「恐竜映画」といえば『ジュラシック・パーク』! 宇多さんが見どころを解説する一方で、玉さんは…【水曜バラいろショー/2月3日放送】

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玉袋筋太郎(以下:玉さん)&RHYMESTER宇多丸(以下:宇多さん)の映画好きコンビが贈る「水曜バラいろショー」。角川愛を語り尽くして尺をオーバー(?)、番組後半の「大人が知るべきニュースランキング 今夜は寝れ9(ナイン)!!」を飛ばす事態になるなど読めない展開となった前回放送から早1ヵ月。その余韻から今日はスタート?
TSUTAYAのランキング、玉さんは「違和感」?
宇多:早いですね。先月の「角川映画」からあっという間ですよ。
玉:嬉しいね。紹介したら角川さんからDVDがゴソッと来たもんね。
宇多:来てないです(笑)。ちょっとした要求です。
玉:職権乱用(笑) ※今日の「バラいろジャッジ」のテーマ
宇多:職権乱用でございます。ということで本日のテーマは…
玉:こちらっ!

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玉:恐竜映画! ガオー!!
宇多:いろんな恐竜映画ありますよね。『恐竜100万年』とか『恐竜グワンジ』…
玉:懐かしいじゃない!
宇多:いろいろありますけどね、皆さんが思い浮かべる恐竜映画とはどういうものか、TSUTAYAさんに「恐竜映画ランキングTOP5」をとっていただきましたんでね、見てみましょう。

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玉:さあ見て、みなさん。あるでしょ、それぞれ観た映画が……あれっ? 『ドラえもん』??……ちょっと待ってよ。これおかしいな…
宇多:このTOP5はおかしいですか?
玉:1位はやっぱりREXじゃないとね。
宇多:『REX 恐竜物語』ってまた角川映画…
玉:また角川映画なんだけど…あれっ…『ドラえもん』ってこんなに入ってるんだね。
宇多:とはいえね、やっぱり恐竜映画といえばこういうことです。本日は『ジュラシック・パーク』シリーズ4作を紹介します。去年公開された最新作『ジュラシック・ワールド』も入った『ジュラシック・パーク コンプリートBOX』が2月24日に発売されると。
玉:発売されるんだって。その前に俺たちのところに送ってくれるらしんですよ。
宇多:暗に要求ということでございますね。
玉:(笑)
『ジュラシック・パーク』=映画史を変えた一作
宇多:『ジュラシック・パーク』四作の見どころというかポイントを紹介させていただきます。
玉:いいねいいね。
宇多:まず一作目『ジュラシック・パーク』。
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大富豪ジョン・ハモンドの招待で、古生物学者グラントとサトラー、そして数学者マルコムが南米コスタリカの沖合いに浮かぶ島を訪れた。そこは太古の琥珀に閉じ込められたDNAから遺伝子工学によって蘇った恐竜たちが生息する究極のアミューズメント・パークだったのだ。だがオープンを控えたその“ジュラシック・パーク”に次々とトラブルが襲いかかる。嵐の迫る中、ついに檻から解き放たれた恐竜たちは一斉に人間に牙を剥き始めた。
宇多:見どころはこちらです。やっぱりこれですね。

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宇多:今の目で見ても遜色ない、存在しないはずのモノ(恐竜)が「ホントにそこにいる!」感。これが何しろすごい!(映像を見ながら)サム・ニールとローラ・ダーンのリアクション(※驚いた顔をしている場面)が大事なんですよ。
玉:このリアクション。
宇多:CG技術は今見ても遜色ないんですが、このリアクションが見事なことによって…あの時の観客の気持ちそのままじゃないですか。「本当にいるように見えるよ!」って。これは映画史上の革命なわけですね。CGでいろんなビジュアルが作れるようになりましたけど、これはCGだけじゃなくて実際の作り物(「アニマトロニクス」の恐竜)も混ぜて撮っていますから。スピルバーグはCG一辺倒ではなくて観せ方も非常にうまい。
玉:でもね、西武のユネスコ村行ったらいるよ? T-REX(ティラノサウルス)。…あれも作りものか!
宇多:あれが作りものです!(笑)。『ジュラシック・パーク』は映画史を変えた一作と言ってもよろしいんじゃないでしょうか。
スピルバーグは『ゴジラ』が撮りたかった?
宇多:続いて二作目『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』。
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コスタリカの沖合いに浮かぶ離れ小島、ロス・シンコ・ムエルタス。そこは“サイトB”と呼ばれる、<ジュラシック・パーク計画>において恐竜をクローン生産させるための拠点だった。ところがハモンドの会社は倒産寸前で、この危機を救おうと甥のルドローは恐竜を生け捕り、見せ物にする計画を発表する。マルカムはハモンドに探検隊のリーダーを依頼されたが、一度は断った。だが恋人の恐竜学者サラがすでに出発したことを知り、慌てて彼も“サイトB”へ向かうのだが……。
宇多:見どころはこちら!

