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講談社『デザート』25周年記念企画、人気作家インタビュー第二弾!『つむぐと恋になるふたり』タアモ先生【TSUTAYAの名物企画人“仕掛け番長”のススメ】

つむぐと恋になるふたり

©タアモ/講談社

講談社『デザート』25周年記念企画第2弾。
2022年7月発売の9月号にて『デザート』が25周年を迎えました!
多くのヒット作を生み出し続けてきた『デザート』のそんな25周年をお祝いし、TSUTAYA NEWSでは『デザート』の人気作家さんにインタビュー。

第2回目は現在『つむぐと恋になるふたり』を連載中のタアモ先生に漫画家を目指したきっかけから『たいようのいえ』『あつもりくんのお嫁さん(←未定)』などの今までの作品の思い出話、そして最新作である『つむぐと恋になるふたり』についてなど色々聞いていきたいと思います!

タアモ

【プロフィール】タアモ

「ベツコミ」(小学館)などで活躍の後、2010年より講談社「デザート」にて『たいようのいえ』(講談社刊)を連載開始。同作にて第38回講談社漫画賞少女部門を受賞。代表作はほかに『地球のおわりは恋のはじまり』『あつもりくんのお嫁さん(←未定)』(講談社刊)、『初恋ロケット』、『アシさん』(小学館刊)など多数。

Twitter(@taammoo)

言葉が巧みで、またそれを使いこなす技術も巧みな作家さんが好き

栗俣(インタビュアー):まず最初に、タアモ先生が漫画家になられたきっかけについてお伺いしてもよろしいでしょうか?

タアモ先生:ずっと続けてることが漫画だけだったので辞めてしまうのは勿体ないなと思ったことです。

栗俣:タアモ先生が影響を受けた作品、また憧れの作家さんなどいらっしゃいましたら教えて下さい。

タアモ先生:少女漫画家ならいくえみ綾先生、矢沢あい先生、水城せとな先生です。言葉が巧みで、またそれを使いこなす技術も巧みな作家さんが好きなんだと思います。

栗俣:恋愛だけにとどまらず恋を中心としつつも家族愛や、人としての成長、誰もがぶつかる思春期の悩みについてなど色々なテーマで多くの読者を魅了してきたタアモ先生。『デザート』25周年の中でもそんなタアモ先生の作品を特別に感じている読者は決して少なくないはずです。
今回はそんなタアモ先生の作品について、それぞれ思い出深い場面はどこかをお伺いしていきたいと思います! まずはやはり『たいようのいえ』ですがいかがでしょうか?

タアモ先生:基や真魚が観覧車に乗っているシーンです。その時たまたま臨時で入ってくださったアシスタントさんがめちゃくちゃ美しく仕上げてくださってとてもキレイになりました。

タアモ『たいようのいえ』

©タアモ/講談社

栗俣:あのシーン凄く綺麗ですよね…そんな隠れエピソードがあったのですね! 続きまして『地球のおわりは恋のはじまり』に関しましてはいかがでしょうか?

タアモ先生:恐竜博に行くデートのシーンかなあ。

栗俣:『あつもりくんのお嫁さん(←未定)』についてもよろしくお願いします!

タアモ先生:1話のお祭りのシーンです。実際取材に行ったので楽しく描きました。攻める女の子が好きなのでそういうシーンは全部楽しく描きました。ただ、すみません……自分の漫画を全く読み返せないタイプの漫画家なので……全然覚えてなくて大変申し訳ないです。

タアモ『あつもりくんのお嫁さん(←未定)』

©タアモ/講談社

栗俣:お祭りのシーン、イタチが「東京に行く」という決意と綺麗なお祭りの景色が印象的で凄く記憶に残ってます。おっしゃる通りタアモ先生の描く攻めるヒロイン素敵ですよね! 

