「憎しみ合い映画」といえば、の『ヘイトフル・エイト』の真実を宇多さんが解説!―【水曜バラいろショー/9月7日放送】

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玉袋筋太郎(以下:玉さん)&RHYMESTER宇多丸(以下:宇多さん)の映画好きコンビが贈る「水曜バラいろショー」。本日お届けするのは「憎しみ合い映画」! いろいろな形はあれど、なんらかの憎しみ合いはほとんどあるような気もするが一体何だ??

※番組冒頭のコーナー紹介では思いっきり映像が流れていたため、ネタバレしてたけど、細けぇこたぁどうでもいいんだよ!

今日紹介したいのは、TSUTAYAのランキング作品にあらず!

宇多:ということで、やってきてしまいましたね。
玉:もう一月経ったんだねー。早い早い。
宇多:なんですかね、憎しみって…嫌ですねー。
玉:ホント、平和が一番だよ。
宇多:そんな憎しみ合いとか映画でわざわざ観たくない、って方もたくさんいらっしゃると思うんですがね。世の中の人はどんな映画を思い浮かべるのか、そのランキングがこちらです!

TSUTAYAレンタル累計ランキング「憎しみ合い映画」TOP15

「憎しみ合い映画」TOP15

1.『SAW ソウ』
2.『キル・ビル』
3.『ホテル・ルワンダ』
4.『セッション』
5.『猿の惑星:新世紀(ライジング)』
6.『プレステージ』
7.『地獄でなぜ悪い』
8.『犬神家の一族』(2006年版)
9.『キャリー』(2013年版)
10.『フェイス/オフ』
11.『アメリカン ヒストリーX』
12.『用心棒』
13.『キャリー』(1976年版)
14.『ノー・マンズ・ランド』
15.『犬神家の一族』(1976年版)

宇多:これを見てわかるのはですね、たいていの映画は憎しみの要素が入っていると。
玉:(笑)。そうしないと話が進まないという…
宇多:だいたい対立してそれを乗り越えるのが普通の話だろ、ってことで、(ランキングの作品に)何の共通点もございません。
玉:『犬神家の一族』は06年のほうが上なんだね。
宇多:これね、今の人はそうなっちゃっているのかな? まぁでも『セッション』とかね、怒鳴りあったりとかしてね。
玉:あれ厳しかったなぁ…。
宇多:『アメリカン ヒストリーX』なんてね、まさに“ヘイト”な映画もありましたが…
玉:あっ! やべっ!!
宇多:今回紹介するのは9月2日にDVDとBlu-rayが発売されたばかりのこの作品です。「憎しみ合い映画」といえばやっぱりこれでしょう!

オスカーを賑わせたタランティーノの最新作、日本で上映されたのは本来の形式ではなかった!

ヘイトフル・エイト

ヘイトフル・エイト

好評レンタル&発売中

タランティーノ監督による西部劇仕立てのミステリー。南北戦争から10年、猛吹雪のなか山小屋に集った8人のクセ者たちが、腹を探り合い、ついには殺し合いを繰り広げる。南北戦争の遺恨やそれぞれの思惑が渦巻くユーモラスな会話劇と、過激な暴力描写がさえわたる。タランティーノの過去作とリンクする要素も盛り込まれるなど、ファンサービスも忘れない濃厚な娯楽大作。第88回アカデミー賞では助演女優賞ほか3部門ノミネート、作曲賞を見事受賞した。

作品情報・レビューを読む

玉:来ました~。これだ!
宇多:映画公開は今年ですからね。第88回アカデミー賞でエンニオ・モリコーネが賞を獲ったりしましたけど。この作品の見どころはこちらでございます!

見どころはこれ!

