ニコラス・ホルト主演『アウトバーン』と併せて観たい! 傑作カー・アクション映画3選

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『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のニコラス・ホルトと、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で主演を務めるフェリシティ・ジョーンズの共演作で、愛する女性のため、危険なミッションに挑む主人公の姿を描いたカー・アクション映画『アウトバーン』が6月10日より公開中。

本作の見どころは、シトロエンやベンツなどのドイツが誇る高級車の数々が、速度無制限の高速道路アウトバーンで木っ端みじんになるド派手なカー・アクション。そこで今回は、『アウトバーン』と併せて観たい、傑作カー・アクション映画を3本紹介する。

南仏を駆け抜ける最速・最強の「運び屋」

『トランスポーター』/監督:ユン・ケイ、ルイ・レテリエ

<あらすじ>依頼された荷物を目的地に確実に送り届ける凄腕の“運び屋”フランク(ジェイソン・ステイサム)は、怪しげな男から依頼を受ける。いつものように淡々と運搬を遂行するフランクだったが、荷物が生きた女性であることを知ってしまったことで、彼は依頼主が率いる犯罪組織に命を狙われてしまい…。

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今やカー・アクション映画の代名詞であるシリーズの一作目。BMWやベンツなどのドイツ車を中心とする高級車群がド派手にぶち壊されまくるストーリーは、車好きは涙なしには見られないだろう。主演を務めたステイサムは、初挑戦となった本格アクションを完ぺきにこなし、肉体派俳優としての地位を確立。序盤や終盤で見ることができる迫力のカー・アクションに加え、中盤での「コールタール・バトル」は必見。戦っている本人たちは大まじめなのに、見ているこちらは爆笑してしまう。

やりたい放題のB級・爽快・タランティーノ流カー・アクション!

『デス・プルーフ in グラインドハウス』/監督:クエンティン・タランティーノ

<あらすじ>ある晩、人気DJのジャングル・ジュリア(シドニー・タミーア・ポワチエ)が、何者かによって殺される。彼女を殺したのは、車で女性をひき殺すことに快感を覚えるスタントマン・マイク(カート・ラッセル)だ。次々と美女を殺すマイクが次に狙うのは、スタントウーマンのゾーイ(ゾーイ・ベル)、キム(トレイシー・トムズ)、そしてメイクアップ・アーティストのアバナシー(ロザリオ・ドーソン)の3人組。しかし、この3人組は、スタントマン・マイクが予想だにしない反撃を見せ、彼を少しずつ追い詰めていく…。

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1969年製のダッジ・チャージャー、1970年製のシボレー・ノヴァなど、いわゆるマッスルカーが大活躍する本作は、タランティーノが盟友ロバート・ロドリゲスと共に、かつて流行した2本立て形式「グラインド・ハウス」を復活させた作品の1本(もう1本は傑作ゾンビ映画『プラネット・テラー』)。なんといっても、女優・スタントウーマンとして活躍している(『オブリビオン』『ヘイトフル・エイト』などに出演)ベルが見せるノー・スタント・アクションが素晴らしい。スタントマンでも躊躇しそうな、ボンネット上での命懸けアクションを平然とこなすベルの姿は、「半端じゃない」の一言に尽きる。要所要所で挿入される名作映画へのオマージュや、タランティーノ監督の脚フェチっぷりが垣間見えるカメラワークなど、アクション以外にも見どころは盛りだくさん。

寡黙で謎めいたドライバーが魅せる、クールなドラマ

『ドライヴ』/監督:ニコラス・ウィンディング・レフン

<あらすじ>自動車修理工場で働く寡黙な男・ドライバー(ライアン・ゴズリング)は、ハリウッドのカー・スタントマンとして働く傍ら、犯罪者の逃走を手助けする運び屋でもあった。ある日、ドライバーはアパートで幼い息子と暮らす人妻のアイリーン(キャリー・マリガン)と出会い、恋に落ちる。徐々に距離を縮めていく2人だったが、アイリーンには服役中の夫スタンダード(オスカー・アイザック)がいた。ほどなく出所したスタンダードは、借金返済のために強盗計画を立ち上げ、ドライバーに闘争を手助けするよう頼む。ドライバーは悩んだ末に、アイリーンのために依頼を引き受けるのだが…。

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ゴズリングが演じたのは、カー・アクション史上、最も寡黙で、最も渋い主人公。不要な御託は一切並べず、その卓越したドライビング・テクニックによって1973年製シボレー・マリブを駆り警察を煙に巻く姿は最高にクールだ。儚げで色っぽい人妻を演じたマリガンに加え、その夫に扮したアイザック、修理工場のオーナー役を担当したブライアン・クランストン、ユダヤ系ギャングを怪演したロン・パールマンなど、今日のハリウッドを代表する豪華キャストのアンサンブルにも注目。全世界に衝撃を与えた「エレベーター」のシーンでは、現在まで話題作を生み続けているレフン監督の非凡なディレクションが光る。

(文:岸豊)


映画『アウトバーン AUTOBAHN』

6月10日(金) TOHO シネマズ 六本木ヒルズ、TOHO シネマズ 新宿ほか、全国ロードショー!

製作:ジョエル・シルバー/監督:エラン・クリーヴィー
出演:ニコラス・ホルト、フェリシティ・ジョーンズ、マーワン・ケンザリ、ベン・キングズレー、アンソニー・ホプキンス
原題:COLLIDE 2016 年/イギリス・ドイツ/99 分/カラー/スコープサイズ/5.1ch デジタル/字幕翻訳:風間綾平
配給:アスミック・エース/協力:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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