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魔法が絶対の世界で魔法が使えない主人公の“生きる道”とは?――『杖と剣のウィストリア』

杖と剣のウィストリア

魔法は使えなくとも剣の才能がずば抜けている設定がアツい

ファンタジーやRPGなどで好きな能力、職業を選ぶ際、もっとも大きなくくりとして出てくるのが、剣(武器)と魔法ではないだろうか(※もちろん厳密には当てはまらないものがあるのは承知)。そんな2大ファンタジー要素には、どちらもメリット・デメリットがそれぞれあるが、本作は「魔法至上主義世界」が舞台となっている。そう、この世界では魔法が使えない者は“無能”とされてしまうのだ。

そんな興味深い設定の中、主人公は魔法が使えない。ただ彼は剣の才能に秀でており、いわば世界で唯一の剣士。いろいろと“ツッコミどころ”は満載だが、それすらも作風として取り込むかのようなテイストで、ささいなことが気にならないほどの熱量でグイグイと突き進んでいくストーリーは悪くない。キャラクターも魅力的で単純にカッコいい。

ダンジョンや学園、異種族などファンタジーの王道要素がふんだんに盛り込まれる中、主人公が魔法は使えなくとも幼いころの約束を果たすために高みを目指す姿は、ストレートに胸アツだ。4巻では学年トップ3とパーティを組み試験に臨むことになるのだが、アクシデントを乗り越え意外な事実が判明したり友情を深めたりするのもいい。この先主人公がどう成長していくのか。見守りたい。


杖と剣のウィストリア

原作:大森藤ノ 著者:青井聖/出版社:講談社

杖と剣のウィストリア

4巻までレンタル・発売中

【フリーライター】遠藤政樹

【フリーライター】遠藤政樹

映画やドラマ、アニメにマンガ、ゲーム、音楽などエンタメを中心にインタビューやスチール撮影ありのイベント取材、コラム、レビューを執筆。IT系や企業案件もこなせるフリーの編集・ライター。お仕事も随時、募集中。

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