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宇多:前半は猛獣狩り映画、後半は怪獣映画。
玉:おぉー。
宇多:ジョン・ウェイン主演の『ハタリ!』というアフリカで猛獣狩りする映画があるんですけど、これのオマージュ的なところは一作目にはなかったスピルバーグの映画マニアっぷりが出たようなところじゃないですかね。で後半はT-REXがニューヨークに連れてこられちゃう。要は都市に巨大で凶暴な生物が来てしまって、というタイプの怪獣映画化。つまり、スピルバーグは本当は『ゴジラ』が撮りたい人だったんですよね。なので、『ゴジラ』的なことをやっていると。
監督交代で「飛ぶ恐竜を飛ばさない」?
玉:よし来いっ!
宇多:三作目。監督はスピルバーグからジョー・ジョンストンに変わっての『ジュラシック・パーク III』。
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パラセーリング中に遭難した少年を助けるため捜索チームがある島に向かった。しかし、そこはあの恐竜たちが棲息する島のすぐ近くだった。かつて、恐竜の島で恐怖の体験をしたグラント博士(サム・ニール)。不本意ながらもチームに同行するハメになった彼の不安は案の定的中し、今までに見たこともない巨大で凶暴な恐竜と対峙することに……。
宇多:見どころはこちらです。

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宇多:タイトな尺でノンストップパニックアクション! そしてT-REXより強いヤツが出る!
玉:えぇー! いるの!?
宇多:まずね、タイトな94分。
玉:観やすいよね。
宇多:すぐにノンストップアクションが始まる構成、これが特徴ですね。そして三作目にしてスピノサウルスというね、ティラノサウルスより強い恐竜が出てくると。実際はそうじゃないらしいんですが。あと、変わった見せ場では、吊橋のシーンでプテラノドンが羽を折りたたんだままやってくる…
玉:やだねー。
宇多:この辺りはね、なかなかフレッシュな観せ方をするなと。
玉:飛ばさなかったっていうね。
宇多:敢えて飛ばさないという。アクション要素としては非常に面白い作品です。
玉:いい映画だよー。
『スター・ウォーズ』新作を任される監督が手がけた“恐竜総進撃”
宇多:そして四作目。昨年ね、世界的に大ヒットしました『ジュラシック・ワールド』。監督がコリン・トレボロウという新鋭監督。『スター・ウォーズ エピソード9』(2019年公開予定)の監督にも内定しております。
玉:内定だよ!
2月24日レンタル&発売開始
コスタリカ沖のイスラ・ヌブラル島では、かつて多くの犠牲者を出した“ジュラシック・パーク”に変わる新たな恐竜テーマ・パーク“ジュラシック・ワールド”がオープンし、連日多くの観光客でにぎわっていた。折しもパークでは、Tレックスよりも巨大で凶暴な新種の恐竜“インドミナス・レックス”を遺伝子組み換え操作で創り出し、新たな目玉アトラクションとして準備中だったのだが…。
宇多:見どころはこういうことだと思います。

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宇多:『怪獣総進撃』ならぬ“恐竜総進撃”。そしてもう一つは『ジュラシック・パーク』MEETS『インディ・ジョーンズ』。要は、『ジュラシック・パーク』の見どころとはコレ! ということで、それぞれの恐竜たちの見せ場? その恐竜が一番おいしく見える見せ場。そして最後はどっちの恐竜が強いか、ということですよ。
玉:あぁ~。
宇多:やっぱりね、三作目ではスピノサウルスが出てきましたよ。…ねぇ、『ジュラシック・パーク』の横綱はアイツ(本作の新種)でしょ。横綱の登場シーン、たまらないものがありますね。そしてもう一つの要素として、明快なヒーローがいないシリーズでしたが、今回はクリス・プラットという『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の主役で一気にスターダムにのし上がった彼が、リメイクのインディ・ジョーンズ役、なんて噂もありましたが、まさにこの作品では『インディ・ジョーンズ』的な役割ですね。ラプターたちを手懐けてね、バイクに乗った人間と並走するところは燃えるところですよね。要は猛獣使いみたいな…
玉:安達祐実とREXが仲よかったところと一緒だよね。
宇多:それは…(笑)。あれはどっちかっていうと『E.T.』に寄せてきた作りでしたけど。
玉さん「恐竜のような肉食獣が今、絶滅の危機に…」
玉:でもね、『ジュラシック・パーク』っていうのは、絶滅した恐竜のDNAを琥珀の中から取ったりしてね、再生したじゃないですか。一方芸能界はですね、恐竜のような肉食獣が今、絶滅の危機に瀕しているんですよ。
宇多:今肉食いないですもんね。
玉:芸能界の肉食恐竜はこちらでございます!(以下お約束)

今日はコレで勘弁して下さい。/Copyright(c) Tokyo Metropolitan Television Broadcasting Corp. Tokyo Japan All Rights Reserved.
恐竜の特徴をいつもの感じでズバッとネタに。肉食だけならまだしも、ギリギリを攻める玉さんは“草食恐竜”まで(こちらは名前だけですが、どストレートなやつばかり)をもネタにし、スタジオを今日も爆笑の渦に巻き込んでいくのであった。
次回のテーマは「5人映画」
宇多:次回のテーマは…
玉:コレはすごいよ。「5人映画」!

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宇多:ちょっと待ってください。「5人映画」…?
玉:5人がこう…いろいろ映画を回していくっていう。ライダーもの?いいじゃないですか。ドリフターズも5人だしね。
宇多:どうなるんでしょうかね。お楽しみに。
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