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『【推しの子】』ラブコメ×芸能界のリアル×サスペンス⁉タイトルの意味とストーリ―に驚きの連続。【TSUTAYAプレミアムでコミック三昧】

推しの子

『【推しの子】』

『TSUTAYAプレミアムでコミック三昧』は、定額サービス『TSUTAYAプレミアム』を活用し、気になるコミックの1~3巻を読み、あらすじや感想をざっくり紹介していく記事シリーズです(※紹介上、ある程度のネタバレに触れざるを得ないためご注意を)。

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2021年11月4日のタイトル『【推しの子】』

読む前の期待「推しに捧げた高校時代を思い出しながらレンタル。」

本日は、店頭で見てずっと気になっていた『【推しの子】』をチョイス。

私は中高生の頃いわゆるアイドルオタクでした。
高校生の頃は週2~3で秋葉原に通い、公演劇場の裏で秋葉原で出会った友人と遊ぶ日々をすごしていました。
2010年代に売れていた秋葉原系のアイドルたちに会うためにかけたアルバイト代は数十万円以上(いや、実はもっと多いかもしれない…)!
今考えると完全に良いお客だったわけですが、推しに捧げたあの頃は忘れられない楽しい青春時代だったな…と思います。
と、そんなわけでこのマンガも一見アイドルの話なのかな~と気になってピックアップ。

1~3巻までのあらすじと感想

第1巻のあらすじ・感想「タイトルってそういう意味なのか…! と衝撃が走る」

物語は宮崎県で始まります。宮崎の片隅で産婦人科医をしていたゴローは、アイドルグループ「B小町」の絶対的センターである16歳の最推しアイドル・アイの突然の活動休止に落胆していた。だがその日患者としてやってきたのは、最推しのアイ…!
推しのアイドルの妊娠という事態に落ち込みつつも、「アイドルはやめない、子供が生まれても公表しない。嘘でできたアイドルという偶像を、全力で披露し続けたい。母としての幸せとアイドルとしての幸せ、欲張りだからどっちも欲しい」と笑うアイに、彼女の子どもを絶対に無事に生ませるとゴローは決意する。

タイトルの「【推しの子】」ってそういう意味だったのか…! と思わず声に出してしまったこの第1巻。
推しの子って、「推しのあの子」って意味かと思っていたら、「推しの子ども」って意味だったとは。衝撃です。日本語って難しく面白い。
若干16歳の推しに子どもができたらどんな気持ちになるんだろうか…と考えながら次の巻へ。

第2巻のあらすじ・感想「推しのために徹底的にやり抜く、ある意味でヲタの鏡」

第2巻では、アイの子どもであるルビーとアクアが生まれてから十数年の時が経った頃の物語を描く。
1巻のラストにて、アイはストーカーに殺されいなくなってしまう。そんな事件の後、高校入学目前となるまで大きく育ったアクアとルビー。双子の妹であるルビーは、母であるアイに憧れてアイドルを目指すのだが、アイと同じ轍を踏ませたくないアクアの手で密かにオーディションを辞退させられていた。だがルビーが評判のよくない地下アイドルグループのスカウトを受け乗り気になっていたため、アクアは育ての親のミヤコと二人で止められないと判断し、アイの所属事務所で勤務しているミヤコは十数年ぶりにアイドルグループを立ち上げるから、そこに入るようルビーに告げた。

アイがいなくなった後、アクアはルビーと共に、芸能科の存在する陽東高校の普通化を受験。その受験直後、幼い頃に一度出会った、当時は子役として活躍していたカナに再会する。
現在彼女が主演を務めるドラマに出ないかと誘われ断るアクアだったが、その番組のプロデューサーがアイのスマホの連絡先一覧に載っていた鏑木勝也(かぶらぎまさや)だと聞き、思わず承諾する。

