2月29日発表―2016年 第88回アカデミー賞簡易まとめ

今年もこの季節がやって来ました。

今年もこの季節がやって来ました。

2月28日夜(現地時間。日本時間29日)、第88回アカデミー賞(R)授賞式が開催された。前哨戦とも言える英国アカデミー賞やゴールデングローブ賞での受賞がどう響くのか? 各部門で2冠達成者が多いだけに、その動向にも注目が集まるが、一体どんなドラマが待ち受けているのか―。

作品賞―『スポットライト 世紀のスクープ』

史実モノが強いとされている作品賞だが、今年は、昨年作品賞に輝いた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続いて2年連続ノミネートされたアレハンドロ・G.・イニャリトゥ監督の『レヴェナント:蘇えりし者』がこの作品賞のほか12部門にノミネート。次いで多かったのはジョージ・ミラー監督の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の10部門。

作品賞ノミネート作品の中では、『マッドマックス~』が明らかに異彩を放っているが、世界に衝撃を与えた本作は「ひょっとしたら?」とも思わせてくれるほどのインパクトがあったことも事実。

作品賞は、『スポットライト 世紀のスクープ』が受賞!

火星でひとりぼっち

オデッセイ

リドリー・スコット監督

火星での探査ミッション中に事故に遭い、地球からはるか遠く離れた“赤い砂漠”にひとり取り残された宇宙飛行士マーク・ワトニー。NASAの全面協力のもと、彼の想像を絶する運命を描く

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スポットライト 世紀のスクープ

生粋の“ジャーナリスト映画”

スポットライト 世紀のスクープ

トム・マッカーシー監督

ボストンの数十人もの神父による児童への性的虐待を、カトリック教会が組織ぐるみで隠蔽してきた衝撃のスキャンダル。ボストン・グローブ紙の記者たちが、巨大権力の大罪を暴いた衝撃の実話

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ブリッジ・オブ・スパイ

真実に基づく奇跡の物語

ブリッジ・オブ・スパイ

スティーヴン・スピルバーグ監督

アメリカ合衆国と旧ソビエト連邦が、世界を二分し長きに渡り対立を続けていた東西冷戦下の1960年に起こった、世界を揺るがす大事件“U-2撃墜事件”の知られざる真実を基に映画化

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ブルックリン

変化の先にあるものは―

ブルックリン

ジョン・クローリー監督

1950年代、アイルランドとアメリカ――ふたつの祖国を持ち、ふたつの運命と愛の間で揺れながら美しく花開いていく女性の物語

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マネー・ショート 華麗なる大逆転

ウォール街 VS アウトロー

マネー・ショート 華麗なる大逆転

アダム・マッケイ監督

世界経済を襲ったリーマンショックの裏側でいち早く経済破綻の危機を予見し、ウォール街を出し抜いた4人のアウトローたちの真実の物語

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マッドマックス 怒りのデス・ロード

狂っているのはどっちだ? 俺か、世界か

マッドマックス 怒りのデス・ロード

ジョージ・ミラー監督

シリーズの生みの親ジョージ・ミラー監督による、30年ぶりの第4弾。走りだしたら最後、アドレナリンMAX。CGナシのリアル・アクション超大作

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母と息子の衝撃の感動作

ルーム

レニー・アブラハムソン監督

閉じ込められた〈部屋〉から、脱出した母と子。母は押し寄せる現実に立ち向かい、〈部屋〉しか知らずに育った息子は〈本当の世界〉と出会っていく―。

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監督インタビュー

レヴェナント:蘇えりし者

映画史上もっとも鮮烈で壮大なサバイバル・ドラマ

レヴェナント:蘇えりし者

アレハンドロ・G.・イニャリトゥ監督

ハンター、ヒュー・グラスの実話にインスパアされたマイケル・パンクによる同名小説を映画化。衝撃的な展開と壮絶なサバイバル、そして自然と自らの運命に抗った一人の男の再生を描く

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主演男優賞―レオナルド・ディカプリオ(『レヴェナント: 蘇えりし者』)

昨年の『博士と彼女のセオリー』に続いて、レッドメインの2年連続受賞はあるのか?それともついにディカプリオの悲願達成か…英国アカデミー賞とゴールデングローブ賞ではすでに2冠達成しているが…果たして?? レオナルド・ディカプリオ、悲願のオスカー獲得!

ディカプリオ、ついに悲願達成

ディカプリオ、ついに悲願達成

エディ・レッドメイン(『リリーのすべて』)
ブライアン・クランストン(『トランボ』)
マイケル・ファスベンダー(『スティーブ・ジョブズ』)
マット・デイモン(『オデッセイ』)
レオナルド・ディカプリオ(『レヴェナント: 蘇えりし者』)

【2016年 第88回アカデミー賞】ディカプリオが『レヴェナント:蘇えりし者』で悲願の主演男優賞受賞!

