綾野剛、覚せい剤の打ち方は「G難度」、九州の被災者に向け撮影も許可―映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶

 

映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶より


25日(月)、映画『日本で一番悪い奴ら』の完成披露舞台挨拶が行われ、出演者の綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、 植野行雄(デニス)、ピエール瀧、そしてメガホンを取った白石和彌監督が登壇した。

本作は、稲葉圭昭によるノンフィクション小説「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」を基に、日本警察史上最大の不祥事と呼ばれる「稲葉事件」を描く作品で、主演を務める綾野は、悪に染まっていく北海道警察の刑事・諸星を演じる。

 

映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶より

劇中で26年にわたって諸星を演じている綾野は、「人っていうのは、状況や環境によって、服装も変われば髪形も変わるし、昔部下だった人が上司になったら、声のトーンも変わっていく。そういったことを、惜しげもなく表現してみました。これだけ長い年数(役を)生きることなんて、まずないですから、これは自分にとっては新しい表現の課題だなと思いまして、全キャスト、関係者の方々に共犯者になっていただいて、この役を生きることができたと、心から思っています」と撮影を振り返った。

 

中村は以前大河ドラマで共演した際に、「言ってくれれば一つ返事で受けるよ」と綾野に言っていたそう 映画『日本で一番悪い奴ら』完成披露舞台挨拶より

最近目にした“悪いこと”を聞かれた綾野は、「この映画の宣伝プロデューサーがいるんですが、その方の宣伝方法が非常に悪いなと。『日本で一番悪い奴ら』って、たぶん宣伝部も日本で一番悪いんだなって思ったんですけど、現職の刑事や警察の方々が劇場に入る際に、警察手帳を見せたら、割引するっていうキャンペーンを行おうとしていたんですよ(笑)」とコメント。続けて綾野は、劇中で覚せい剤を打つシーンを白石監督に絶賛され、「いやー、綾野君。あそこは“綾野”だよ。あれはG難度の(覚せい剤の)打ち方だから、“綾野”って名前を付けるべきだよ」と言われたエピソードを披露して、会場を沸かせた。

 

綾野の「悪(わる)イイねー」の掛け声に合わせ、キャノン砲から10万円札と諸星の名刺が発射されるという演出も

綾野は、「この作品は、一人の男が、色々な男、色々な人たちとかかわりあっていく中で、一つの答えを導く、最狂・最愛物語です。自分の感覚で、笑いたかったら笑っていただいて良いですし、とにかく心地よく見ていただきたいです。(中略)強度のあるシーンもたくさんありますが、そういったところも皆様に受け取っていただいて、楽しんでいただければ幸いです」と本作の魅力をアピールし、舞台挨拶の幕は閉じた。

 

フォトセッションの後には、自分たちが今何をしているのかを被災した九州の人々に伝えるため、会場に詰めかけたファンに撮影を促し、SNSなどでの拡散を頼む一コマも

(取材・文:岸豊)


映画『日本で一番悪い奴ら』

2016年6月25日[土]全国ロードショー

原作:稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫) 1月15日発売
監督:白石和彌 脚本:池上純哉 音楽:安川午朗 主演:綾野剛
企画:日活・フラミンゴ 製作:日活 配給:東映・日活
(C)2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会 www.nichiwaru.com @nichiwaru

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アーティスト情報

綾野剛

生年月日1982年1月26日(37歳)
星座みずがめ座
出生地岐阜県

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植野行雄

生年月日1981年7月17日(38歳)
星座かに座
出生地大阪府吹田市

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