アクアは、自分の母であるアイがいなくなった事件の答えを追い求めて何年も生きていたわけですが、
大切な母である前に“推しのアイ”なんですよね。推しのために、自分のやりたくないことや危険そうなこともなんでもやり遂げるその姿はまさにヲタクの鏡なのでは?と感じてなんだか泣ける…。
また、かつては天才子役ともてはやされたカナが、大きくなり芸能界から少し干されたり、芸能界の大人たちの闇をも受けとめながら努力を続ける姿に考えさせられる巻ですね。

第3巻のあらすじ・感想「芸能界のリアル、そして現代の番組制作と視聴者の問題についても切り込む」

第3巻では、なんとアクアが恋愛リアリティーショーに参戦。
前巻で出会った、アイについての情報を知っていそうなプロデューサー・鏑木勝也と情報提供の交換条件で、芸能活動をしている6人の高校生が週末いろんなイベントを通じて交流を深め、恋愛関係になったりならなかったりする様を楽しむ恋愛リアリティーショー、『今からガチ恋♡始めます』、通称『今ガチ』にアクアは出演することになる。
番組の撮影ノウハウは既に確立されており、出演者たちは自由に会話して構わないが定点カメラのアングルに気を付けること、カメラマンが寄った時には可能ならその時していた会話を要約した会話をするよう要請されていた。台本はないが演出はあり、ディレクターの発言を指示と取るかアドバイスと取るかは人それぞれ…といった具合。

この『今ガチ』のストーリーが、リアルな現代の恋愛リアリティショーでの問題点をしっかり描いていて胸が痛くなるのです…。
ディレクターの演出によって、悪女として描かれた出演者の一人が、インターネットで大炎上。
自殺未遂にまでおいこまれることになったのですが、このような話は日本の番組制作でもあった話であり、出演者が死に追い込まれるような事件が起こったことも記憶に新しい今、少し風刺的に問題に切り込んでいくストーリーは少しヘビーだが、とても考えさせられる内容でした。

1~3巻を読み終えての感想「タイトルからの想像を裏切る、芸能界のリアル×サスペンスにひやひやしっぱなし!」

タイトル、そういう意味だったのか…!!
単なるアイドルもののマンガかと思いきや、タイトルの意味が分かり衝撃が走りました。まさかここでこの流れになるとは…!

アイドルもののマンガだと思い、ポップな内容かと思いきや、いろいろ予想外の展開が起こるストーリーにとにかくびっくり。
芸能界のリアルをひしひしと描きつつ、サスペンスやミステリー要素を混ぜ込んだ大人向けな物語であり、アイドルファンとして世間のアイドルを見る目や、ひとりのファンとしてのあり方も考えさせられる作品です。
かわいい絵柄に惹かれて読みましたが3巻を読み終わるまで何回も「えっ!?」と驚かされてばかりでした。

話の展開がとても早く、ページを捲る手が止まらない…! でも考えさせられる部分や泣かせる部分ではジーンと心に残る。こんな作品がまた読みたいし、店先した結局どうなってしまうのか気になりすぎる。
でもそれよりも読了後から、職場に推しが来たらどんな気持ちなのか妄想が止まりませんね。


推しの子

『【推しの子】』

著者:横槍メンゴ、赤坂アカ

【あらすじ】
「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 
地方都市で、産婦人科医として働くゴロー。芸能界とは無縁の日々。一方、彼の“推し”のアイドル・星野アイは、スターダムを上り始めていた。そんな二人が“最悪”の出会いを果たし、運命が動き出す…!? “赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作開幕!!

■出典:週間ヤングジャンプ公式サイト

あみゅう/橋本あやか

【Editor】あみゅう/橋本あやか

橋本あやか(はしもと・あやか)。インターネットと美容やファッション等のガールズカルチャー、そして音楽が好きな26歳。主に映画や書籍について執筆します。美容や雑貨などについての記事も書いていきたいと考え中。

あみゅう執筆の記事一覧 Twitter(@ayam6719)

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