新作映画『ゴーストバスターズ』を観るべき3つの理由――“ヒロイン活躍”の時代を映しだすSFアクション大作

ゴーストバスターズ

『ゴーストバスターズ』ってどんな映画?

コロンビア大学の素粒子物理学博士エリン・ギルバートは、大学の終身在職権の審査を目前に控えたある日、物理とは真逆の“心霊”に関する著書を出版した過去がバレて、大学を追い出されてしまう。行き場を亡くした彼女は、本の共著者で現在も超常現象の研究を続ける幼なじみのアビーらとともに、幽霊退治を専門にした会社、その名もゴーストバスターズを設立する。ニューヨーク各地で目撃されるゴーストたちの目的とは?

観るべき理由:1――理系女子(=リケジョ)がお化け退治に大奮闘

本作で活躍するのは、元物理学者のエリン、心霊学者のアビー、天才発明家のホルツマンという個性あふれる理系女子(=リケジョ)。「頭はキレるが、男にはヨワイ」彼女たちに、長年地下鉄で働き、ニューヨークの歴史に詳しいパティが加わり、4人組となったゴーストバスターズはお化け退治に大奮闘する。

女性を主人公に据える“ヒロイン活躍”系のアクション&SF大作は、現在のハリウッドの大きな潮流だ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』はその代表例であり、ディズニーアニメに目を向ければ『アナと雪の女王』『ズートピア』など、ヒロインが(王子の助けを借りず)自らの運命を切り開く姿が多くの共感を呼んでいる。そんな時代に登場したのが女性版『ゴーストバスターズ』。オフィスで電話番をするケヴィンが、「イケメンだけど限りなくおバカ」という設定も皮肉が利いている。

観るべき理由:2――80年代の名作をリブート! ソニー・ピクチャーズの戦略

本作は80年代に世界中で旋風を巻き起こした同名映画のリブート作で、オリジナルは男4人組の物語だった。今回、スクリーンによみがえった“新星”『ゴーストバスターズ』は、オリジナル作への敬意とオマージュに加えて、ビル・マーレイら旧出演者のカメオ出演も実現し、往年のファンをニンマリさせている。

近年、ソニー・ピクチャーズは本作をはじめ、『ベストキッド』『ロボコップ』『トータルリコール』といった80年代~90年代初頭の名作を次々とリメイク。また、80年代を代表するSF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編(タイトル未定、2017年11月公開)の北米をのぞく世界配給も手がけている。かつて少年少女だった世代が親となり、子ども世代と一緒に80年代の名作を新たなスタイルで楽しむ…という戦略だが、その成否は?

観るべき理由:3――友近&直美がハマリ役!ずばり、日本語吹替え版がおすすめ

本作の公開を盛り上げるべく、日本を代表する女芸人の友近、渡辺直美、椿鬼奴、山崎静代(南海キャンディーズ)が“ゴーストバスターズ・ジャパン”を結成し、さまざまなプロモーションの現場で活躍を見せた。オリジナル版公開時(1984年)に映画とともに大ヒットした『ゴーストバスターズのテーマ曲』を日本語アレンジしたミュージックビデオにも4人は顔を揃え、その高い完成度は海を超えた本国アメリカで絶賛されている。

ゴーストバスターズ・ジャパンのメンバー(渡辺直美、友近、山崎静代、椿鬼奴)

ゴーストバスターズ・ジャパンのメンバー(渡辺直美、友近、山崎静代、椿鬼奴)

また、演技力にも定評がある友近と渡辺はそれぞれ主人公のエリン、相棒のアビーの吹替え版ボイスキャストに大抜てき。ただの話題作りかと思いきや、2人の声や演技がキャラクターに見事にハマっている。ゴーストがスクリーンから飛び出る特殊な3D上映が行われる本作だけに、ずばり日本語吹替え版をおすすめしたい。ちなみに鬼奴と山崎もチョイ役で出演しているので、聞き逃しなきよう。

(文・内田涼)


映画『ゴーストバスターズ』
8月19日(金)全国公開

監督:ポール・フェイグ  
製作:アイヴァン・ライトマン(『ゴーストバスターズ』シリーズ監督)  
キャスト:クリステン・ウィグ(『オデッセイ』)、メリッサ・マッカーシー(『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』)、ケイト・マッキノン(『テッド2』)、レスリー・ジョーンズ(「サタデー・ナイト・ライブ」)、クリス・ヘムズワース(『アベンジャーズ』)
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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アーティスト情報

渡辺直美

生年月日1987年10月23日(31歳)
星座てんびん座
出生地中・新北市板橋区

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友近

生年月日1973年8月2日(45歳)
星座しし座
出生地愛媛県松山市

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