[Alexandros]川上洋平のTSUTAYAで迷ったらコレを観よ!

『チャイルド44 森に消えた子供たち』

TSUTAYA常連の[Alexandros]川上洋平が新作DVDをご紹介! 今月はベストセラー小説を映画化したリドリー・スコット製作のミステリー。

『チャイルド44 森に消えた子供たち』

『チャイルド44 森に消えた子供たち』

スターリン政権下のソ連で、少年の変死体が次々と発見される。秘密警察のエリート捜査官が、事故死として処理しようとする政府に背き、事件の真相に迫る。

2016.1.6 RENTAL
'15年・米
監督/ダニエル・エスピノーサ
出演/トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン

重い歴史的背景が重厚感を与える

クリスマスシーズンですが「このキラキラした雰囲気、俺には必要ないぜ!」と世間と逆行し、重々しいムードに浸りたいと思っている、そこのダンナ。この映画はオススメでござんす。

舞台は'53年のソ連。「There is no murder in paradise(楽園に殺人は存在しない)」と冒頭にあるように、当時のソ連を説明すると「理想社会である社会主義国家で殺人事件なんて起きるわけがない! そんなものは資本主義の産物だ!」ということになります。なので、当然捜査もずさんで、適当な犯人を逮捕していました。そんななか、少年を狙った連続猟奇殺人事件が発生します。しかし、事故として片付けようとする秘密警察の上層部。捜査官レオ(ハーディ)は疑問を抱きながらも上の指示に従います。その後、レオはスパイ容疑のかかる妻をかばったため、田舎町に左遷。しかし、そこでも殺人事件は起こるのです。

とにかく観ごたえがありました。ミステリーに分類されるでしょうが、重い歴史的背景が重厚感を与え、社会派ドラマとしても観ごたえ充分。事件を解決しようとしても社会から追い詰められてしまうという、今では考えられない設定が緊張感を生みます。フィクションですが、実際このような事件があったと思うとゾッとしますね。国や時代が違うだけで“正義”の定義がここまで違ってしまうのかという、恐ろしい事実を教えてくれます。

主人公は『ダークナイト ライジング』の敵役を演じたトム・ハーディ。ロシアなまりの英語がめちゃくちゃハマっていました。そして同じくノーラン版バットマン仲間のゲイリー・オールドマンも、彼を手助けする「なんだかんだ言って、やっぱあんたいい人やん」な役を演じています。レオの奥さんも『ミレニアム』シリーズのノオミ・ラパス嬢。この配役だけでも重々しいシリアス映画を期待する方には申し分ないはず。クリスマスシーズンに敢えて、この映画に挑戦してみてはいかがでしょう?

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◆PROFILE

[Alexandros]A写
個人写真

ツアー真っただ中です!

[Alexandros]

'01年結成の4人組ロックバンド。メンバーは川上洋平(Vo &G)、磯部寛之(B&Cho)、白井眞輝(G)、庄村聡泰(Dr)。現在までにシングル10枚、アルバム5枚、映像4作品をリリース。

●今後のスケジュール
[ライヴ]
COUNTDOWN JAPAN 15/16
■12月29日 幕張メッセ国際展示場1〜11ホール、イベントホール

TOUR 2015 "ご馳走にありつかせて頂きます"(振替公演)
■2016年1月7日、8日 仙台Rensa

[レギュラーTV番組]
毎週月曜22:00〜 「Welcome! [Alexandros]」 (SPACE SHOWER TVにて)

[Alexandros] オフィシャルサイト

チャイルド44 森に消えた子供たち

チャイルド44 森に消えた子供たち

出演者 トム・ハーディ  ゲイリー・オールドマン  ノオミ・ラパス  ジョエル・キンナマン  パディ・コンシダイン  ジェイソン・クラーク  ヴァンサン・カッセル  グザヴィエ・アトキンズ  マーク・ルイス・ジョーンズ  ファレス・ファレス
監督 ダニエル・エスピノーサ
製作総指揮 アダム・メリムズ  エリーシャ・ホームズ  ダグラス・アーバンスキー  ケヴィン・プランク  モリー・コナーズ  マリア・セストーン  サラ・E・ジョンソン  ホイト・デヴィッド・モーガン
脚本 リチャード・プライス
原作者 トム・ロブ・スミス
音楽 ヨン・エクストランド
概要 トム・ロブ・スミスのベストセラー・ミステリー『チャイルド44』をトム・ハーディ主演で映画化。スターリン独裁政権下のソ連を舞台に、国家が揉み消した連続猟奇殺人事件の謎を追う一人のエリート捜査官の運命を描く。監督は「デンジャラス・ラン」のダニエル・エスピノーサ。1953年、スターリン政権下のソ連。ある夜、国家保安省(MGB)のエリート捜査官レオは、戦友の息子が変死体となって発見されたことを知る。事件性は明白だったが、上司は“理想国家のソ連に殺人は存在しない”との理由で事故死として処理するよう命じる。疑念が拭えない中、今度は最愛の妻ライーサにあらぬスパイの容疑がかけられ、レオに妻を告発するよう圧力がかかる。これを拒否したため、地方の警察署に飛ばされてしまうレオだったが…。

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