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笑ってるうちにビジネススキルが身につく!?『ヒマチの嬢王』【TSUTAYAの名物企画人“仕掛け番長”のススメ】


『ヒマチの嬢王(1)』

歌舞伎町の嬢王とまで言われたアヤネが、地元鳥取の寂れたお店で経営者側として働き始め全国一を目指していく!!

歌舞伎町の嬢王と呼ばれ、二日間で1億売り上げた伝説のキャバ嬢「一条アヤネ」。
そんな彼女が地元鳥取でグーたらしているシーンからこの物語は幕を開ける。

まず、あまりの顔面のギャップに驚く読者は多いだろう。
あえて同じ構図で描かれた2枚のイラストは、キャバ嬢としてのアヤネと素顔で完全に気を抜いているアヤネなのだが、もう戸惑って何度もページを行ったり来たりしてしまうほど別人に見えるのだ!
もちろん同一人物なのだが、この1ページ目で何故か異常なリアル感を感じ、作品に引き込まれてしまうのは私だけではないだろう。

そしてこの物語は、そんな鳥取でのアヤネを描いたものなのだ。
歌舞伎町の嬢王とまで言われた彼女が(イヤイヤながら)鳥取の寂れたお店で経営者側として働き始め、全国一を目指していく。
キャバ嬢として得た知識や経験を使い色々な人を巻き込みながらその目標にひとつひとつ進んでいく姿は物語としても非常に面白いものなのだが、しかしこの作品の魅力はそこだけではない。

「読んでいるうちに勝手にビジネススキルが身についてしまう」×「思わず爆笑」!!?

まず一つ目のポイントは「読んでいるうちに勝手にビジネススキルが身についてしまう」という事。アヤネが鳥取で全国一位のお店を実現させるために行っていく行動のひとつひとつはとてもリアルで、それに対しての変化などもしっかり漫画の中で描かれるため、情報がすっと頭に入ってきて普段の自分の行動に結びつきやすい。
ビジネス書で同じ内容を読んで実現する事は難しいという方も、この作品を読むとマネジメントスキルやお客様を理解し、それに応じた行動を行う顧客目線での考え方が付いていくのだ。これはこの作品最大の魅力と言っても過言ではないだろう。

そして漫画ファンの心を掴む、細かなそっと仕込まれたギャグも忘れてはいけないポイント。「あの漫画のあのセリフじゃん!」みたいなギャグをそっと添えるなど、思わず気づいたときに笑ってしまう仕掛けが盛りだくさんなのだ。

ビジネスとギャグを両立させ、しかもヒロインとして女性キャラの魅力も非常に強い。
まさに一気読み回避不可能な作品だ!!

この作品はマンガアプリ「マンガワン」で連載されている。
まずはぜひマンガワンで気軽に1話を試し読みしていただけたらと思う。
1話の時点でめちゃくちゃ面白いのでそれだけで読むのを止められなくなる方は多いかもしれないが。

(文:仕掛け番長)

仕掛け番長のおすすめ本

おしえて!BLソムリエお兄さん

ヒマチの嬢王

出版年月:2018年11月
著者:茅原クレセ
出版:小学館

“仕掛け番長”栗俣力也

【コンシェルジュ】仕掛け番長

栗俣力也(くりまた・りきや)。絶版書の復刊プロデュースを数多く仕掛け、ヒット本を発掘することで知られ、読者や出版業界関係者に「仕掛け番長」の愛称で呼ばれる本が大好きな日本男児。

仕掛け番長の記事一覧 Twitter(@maron_rikiya)

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