宇多:日本では残念ながら上映不可能!! 失われた「映画の豊かさ」の復権!! これこそが見どころなんですね。

(映像観ながら)

宇多:日本で劇場公開されたんですよ。されたんだけど、この映画、実は非常に特殊な方式で撮影、上映されているんですね。ウルトラパナビジョンという、1960年以来使われていない撮影・上映方式を使っているんです、本当は。アメリカでも100館しかその方式で上映できなくて。それこそが本来の形で。日本ではウルトラパナビジョンで上映できる劇場がないので…
玉:ないんだ!
宇多:なので結局その形式で上映はかなわなかったわけです。本作を通じてタランティーノがやりたかったのは、彼は昔の作品を引用することでも知られていますけど、この作品では(映画業界が)一番リッチなところ(時代)。3時間近い上映時間で間に休憩があって、(映画館に)着飾って出かける、そういう映画が豊な贅沢な体験だった時の映画を、まさに上映形態ごと再現するのが、本来のコンセプトで。
玉:わぁ~、すごいね。

宇多:ご家庭でBlu-rayで観るときも、できれば巨大な大きい画面で部屋も暗くして携帯も切ってください。本来の形態だと「ドメルクには秘密がある」というパートに入る手前で15分の休憩が入るので、そこで休んでください。そうすると、次のパートが始まったときに「今までの15分で何があったか説明しよう」って始まるわけです。ちょっとソフト上ではわからないのですが…。というように、日本では本来の形態で観ることができなかったのですが、「リッチな体験をしながら観られたら最高だろうな」と思って観ていただくと、例えばですね、日本が誇る美術監督・種田陽平が小屋のセットを作っているんですが、密室劇なのに豊な空間が広がっていて、それがわかるようになっているので。できるだけ映画館に近い状態でね、ご覧いただければと思います。タランティーノはダラダラ会話が続くスタイルが有名ですが、本作の会話劇は密室ミステリーだけあって、彼には珍しくすべてのセリフの伏線がちゃんと全部回収されていて、脚本も良く出来ているんで、ぜひぜひご覧ください!

やっぱり、矢口はいじっとく

信じるか信じないかはアナタ次第

信じるか信じないかはアナタ次第

「憎しみ合っている8人ですか?それは映画だけじゃないんですよ」と語り出す玉さん。芸能界で憎しみ合っている人やグループを、本日のゲストである矢口真里も所属していたモーニング娘。を筆頭にズバズバ斬っていく。ヘイトフルなエイト、シックス、ファイブ、フォー、スリーと有名すぎるグループや人物が乱れ飛ぶ中カウントは下がっていき、ツーともなると「ただの不仲でしょ!」と宇多さんもすかさずツッコまずにはいられなかった?

10月放送は「魔性の女映画」

魔性の女映画

思わぬ方向を期待したい

宇多:秋といえば魔性の女の季節ですからね!
玉:やぐっちゃんもネタにされる可能性ありだからね(笑)
宇多:ピンチランナー』かもしれませんからね。

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月~金曜日 21:00~21:55

ヘイトフル・エイト

ヘイトフル・エイト

出演者 サミュエル・L・ジャクソン  カート・ラッセル  ジェニファー・ジェイソン・リー  ウォルトン・ゴギンズ  デミアン・ビチル  ティム・ロス  マイケル・マドセン  ブルース・ダーン  ジェームズ・パークス  デイナ・グーリエ
監督 クエンティン・タランティーノ
製作総指揮 ボブ・ウェインスタイン  ハーヴェイ・ウェインスタイン  ジョージア・カカンデス
脚本 クエンティン・タランティーノ
音楽 エンニオ・モリコーネ
概要 鬼才クエンティン・タランティーノ監督が、大雪で小さなロッジに足止めをくらったワケあり男女8人を主人公に描くバイオレンス・ミステリー西部劇。南北戦争後のワイオミング。雪の中を走る1台の駅馬車。乗っているのは賞金稼ぎのジョン・ルースと手錠をはめられた賞金首の女デイジー・ドメルグ。そこへ、馬が倒れて立ち往生していた元騎兵隊の賞金稼ぎマーキス・ウォーレンが、お尋ね者3人の死体と共に乗り込んでくる。共にレッドロックを目指す一行は猛吹雪を避け、道中にあるミニーの紳士洋品店に立ち寄ることに。そしてその途中でもう一人、レッドロックの新任保安官だというクリス・マニックスを拾う。ようやく辿り着いたミニーの店にミニーの姿はなく、見知らぬメキシコ人のボブが店番をしていたが…。

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