最新作では、すごい少女漫画! という漫画に挑戦してみたかった

栗俣:タアモ先生の描く登場人物たちの関係性は、お互いがお互いを支え合い、成長させていきます。最初は単純な想いから始まったものだとしても、物語を通してその感情は成長し、好きのさらに向こう側にある大切なものを描かれているように思います。趣味や好きなものが同じという表面的な事ではなく、人と人とが出会い一緒にいるために本当に大切なものは何か。その答えがタアモ先生に作品には詰まっているように感じています。
今までのデザート連載3作品を踏まえてのご質問となるのですが、タアモ先生の考える恋愛とはいったいどんなものなのでしょうか?

タアモ『つむぐと恋になるふたり』

©タアモ/講談社

タアモ先生:お互い足りないものを補っていく関係なのかなと思います。

栗俣:そして最新作『つむぐと恋になるふたり』についてここからはお伺いしていきたいと思います! 本作は一人でいる事が好き、融通が利かない人付き合いも得意じゃない。そんな少女、紬を主人公として描かれた物語です。今の時代を投影したような紬は、しかしどこか寂しさも持っていて、それはまさに一人が楽しいと思っている人誰もがどこかで持っている想いなんだと思います。この作品を描かれたきっかけは何だったのでしょうか?

タアモ『つむぐと恋になるふたり』

©タアモ/講談社

タアモ先生:一度すごい少女漫画! という漫画に挑戦してみたくて、たくさん少女漫画を読んで分析しそこから構想しました。それと、自分がだんだん人付き合いって大変だなあと思うようになったことです。昔はたくさんの人と仲良くしたい! と思うタイプで割りとアグレッシブだったのですが、今は真逆になってしまいました…。

栗俣:ひょんな事から関わるようになった亮太朗と接する事で少しずつ生まれてく紬の心の変化。これから二人の関係はどうなっていくのか、目が離せない本作なのですが…。言える範囲で今後の展開の注目ポイントについてお伺いできますか?

タアモ先生:紬がいろんな人と関わっていく様子を早く描きたかったので、そのあたりです。そこに立ち向かっていくために亮太朗との恋愛を成立させ少し心を強くしました。

タアモ『つむぐと恋になるふたり』

©タアモ/講談社

タアモ先生思い出の作品は『ウラ!うらら』

栗俣:『デザート』25周年という事で、9月号発売に合わせSHIBUYA TSUTAYAなど全国のTSUTAYA10店舗で記念のフェアを実施しております。『デザート』の作品でタアモ先生の思い出の作品をぜひお伺いしたいです。

タアモ先生:岩下慶子先生の『ウラ!うらら』ですね。強くてちょっとおかしくて男の子をガンガン攻めちゃう女の子がかわいくて好きなんです。

栗俣:うららは一度読んだら忘れられないタイプのヒロインですよね! 知らなかったという方にもこれをきっかけにぜひ一度うららのパワーに触れていただきたいですね! 最後にデザート読者、そしてタアモ先生のファンの皆様にメッセージをお願いいたします!!

タアモ先生:いつも読んでくださってありがとうございます! 楽しく読んでいただける漫画を描けるように頑張りたいです! 8月に『つむぐと恋になるふたり』の2巻が発売になりますのでどうぞよろしくお願い致します。

栗俣:タアモ先生、今回はありがとうございました!

仕掛け番長のおすすめ本

つむぐと恋になるふたり

つむぐと恋になるふたり

出版年月:2022年8月
著者:タアモ
出版:講談社

“仕掛け番長”栗俣力也

【コンシェルジュ】仕掛け番長

栗俣力也(くりまた・りきや)。TSUTAYA IPプロデュースユニット 企画プロデューサー。
TSUTAYA文庫、コミック、アニメグッズの企画を担当。10年以上のキャリア持つ書店員でリアル店舗からヒット作を次々と生み出す事から仕掛け番長と呼ばれる。人生のバイブルは『鮫島、最後の十五日』

仕掛け番長の記事一覧 Twitter(@maron_rikiya)

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