高校時代は寿司屋でバイトしていた本田翼、4度目共演の山本美月を「絶対に助けてくれるっていう安心感がある」と絶賛

映画『少女』完成報告会見より

映画『少女』完成報告会見より

12日、都内で映画『少女』(10月8日に全国ロードショー)の完成報告会見が実施され、主演を務めた本田翼、共演の山本美月、真剣佑、佐藤玲、メガホンを取った三島有紀子監督、原作者の湊かなえが登壇。主演を務めた本田は、4度目の共演となった山本について「絶対に助けてくれるっていう安心感があって、自分がどんなに失敗しても、絶対にフォローしてくれる」と語った。

 

映画『少女』完成報告会見より

本作は、湊かなえの同名小説を基に、「人が死ぬ瞬間を見たい」という願望にとらわれた少女2人が織り成す、衝撃的な夏休みの日々を描くミステリー映画。主人公の由紀を演じた本田は、本編を見た感想を聞かれると、「画が美しくて、引き込まれていくようなストーリーの展開があり、自分が主演していますけども、楽しく見ることができました」と作品の出来に自信をのぞかせた。役柄については、「強そうに見えて、脆い。17歳の女の子を演じた経験はあるんですが、全く違うタイプの女の子なので、監督と話し合いながら作り上げていきました」と振り返った。

一方、由紀の親友で、クラスメートから集団でいじめを受けている敦子を演じた山本は「私たち、撮影中にモニターを見ていなかったので、こんなにきれいな画に仕上がっているのかと思いましたね。見ていて懐かしい気持ちになったんですけど、こんなにもスタッフさんの愛を感じられる映画は、なかなかないんじゃないかなと思いました」と出来栄えに満足している様子。

 

映画『少女』完成報告会見より

本田とは4回目の共演となった山本は「はじめましてのドギマギした感じは一切なくて、2人ともそれを飛ばしたから居心地の良い関係になれたかなと思っています。彼女は正直者で、素直なんですよ。不安に思っていることとか、全部言ってくださるので、私が『守ってあげなきゃ』って感じになっちゃう。最後は、由紀と敦子のような関係性になれたんじゃないかと思います」と話した。これを受けて本田も「絶対に助けてくれるっていう安心感があって、自分がどんなに失敗しても、絶対にフォローしてくださるし、敦子と由紀の関係において、すごく良い関係性だったなと思います」とお互いが信頼し合っていることを明かした。

共学高校出身である本田は、本作で描かれるドロドロな女子高模様について、「私は、未知の世界だなとまだ思っているんです。今回は、女子高の一部を切り取っているので、これが全てじゃないとはもちろん思っているんですけど、やっぱり敦子が虐められるシーンとかは衝撃的すぎて、全部が全部こうじゃないと分かっていても、ちょっとだけ怖いですね」と心境を吐露。

 

映画『少女』完成報告会見より

「現場は全員が大変なことしかなかった」と苦笑した三島監督は、「新しい自分が見えているなと思いながら、素敵な作品に参加できてよかったなと思ってくれることを目指して、ひたすら頑張って作ってきました」とコメント。撮影現場を訪れたという湊は、「完成したものを見ると、ベストシーンを選ぶのが難しくって。どこを切り取っても素晴らしくて、全部の撮影シーンを見たかったなと思います!」と笑顔を見せた。

会見の後に行われ、主題歌を担当したGLIM SPANKYも加わった完成披露舞台挨拶では、本田が真剣佑との印象的なエピソードを披露する一コマも。本田が「私たちが脱いだスリッパとかを、きれいに並べておいてくれるんですよ。見ちゃったんですよ。並べてるところ(笑)。真剣佑さんがやってくれてるって!」と話すと、一方の真剣佑は赤く染まった髪について、キャンペーンで広島に行くこととなり、広島カープがリーグ優勝を果たしたことが理由だったと明かし、本田から「真面目ですよね~」と褒められていた。

 

映画『少女』完成披露舞台挨拶より

「私は、ちゃんと人と関わるシーンみたいなのは…」と話し始めた佐藤は、山本の「私と関わったよ?」という寂しそうなツッコミを受け、「美月さんとのシーンが一番多くて、関係性がいろいろ変わっていくので、それを楽しみに見ていただければいいな」と嬉しそうにはにかみ、続いて山本は「駅のパネルに顔をはめたり、壁ドンしてみたり」と当時を楽しそうに明かしていた。

自身の高校時代について聞かれた本田は、「けっこうバイトをしていましたね。寿司屋とカフェでバイトをしていたんですけど、一応モデルもやらせていただいていて、高校生の頃は仕事というものを一杯していました。(寿司屋では)ホタテの殻をむいたり、茶碗蒸しを作ったり、寿司出したり、お茶出したり、熱燗作ったり」と衝撃の事実を告白。これを受けた真剣佑も、アメリカの寿司屋で働いていたことを明かし、本田との偶然に驚いていた。一方の山本は、自身の高校生活について、「校門で朝一礼して、帰りも一礼したり、割と厳しい学校でした。お仕事のことを考えず、お芝居が好きで演劇部に入って、あとはアニメを見たり、漫画を読んだり、地味な女子高生でした」と懐かしそうに振り返った。

 

映画『少女』完成披露舞台挨拶より

最後にマイクを握った山本は、「この映画は、少女の時代を今経験している方にも見ていただきたいですし、少女を経験し終えた方にも見ていただきたいですし、少女という時代がない男性の方にも、のぞき見をするような気持ちで見ていただけたらなと思います。予告にもあるように、湊かなえさんによるミステリーのワールドも全開なんですけど、三島さんが描く少女の繊細な女性観もとても表現されているので、そういった部分も感じていただけたら。この映画が、少しでも多くの方の心を動かし、少しでも多くの方の心の闇に、光を当てられたらなと思います」とコメント。

続けて本田は、「私たちは、この『少女』という作品を通して、新しい自分というものを皆さんに見てもらえたらなと思います。一度見て、きっとわからないところもあると思うんです。ピースが繋がらない部分というものも出てくると思うので、もう一度、もう二度、見ていただいて、理解していただけたらなと思います」と締め、割れんばかりの拍手に笑顔で応えながら降壇。大盛況の舞台挨拶は幕を閉じた。

(取材・文:岸豊)


映画『少女』
10月8日(土)全国ロードショー

原作:湊かなえ『少女』(双葉文庫)
監督:三島有紀子(『ぶどうのなみだ』『繕い裁つ人』)
キャスト:主演・本田翼、山本美月、真剣佑、佐藤玲、児嶋一哉/ 稲垣吾郎
配給・宣伝:東映

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