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最高傑作『推理大戦』。最強VS最強のミステリを生んだ似鳥鶏の比類なき努力とは?【さあ、どんでん返しだ。キャンペーン】

最高傑作『推理大戦』。最強VS最強のミステリを生んだ似鳥鶏の比類なき努力とは?【さあ、どんでん返しだ。キャンペーン】【ミステリ作家対談第四弾】似鳥鶏先生×周木律先生

みなさん、ミステリはお好きですか?
実は今、講談社文芸第三出版部から発売されるミステリ小説8作品の発売を記念したキャンペーンが開催されています。その名も、「さあ、どんでん返しだ。」キャンペーン。
TSUTAYAでは対象商品購入者に向けた豪華プレゼント企画に加えて、今回TSUTAYA News編集部が「全作家へのオンライン取材&映像化」を実施します。

「もしも、時間が巻き戻る世界に探偵がいたら?」特殊設定ミステリ作家・潮谷験が似鳥鶏に語った『時空犯』の誕生秘話【さあ、どんでん返しだ。キャンペーン】

第四回目のオンライン取材では、最高傑作と呼び声高い『推理大戦』を発売した似鳥鶏先生と禁断の小説という帯の通り驚愕の一冊『楽園のアダム』を発売した周木律先生をゲストにお招きいたしました!ぜひこちら映像でお楽しみください!!
そして、本記事では似鳥先生に『推理大戦』の誕生秘話や犯人設定について迫った取材内容を記事にしましたので、映像と一緒にお楽しみくださいませ。

※「さあ、どんでん返しだ。」キャンペーンの概要はこちら
https://tsutaya.tsite.jp/news/book/41575535/

※似鳥鶏先生と周木律先生の取材映像はこちら

「『推理大戦』を読んでいるとまるで『刃牙』シリーズのよう。最強 VS 最強」(周木先生)

「騙されたい読者の期待を超えていけ。」作家・三津田信三×潮谷験が語った執筆術とは?【さあ、どんでん返しだ。キャンペーン】

栗俣(インタビュアー):本編の収録お疲れ様でした! お二人のお話がおもしろすぎて、あっという間に時間が経ってしまいました。

周木先生:ありがとうございました! 本編でもお話ししましたが、『推理大戦』を読んでいるとまるで『刃牙』シリーズのよう。最強 VS 最強。一体誰が勝つのかと、ワクワクが止まりませんでした。

似鳥先生:実は大きな影響を受けている作品として『喧嘩稼業』という漫画があります。この作品、『刃牙』シリーズに対するアンサーとして描かれたであろうと考えていて、そうした背景もあって『刃牙』シリーズを思い浮かべる方が多いのかもしれませんね。

栗俣:そんな世界最強の名探偵たちの実力を示すための各章ですが、すべて違う作家によって執筆されたかのような印象を受けました。

似鳥先生:そのように思ってもらえていれば嬉しいです。本作の名探偵たちの物語、意図的に書き分けています。「AI探偵」のユダとシャーロットはアメリカ、「クロックアップ探偵」のボグダンはウクライナ、「霊視探偵」のマテウスはブラジル。実は彼らの国の文学作品の翻訳されたものをできる限り取り寄せ、文体模写を行いました。

栗俣:そうなのですね! だから私のような感覚を覚える人がいるわけですね。

「最強を決めるのであれば世界中の名探偵を揃えるべきであり、そこに関しては妥協してはならない」(似鳥先生)

「騙されたい読者の期待を超えていけ。」作家・三津田信三×潮谷験が語った執筆術とは?【さあ、どんでん返しだ。キャンペーン】

似鳥先生:文体模写を行う上でウクライナとブラジルは特に苦労しました。ウクライナの文学はロシア文学だろうと予想される方もいらっしゃるかもしれませんが、歴史や政治的観点から見ても、ウクライナ文学というものが確かに存在します。ウクライナの作品を探して取り寄せなければいけません。一方ブラジルについても、南米文学で一括りにしてしまうとアルゼンチンとメキシコの文学を模写してしまうことになり、ウクライナ同様、作品を手に入れるハードルが極めて高かったのです。

