【レビュー】造形のオリジナリティに脱帽―『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』

(C)&TM 2015 Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.

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ストーリー

ルーク・スカイウォーカーとレイアは冷凍されたハン・ソロを救い出すため、惑星タトゥイーンへ。極悪なジャバ・ザ・ハットの根城に潜入し、大捕り物の末、救出に成功する。

ジェダイの修行を途中で抜け出していたルークは、再度、師であるヨーダのもとへ。そこで、ダース・ベイダーの正体がかつての彼の父アナキン・スカイウォーカーであること、さらにレイアが妹であることを知らされる。

その頃、皇帝パルパティーンとダース・ベイダーは、森の惑星エンドアに第2の要塞デス・スター建設計画を進めていた。

一気に増えた“着ぐるみ”に注目

“エピソード6”にあたる本作は、1983年の公開時、日本では副題が『ジェダイの復讐』だった。97年に最新CG技術などを使ってシーンの差し替えなどが施された《特別篇》公開時にもそれが踏襲されていたが、のちに『ジェダイの帰還』に変更された。

一方、原題は“Return of the Jedi”で初めから変わりないのだが、公開直前までは“Revenge of the Jedi”だったとのこと。「ジェダイに復讐という言葉は相応しくない」という理由で、急きょ差し変わったそうだ。ちなみに、2004年秋に発売された旧三部作DVD-BOXのタイミングから、日本でも正式に『ジェダイの帰還』に統一された。

前置きが長くなりました――。この“エピソード6”で、一気に増えた“着ぐるみ”に注目。その造形のオリジナリティには脱帽だ。

まずは、惑星タトゥイーンを牛耳るジャバ・ザ・ハット。悪の権家ともいえるその姿はひと目見れば忘れられないほどの容姿だ。その取巻きたちとの宴会シーンは、作り手の“お遊び”感覚も楽しめる。続いては、惑星エンドアでルークたちが遭遇する森の原住民、イウォーク族たち。1メートル程度の身長で、クマのぬいぐるみのような外見は愛くるしいが、原始的な戦法で帝国軍に向かって行くさまは逞しくもあり。ワーウィック・デイヴスほかの小人症の俳優たちが大活躍だ。

さて、トリロジーの最終回として、何と言ってもルークとダース・ベイダーの“父子対決”がハイライト。ついに父が息子の軍門に下ったとき、ダークサイドに落ちながらも、結局、最後の良心を捨てきれなかったダース・ベイダー。その人間臭さゆえ、悪役でありながらファンに愛されるキャラクターになったのだろう。そのあたりは“エピソード1~3”を観ればさらに理解が深まるハズ。

映画の最後、勝利の祝宴の傍らでルークは自分を見守るヨーダとオビ=ワン、そしてジェダイ・ナイトだった頃の父を見る。このシーン、DVD版のタイミングでのちに若き日の父=アナキン・スカイウォーカーを演じるヘイデン・クリステンセンに差し替えられている。

(文・川井英司)


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Star Wars (C) & TM 2015 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

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『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』
『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』

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