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工数ガン無視! 仕事・家事・育児の同時にこなすシュフのヤバさを理解しよう『主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件』【週末エンタメのススメ】

主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件

今日は子育てをしているパパにぜひ読んで欲しい、漫画と活字がセットになった本を紹介します。
「うちのパパは家事も手伝ってくれるし、子育てにも積極的。だけど、なんかちょっと違うんだよな…」と思っているママがいれば、ぜひパパに読ませてあげてください。
それは『主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件』です。
2年ほど前に発売され、2019年11月にAmazonの家政学部門で1位を獲得した作品でもあります。
読んでいておもしろい。そして、「そうそうこれだよこれ」と多くのママたちが子育てあるあるとして共感する内容が満載。
ぜひ、この週末にママからパパへ「この漫画おもしろいから、ちょっと読んでよ」とおすすめしてあげてください。
もし本記事を読んでいるのがパパならこっそり読んで、週明けからちょっと意識を変えて家族と向き合えるかもしれません。

【本書のポイント1】「イクメンになる」ではなく、家庭で起こっていることを理解したいという気になる

仕事、家事、育児。個人的には、周りのパパたちよりやっている方だと思っていました。
お弁当もつくるし、洗濯・掃除も仕事がなければやるし、休日は結構料理もする。もちろん子どもを連れて遊びに出かけて、奥さんの一人時間を作ったりもする。
コロナ禍とは関係なく、あまり飲みの席にも参加しない。1時間おきに目を覚ます下の子を抱っこしてあやすこともしていた。
そんなことを意図せずぽろっと口から出てしまった時に、

すごいね、えらいね、いいパパしてるね

なんて声をかけてもらったことがあったが、ちっとも嬉しくなくて驚きました(笑)。
だって、妻の方がもっと大変だし、むしろいろいろと手を出しすぎて夫の心配までさせてしまうこともあったから。
やらないより、やる方がいいのだけれど、妻の気持ちにあまり寄り添えていないような気がいつもしています。

そんな時に某ネット書店からおすすめされた本がこれ。
『主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件』。

周りのパパたちに伝えたいことが全部詰まっていますし、「ここ理解が足りていないポイントだわ……」とグサっと刺さるポイントもかなりありました。
「イクメン」なんて言葉が世に蔓延っていますが、この本に書かれていることを体験&理解している人はどの程度いるのかなと正直思ってしまいました。こんな言葉、早くなくなればいいのにな。
なんなら潔く、「ごめん!! イクメンにはなれないけれど、一生懸命頑張るから、やって欲しいこと教えて!!」みたいにするパパの方がいいのかもしれない、なんて思ってしまいました。

【本書のポイント2】ヤバイ部下がおもしろい!! で終わらない仕掛けがすばらしい

さて、早速この本の中身について紹介します。
基本的には活字本となっていて、著者がシュフ(いわゆる主婦の意味で使用)として経験してわかったことを漫画を挟みながら展開されていきます。
そして、何よりその他の子育て本と一線を画すコンセプトが、タイトル通り「主婦をサラリーマンに例えた」と言う点です。
パパたちが、もっとリアルに子育てのヤバさを知ることができるような工夫がなされています。

主人公と部下、そしてそれを取り巻く周りの大人たちで構成。その部下が見た目は大人、中身は子どもを演じてくれています。コナンの逆バージョン。もう、これはヤバそうですよね。

■ヤバさが際立つ部下の行動
・重要な会議資料を食べ始める部下
・商談中に昼寝し始める部下
・企画書を切り刻む部下
・目を離すとボールを追いかける部下
・営業先へ移動中に突如お腹を空かせて機嫌が悪くなる部下

もし、仕事しながら育児をしていたらこうなるぞ! というのが漫画でストレートに伝わってくるのです。
初めは「なにこれ、おもしろい」と言うような感覚で読み進めていきますが、間にはしっかりと著者のシュフとしての苦労・苦悩の体験談が語られることで、少しずつ「もし、自分が仕事と育児を同じタイミングでしていたら?」とシミュレーションできるようになっていきます。
僕もテレワークがはじまってから、MTG中などに「いこ! いこ!!」と手を引っ張られて、いい加減にしろという言葉を「ちょっと待ってね!!」と語気を強めてしまい、最終的に大号泣されることがしょっちゅう。
ママたちは四六時中こんな状態が続いていると思うと、この本にも書かれていますが、ヒステリックなママが悪いのではなく、誰でもヒステリーを起こす状況であることを理解しなければいけないですよね。

【本書のポイント3】仕事・家事・育児のすべてを同時進行する大変さを理解してほしい

さまざまな子育ての現場について書かれていますが、個人的に最もパパが理解すべきポイントは一つかなと思います。
多くのママたち(パパもだったらすみません!!)は、仕事・育児・家事をすべて“同じタイミング”でやり遂げなければならないという点です。
仕事だったら、「ちょっとお待ちください」とか「工数パンパンなんで、優先順位をつけてやります」なんてことが通用しますが、子育てには通用しません。
料理をしながらも「遊んでよ!!」と泣き叫ばれたり、具合が悪くて横になっていても「外行こう!!」とバシバシ叩かれたり、究極のパーソナルスペースのトイレにも進入してくる。
こんなヤバイ奴ら(あえてこの言葉を使わせていただきます)は、会社には絶対にいないでしょう。
このことを理解するだけで、いろいろなシーンでパパの行動が変わるのかなと思います。
休日に料理をつくるから「イクメン」ではなく、休日に子どもと少しでも離れられる時間をママに常にプレゼントしてあげられるのが「普通のパパ」な訳です。料理をしている時、子どもの相手はママがしますよね(笑)。

アンコントローラブルなヤバイ奴らを相手に、真正面から立ち向かうママたちに、感謝の言葉をお伝えしたいです。

ぜひ、この週末にこの本をパパたちに手にとっていただければと思います。

【Editor's select】

主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件

主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件

出版年月:2019年11月
出版社:主婦の友社
著者:河内瞬

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

伊東寛雄(いとう・ひろお)。一姫二太郎(5歳♀、1歳♂)を子に持つ父親。毎朝こどものお弁当をつくってSNSに投稿するのが日課。スマイルサプリでは子育て中の妻に”作品をプレゼントする”シーンを妄想して記事を書いている。稀に音楽熱が燃え上がり、音楽関連の記事を書くこともある。

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