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数字が学べる絵本『もりの100かいだてのいえ』。父親の優しさから生まれた「100かいだてのいえ」最新刊【スマイルサプリ】

いわいとしお『もりの100かいだてのいえ』

こんにちは、スマイルサプリです。
今日ご紹介するのは『もりの100かいだてのいえ』。2021年5月に発売された「100かいだてのいえ」シリーズの最新刊。我が家でも5歳児と1歳児が長く楽しんでいる絵本です。
『もりの100かいだてのいえ』が発売されるときに作者のいわいとしおさんのインタビュー記事を読み、“父親の鑑”だなと感動し、ぜひそのエピソードも含めて「100かいだてのいえ」シリーズの最新刊を紹介させていただきます。

目次

1.「100かいだてのいえ」シリーズとは?
2.作者・いわいとしおさんが本書をかいたきっかけとは?
3.最新刊『もりの100かいだてのいえ』について

1.「100かいだてのいえ」シリーズとは?

最新刊『もりの100かいだてのいえ』を含めて、全5シリーズが発刊されている『100かいだてのいえ』シリーズ。
人・人形・鳥のかわいい主人公たちが、地上に立つ100階建の家を登ったり、地下100階建の家を下へ下へと降って行ったり、海や空の家へ行ってみたり、そして、最新作では森の中にそびえたつ木の家を登っていきます。
その家の中には動物や昆虫、魚、かみなりや雨など特徴的な住人が暮らしており、10階ごとに暮らしている住人が変わっていきます。
「次の階には誰が住んでいるのだろう」と、想像しながら読んでいくのがおもしろい。また、住人たちの生活の模様が特徴を捉え、非常に細かいところまでよく書き込まれています。
「このカマキリは何食べてるんだろう!?」「クワガタが優勝したんだね」など、子どもと一緒に一つひとつの絵について楽しむことができるのはこの本の人気の理由のひとつだと思います。

また、『100かいだてのいえ』シリーズは見開きで62cmになる大型本を縦にして読み進めていきます。
下から上へ、上から下へ。縦に開いて読む絵本は他に見かけないため、子どもたちの印象にも残るようです。

2.作者・いわいとしおさんが本書をかいたきっかけとは?

本シリーズの作書は、メディアアーティストの第一人者として知られるいわいとしお(岩井俊雄)さんです。
2008年の発売当時、縦に開くユニークな絵本として話題となり、ついに2021年5月に5作目が発売されました。
この本が生み出された背景には、作者であるいわいとしおさんの父親としての子どもの教育に関する悩みがあったそうです。

それは、子どもに数字の数え方を教えること。

いわゆる十進法で、世の中の人たちが最も使用している数字の数え方です。0から9まで10個の数字を使って、10倍ごとに上の位に上げていく表していきます。
1~10まで数えられれば、自然と身につくだろうと思っていましたが、我が家の5歳の娘が20以上の数字を数えるのに苦戦しているのを実感していると、その悩みがとてもよくわかります。
1~10を教えるより一際難しい…。また、数字を数えるのが難しい理由として、少し子どもと話していると「数字が増えていくイメージ」が湧かないのだろうなと理解しました。
同じく、いわいとしおさんもお子さんと何度も会話を重ねたのでしょう。数字を数えられるようになるための解決方法として“ぴーん”ときたのがこちらだそうです。

「見開きページに何かを10個描いて、ページをめくったら10が20、20が30になれば、数字が繰り返す感じが体に入ってくるような絵本ができるかもしれない」

そして、ただ単に見た目の数が増えるだけではなく、イメージとして数が増えることで大きくなっていくものをテーマとして扱いたいと思い、いきついたのが”建物”だったそうです。
このリンゴやミカンの数を増やし、数字を数えていくではないところが仕掛けの妙ですよね。
この絵本を読むようになってから、数字が増えることがどういうことを意味するのかをイメージできるようになったのか、数も50近くまで数えられるようになりました。

父親として、なんとかして子どものために何かしたいという想いから生まれた『100かいだてのいえ』シリーズ。
いわいとしおさんのことを、同じ父親として尊敬しています。

3.最新刊『もりの100かいだてのいえ』について

さて、最新刊『もりの100かいだてのいえ』ですが、今回の舞台は森です。森に生きるさまざまな動物たちが登場してきます。
家でハープの練習をしていたオトちゃんが、森の中から聴こえてきた不思議な音につられて森にそびえ立つ100階建の家にたどり着きます。
どうぞ、どうぞと1~10階に住むクマに招かれ、上へ上へと登っていきます。
シカ、カマキリ、カメレオン、クワガタにカブトムシ、サルなど可愛いキャラクターが10階ごとにお出迎え。
中でもカマキリは肉食昆虫であることから、「あなたを食べてもいい?」など、オトちゃんを晩御飯にしようとするシーンが出てくるなど、非常にその生態がうまく描かれているのが印象的です。
5歳の娘も「カマキリって何食べるの!?」「カマキリの卵ってこんなに大きいの!?」など、数字以外にも登場するキャラクターにも興味を示してくれました。
持ち運びに便利なミニサイズはまだ発売されていませんが、大型本をリビングで広げて家族みんなで1冊の本を囲みながら話せる本もなかなかありません。
ぜひ、数字の苦手なお子さんがいるパパやママ、絵本が好きなお子さんがいるパパやママは一度手に取って読んでみてください!

【Editor's select】

もりの100かいだてのいえ

もりの100かいだてのいえ

出版年月:2021年5月
出版社:偕成社
著者:いわいとしお

お弁当パパ/伊東寛雄

【Editor】お弁当パパ/伊東寛雄

伊東寛雄(いとう・ひろお)。一姫二太郎(5歳♀、1歳♂)を子に持つ父親。毎朝こどものお弁当をつくってSNSに投稿するのが日課。スマイルサプリでは子育て中の妻に”作品をプレゼントする”シーンを妄想して記事を書いている。稀に音楽熱が燃え上がり、音楽関連の記事を書くこともある。

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