ペ・ドゥナ来日! 東京フィルメックスで主演作『扉の少女(仮題)』について語る

(C)2014 MovieCOLLAGE and PINEHOUSE FILM, ALL RIGHTS RESERVED

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ハリウッド作品『クラウドアトラス』や『空気人形』のぺ・ドゥナ&『アジョシ』『冬の小鳥』のキム・セロンが主演、カンヌ映画祭「ある視点」部門に招待されたことでも話題の『扉の少女(仮題)』が、11月22日(土)より開催中の東京フィルメックス・コンペティション部門にて上映され、24日(月・祝)の上映後に主演ぺ・ドゥナ、チョン・ジュリ監督による舞台挨拶が行われた。

同作で監督を務めたのは、『影響下にある男』で釜山国際映画祭のソンジェ賞を受賞したことをはじめ、『11』『The Wind Blows To The Hope』など、多数の短編映画を通じて期待を集めてきた新鋭チョン・ジュリ監督。港町を舞台に女性警察官と一人の少女との出会いを、家庭内暴力、セクシャルマイノリティ、外国人の不法就労問題など様々な社会問題を交えて力強く描ききる希望の物語。

朝からの開催に、「実は私は夜型で、ふくろうのような生活をしている。こんなに朝早くから映画を観に来るというのはなかなかない」というペ・ドゥナ。今回は母国語での出演のため、ストレスなく撮影をやり切れたという。「私の持っているものを100%すべて発揮できると思うので、韓国映画にできる限り出演し続けたい」と自国の作品に対するこだわりを語った。

また、「どうしたら一番寂しい2人が出会うことができるのかかなり悩んだ」という自身の役柄設定に関しては「ひとつまず最初に思いついたのが、実の母親に逃げられてしまって義父の元にいて、その義父から虐待を受けている少女。もう一人は、女性警察官のヨンナム。韓国は男性中心の社会ですが、その中で年上の男性たちを部下にしなけれけばならない幹部の立場にいる女性。私は“もっともっと寂しい女性”ということを思い描いていたので、「同性愛者」という、アイデンティティを盛り込んだのです。ヨンナムという人物は、運命の中に自分を閉じ込めなければならない本当に寂しい境遇にある人物」とコメント。

「一緒に勉強していくという気持ちになれるから、女性監督と一緒に仕事するのが大好き」と、男性監督との仕事感の違いを披露。さらに「特に女性監督の場合には女性のキャラクターを作る上で、とてもいいヒントくれると信じているので演技もしやすい。チョン・ジュリ監督とは年齢も近かったので友達のような感じで、ある時はお姉さんと妹のような感じで、一緒に作っていくことができました」と充実した現場だったことを明かす。

これを受けたチョン・ジュリ監督は「ぺ・ドゥナさんは1日も休まず、撮影に臨んでくれたし、現場のみんなを励ましてくれたのも彼女。私にとって一番の心強い同士でした」と感謝の意を述べ、舞台挨拶を締めくくった。


映画『扉の少女(仮題)』
2015年 GWよりユーロスペースほかにて全国順次ロードショー!

【STORY】
とある港町に、ソウルから左遷されたやってきたエリート警察官だった派出所の所長ヨンナム(ぺ・ドゥナ)。ある日、母親が蒸発し養父ヨンハ(ソン・セビョク)と義理祖母に虐待される少女ドヒ(キム・セロン)と出会う。
ドヒを助け出そうと奔走するヨンナムだか、彼女自身の過去が明らかになり、全てを失う危機にさらされる。ヨンナムを救おうとドヒはひとつの決断をするが…。

監督:チョン・ジュリ プロデューサー:イ・チャンドン
出演:ぺ・ドゥナ、キム・セロン ソン・セビョク
2014年/韓国/119分/ 配給:CJ Entertainment Japan

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アーティスト情報

ペ・ドゥナ

生年月日1979年10月11日(39歳)
星座てんびん座
出生地

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