主演女優賞―ブリー・ラーソン(『ルーム』)

『ルーム』のブリー・ラーソンはディカプリオと同じく、前哨戦となる英国アカデミー賞とゴールデングローブ賞ですでに主演女優賞で2冠達成。このまま突っ走るのかそれとも…? ブリー・ラーソンが受賞!WOWOW中継にゲスト参加の大根仁監督も「これでトップ女優の仲間入り。日本で公開されたら間違いなく話題になる」と太鼓判。

『ルーム』のブリー・ラーソン(右)

『ルーム』のブリー・ラーソン(右)

ケイト・ブランシェット(『キャロル』)
シアーシャ・ローナン(『ブルックリン』)
ジェニファー・ローレンス(『JOY』)
シャーロット・ランプリング(『さざなみ』)
ブリー・ラーソン(『ルーム』)

【2016年 第88回アカデミー賞】『ルーム』のブリー・ラーソン、主演女優賞に初ノミネート、初受賞!

助演男優賞―マーク・ライランス(『ブリッジ・オブ・スパイ』)

英国アカデミー賞ではマーク・ライアンス、ゴールデングローブ賞ではシルヴェスター・スタローン。果たしてオスカーは誰の手に?? マーク・ライランスが受賞!!

ブリッジ・オブ・スパイのマークライランス

『ブリッジ・オブ・スパイ』のマークライランス

クリスチャン・ベール(『マネー・ショート 華麗なる大逆転』)
シルヴェスター・スタローン(『クリード チャンプを継ぐ男』)
トム・ハーディ(『レヴェナント: 蘇えりし者』)
マーク・ライランス(『ブリッジ・オブ・スパイ』)
マーク・ラファロ(『スポットライト 世紀のスクープ』)

助演女優賞―アリシア・ヴィキャンデル(『リリーのすべて』)

『スティーブ・ジョブス』のケイト・ウィンスレットが前哨戦で2冠!(英国アカデミー賞&ゴールデングローブ賞)。アリシア・ヴィキャンデルが見事受賞!

『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデル(左)

『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデル(左)

アリシア・ヴィキャンデル(『リリーのすべて』)
ケイト・ウィンスレット(『スティーブ・ジョブズ』)
ジェニファー・ジェイソン・リー(『ヘイトフル・エイト』)
ルーニー・マーラ(『キャロル』)
レイチェル・マクアダムス(『スポットライト 世紀のスクープ』)

【2016年 第88回アカデミー賞】『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルが初ノミネートにして助演女優賞を受賞!

監督賞―アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『レヴェナント: 蘇えりし者』)

英国アカデミー賞&ゴールデングローブ賞ではイニャリトゥ監督が一歩リード。2年連続でアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が受賞!

ジョージ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
アダム・マッケイ(『マネー・ショート 華麗なる大逆転』)
レニー・アブラハムソン(『ルーム』)
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『レヴェナント: 蘇えりし者』)
トーマス・マッカーシー(『スポットライト 世紀のスクープ』)

その他賞受賞結果

ジョージ・ミラー監督の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の強さが光る。

脚本賞(脚色)―★『スポットライト 世紀のスクープ』
脚本賞(オリジナル)―★『スポットライト 世紀のスクープ』
衣装デザイン賞―★『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
美術賞―★『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
メイク・ヘアスタイリング賞―★『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
撮影賞―★『レヴェナント:蘇えりし者』
編集賞―★『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
音響編集賞―★『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
録音賞―★『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
視覚効果賞―★『エクス・マキナ(原題)』
短編アニメ映画賞―★『ベア・ストーリー(原題)』
長編アニメ映画賞―★『インサイド・ヘッド』
短編ドキュメンタリー賞―★『ア・ガール・イン・ザ・リヴァー(原題)』
長編ドキュメンタリー賞―★『AMY エイミー』
短編実写映画賞―★『スタッタラー(原題)』
外国語映画賞―★『サウルの息子』(製作国:ハンガリー)
作曲賞―★『ヘイトフル・エイト』
歌曲賞―★「Writing's On The Wall」(『007 スペクター』ジミー・ネイブス/サム・スミス)

【2016年 第88回アカデミー賞】『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が最多6部門受賞!

作品レビュー

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賞レース予想

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⇒イベントで「受賞確実」と語っていたが、予想通りの結果に。
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過去のアカデミー賞を振りかえる

第87回アカデミー賞
└『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『博士と彼女のセオリー』『セッション』ほか
第86回~82回アカデミー賞
└『それでも夜は明ける』『ゼロ・グラビティ』『アメリカン・ハッスル』ほか


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