてしまうだろうし、夫にとって父親になることがどれだけ変化のあることかを教えてくれるエピソード。
読み終わった後に涙を流していました。もちろん笑顔で「これ俺じゃん」と。
そして最後にねこさんが言うわけです。

「夫婦ってシーソーみたいやなって思うねん」

そう、まさにそうです、ねこさん。

・メイクについて喧嘩する母娘
・同僚とうまくいかない男性社員
・お金持ちの家の子と自分を比べる美大生
・何者かになることが正解、成功だと思い上京して頑張る男性
・病気の弟のために寂しさを我慢する子どもとその気持ちに気がつかない母親

など、もう、エピソードのチョイスが素晴らしい。
本当に世の中に「こういう友達いて困っていたな」「こういうエピソード聞いたことあるな」「そういえば自分も昔同じこと経験したわ」とリアルな誰かを想像しながら読むことのできる漫画なのもおすすめポイントです。
ぜひ、この週末に読んでいただきたい本です。
ちなみに、このサイトでも最新エピソードを読むことができますので、試しに読んでみてくださいね。

■ねこねこ横丁
https://comip.jp/nekoyoko/

【Editor's select】

ねこでよければ

ねこでよければ

出版年月:2020年1月
出版社:ホーム社
著者:やまもとりえ

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

伊東寛雄(いとう・ひろお)。一姫二太郎(5歳♀、1歳♂)を子に持つ父親。毎朝こどものお弁当をつくってSNSに投稿するのが日課。スマイルサプリでは子育て中の妻に”作品をプレゼントする”シーンを妄想して記事を書いている。稀に音楽熱が燃え上がり、音楽関連の記事を書くこともある。

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