栗俣:そこまでされていたとは。非常にストイックな作品づくりですね。

似鳥先生:もちろん、最強の名探偵を日本に住む人たちで揃えることもできたと思います。ただ、最強を決めるのであれば世界中の名探偵を揃えるべきであり、そこに関しては妥協してはならない。努力すればできることはやり切るべきだという考えでそれぞれの国の人たちの思考回路をトレースしました。それくらい執筆コストをかけていかなければ、今回の作品を納得できるものに仕上げることはできないと思っていたからです。

周木先生:本当に前半部分の名探偵たちのエピソードだけでも短編・長編など小説10冊分くらいには膨らませることができるものだったので驚きでした。同じ書き手として、ここまで執筆コストをかけた作品づくりはなかなか真似できません。

似鳥先生:ありがとうございます。今回は本当に下準備には時間をかけました。また、実は執筆のために「トリックノート」を用意していて、200個ほどのネタを常にストックしていたことも良かったと思います。

似鳥先生のトリックノートを大公開!!

気になるトリックノートの中身は?

緻密にトリックが計算されていることがわかりますね。

作品づくりの際にはそれらのネタのいい順に使用していくのですが、常にストックを補充する習慣があるので枯渇することはありません。こうした普段からの積み重ねがあったからこそ、『推理大戦』を世に出せたのだと思います。

栗俣:これほどまでに書き手が膨大なコストをかけて仕上げた作品ということは、それだけ読み手にとっては豪華で読み応えのある作品であると言っても過言ではありませんね! 一気読みできてしまったのも納得です。

似鳥先生:また、海外に住む外国人を主人公にした作品づくりは今回が初めてだったのですが、「意外といけるぞ」と手応えを感じました。今後の仕事や作品づくりの幅が広がるだろうなと思っています。

栗俣:そうなのですね。そうなると名探偵のユダやシャーロット、ボグダンにマテウスたちのスピンオフ作品も期待できそうですね!

似鳥先生:ぜひ描きたいなと思いつつも、まずは『推理大戦』が売れてくれないことには先に進まないので、そこまでとにかく売れてくれたらなと思います。ぜひみなさん、よろしくお願いいたします!

いかがでしたでしょうか。
最高傑作、『推理大戦』。その作品づくりの裏側にあったのは、膨大な執筆コストと作品づくりへの並々ならぬ覚悟。まさか各国の文体模写までされていたとは思いませんでした。
ぜひ、本編動画でも世界最強の名探偵たちが生まれた背景や『推理大戦』のおすすめポイントなども紹介していますので、ぜひご覧ください。

この対談の本編映像はYouTubeで視聴可能ですので、ぜひ観てみてくださいね。

次回の出演者は『楽園のアダム』の周木律先生と『メルカトル悪人狩り』の麻耶雄嵩先生です。大厄災により人類は1%未満まで減少、地球上のほとんどが不浄の土地となってしまった世界を描いた周木先生の作品について語り合ってもらいました。ぜひ、次回もお楽しみに。

サプライズ・コレクターが描いた最強VS最強の話題作『推理大戦』はこちらからお買い求めいただけます。 

推理大戦

推理大戦

出版年月:2021年8月
著者:似鳥鶏
出版社:講談社

“仕掛け番長”栗俣力也

【コンシェルジュ】仕掛け番長

栗俣力也(くりまた・りきや)。絶版書の復刊プロデュースを数多く仕掛け、ヒット本を発掘することで知られ、読者や出版業界関係者に「仕掛け番長」の愛称で呼ばれる本が大好きな日本男児。

仕掛け番長の記事一覧 Twitter(@maron_rikiya)

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