新作映画『デッドプール』を観るべき3つの理由――ヒーロー界の“異端児”は、日本でも旋風を巻き起こせるか?

映画『デッドプール』より (C) 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

映画『デッドプール』より (C) 2016 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved.

『デッドプール』ってどんな映画?

元特殊部隊の傭兵だった主人公ウェイドは引退後、悪人を懲らしめては金を稼ぐ自由気ままな毎日を送っていた。しかし、原因不明の痛みに襲われ、全身にガンが転移していることが判明。余命が残りわずかとなった彼に、謎の男が「末期ガンを治せる」人体実験を持ちかける。しかし、驚異的な治癒能力と不死の肉体を手にした代償に、顔を含めて全身の皮膚がただれてしまったウェイドは、自作のコスチュームに身を包み“デッドプール”となって、復讐を誓う。

観るべき理由:1――ヒーロー界の異端児が、真面目顔なアクション映画を一蹴

現在公開中の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』をはじめ、数多くのヒット映画を生み出しているマーベル・コミック。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ウルヴァリン、スパイダーマンと多種多様なヒーローが活躍中だが、その中でも本作の主人公であるデッドプールは、お調子者で無責任。世界の平和より自分の欲望を優先し、悪と戦っている最中もおしゃべりが止まらないという、まさにヒーローとは対極に位置する存在だ。

遠慮も規制もなしに、徹頭徹尾やり過ぎレベルでエンターテインメントを追求した『デッドプール』は近年、混迷する現代社会を反映したよく言えばリアリスティック、悪く言えば“真面目な”アクション映画を鮮やかに一蹴している。

観るべき理由:2――まるでデッドプール本人?苦労人ライアン・レイノルズの“熱意”

主演を務めるのは、『デッドプール』の大ファンを公言するライアン・レイノルズ。当初は2005年に出演オファーを受けるも、映画の企画そのものが消滅し、大好きなキャラクターを演じる夢は幻に…。その後、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で念願のデッドプール役を演じるが、本人的にも世間的にもイメージが違う仕上がりで、思いは複雑。さらに人気コミックヒーローに扮した『グリーン・ランタン』は世界的に大コケと、レイノルズはデッドプール級の悲劇を味わった。
それでもあきらめなかったレイノルズの熱意に加えて、熱狂的なファンの声が背中を押す形で本作『デッドプール』は完成した。撮影中には難病の少年をセットに招待するなど男気も満点! 誰もが愛したくなるデッドプール像は、演じたレイノルズ本人の人柄があってこそなのだ。

観るべき理由:3――あのGACKTも太鼓判!「日本がつまらない国だと思われるのイヤ」

全米では『アバター』『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』を超えて20世紀FOX映画史上、最高のオープニング記録を樹立し、そのまま3週連続で全米ボックスオフィスの首位をキープした本作。過激なシーンが多いR指定映画として、史上最高の興収をマークしてしまう一大旋風を巻き起こした。つまり、大人が真剣にバカやった映画を、同じ大人が心底面白がって大歓迎したのだ。

「R指定のおかげで、PG-13では不可能な現実味を出せたと思う」と語るのはティム・ミラー監督。先日都内で行われたジャパンプレミアに出席したGACKTは本作に太鼓判を押し、「日本でヒットせず、(世界から)日本がつまらない国だと思われるのはイヤ」とヒットを祈願していた。果たして日本でも旋風を巻き起こせるか?

(文:内田涼)


映画『デッドプール』
大ヒット上映中

監督:ティム・ミラー
出演:ライアン・レイノルズ、モリーナ・バッカリン、エド・スクライン、T.J.ミラー、ジーナ・カラーノ
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画

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アーティスト情報

ライアン・レイノルズ

生年月日1976年10月23日(42歳)
星座てんびん座
出生地

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