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時空を超えた妄想旅。鈴木亮平さんの『行った気になる世界遺産』が大切なことを教えてくれた【週末エンタメのススメ】

行った気になる世界遺産

もはや市民権を得たオンラインツアー。
現地のガイドが案内し、地域の産物を一緒に捌いて食したり、ツアー参加者と自宅で乾杯するなど、コロナ禍に生まれた素晴らしい商品だと思います。
ただなんとなく、オンラインですべて体験できてしまうことは実際どうなんだろうと思ってしまう自分もいます。
初めて海外を訪れた時のドキドキやあの光や匂い、音まですべてが初体験だからこそ、妄想を膨らませ続けていたからこそ、あの感動を味わえたのかなと思うのです。
そんな面倒臭い自分にうってつけの本を見つけたので、今日はご紹介します。

いや、行ってないんかい!! と夫婦で突っ込んだ『行った気になる世界遺産』

国内ならまだしも、初めていく国は自分の五感すべてで体験したい。
そんな僕にぴったりだったのは俳優の鈴木亮平さんのエッセイ本『行った気になる世界遺産』です。
鈴木さんは世界遺産検定1級に合格していて、大の世界遺産好きでも有名。
そんな彼の趣味が「妄想旅」なんだそうです。

妄想旅!! 素晴らしい…。

その妄想旅をずっとエッセイとしてしたためてきて、2020年についに発刊されました。
実は妄想旅が載っているとは知らずに「世界遺産」を体験できると思って購入しました。
もともと鈴木亮平さんのことは好きだったのもあります。

え、全部妄想じゃん!! なのに、なにこの臨場感。半端ないって、鈴木さん。

妄想すれば、時空を超えて旅できる

展開は、彼が自ら書いた世界遺産と自分の絵。そこに添えられるのは、事細かに旅行の工程や現地の人との会話、現地のお祭りやイベントの様子、飲食店のスペシャルメニューまで「行ってないんだよね?」といろんなサイトを確認してしまいました。

特に印象的なのが「ワルシャワの旧市街」。
モノクロとカラーで表現され、鈴木さんはモノクロの街を眺めているのです。
もともとワルシャワは、1944年にナチス・ドイツに対する抵抗「ワルシャワ蜂起」が失敗して、報復のために街が徹底的に破壊されたのです。
その街が「ひびの一本にいたるまで」といわれるほど元の姿に忠実に復元されたのが今の「ワルシャワの旧市街」であり、ワルシャワ市民の愛、想いが世界遺産として認めさせたのでしょう。

おそらく、行っただけだと綺麗な街並みだなで終わってしまう。見るべきは今と昔の両方の姿をしっかりと見るべき。でも、現地に行っては今しかわからない。
なら、妄想なら昔の街も思い浮かべられるよね。「ワルシャワ蜂起って?」「どんな想いで街を復興したのか?」そんなことを想像し、思いに耽ることができるよね。

いやー、素晴らしい趣味。すごく空想する、妄想することの大切さを学んだ次第です。

そのほかにもさまざまな世界遺産が、あたかも自分も行った気になれるようなリアリティある文章と独特なタッチの絵で体験できる本はほかにありません。
ぜひ、この週末この本を手にとって読んでみませんか?

【Editor's select】

行った気になる世界遺産

行った気になる世界遺産

出版年月:2020年9月
出版社:ワニブックス
著者:鈴木亮平

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

伊東寛雄(いとう・ひろお)。一姫二太郎(5歳♀、1歳♂)を子に持つ父親。毎朝こどものお弁当をつくってSNSに投稿するのが日課。スマイルサプリでは子育て中の妻に”作品をプレゼントする”シーンを妄想して記事を書いている。稀に音楽熱が燃え上がり、音楽関連の記事を書くこともある。

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週末エンタメのススメとは、週末・休日に体験してもらいたい作品(映像、本・コミックなど)を紹介しています。

アーティスト情報

鈴木亮平

生年月日1983年3月29日(38歳)
星座おひつじ座
出生地兵庫県西宮市

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