[Alexandros]川上洋平のTSUTAYAで迷ったらコレを観よ!【番外編】−ただならぬ緊張感が画面越しに伝わる『10 クローバーフィールド・レーン』

『10 クローバーフィールド・レーン』

© 2016 Paramount Pictures.

今月は[Alexandros]川上洋平に代打! ドラムの庄村聡泰がJ.J.エイブラムス印のスリリングなサスペンスをご紹介!!

『10 クローバーフィールド・レーン』

『10 クローバーフィールド・レーン』

地下シェルターで目を覚ました女性が、地上は危険だという男とケガを負い避難して来た青年と生活を始める。だが、男を信じられず、脱出を試みる。

NOW RENTAL
'16年・米
監督/ダン・トラクテンバーグ
製作/J.J.エイブラムス
出演/ジョン・グッドマン、メアリー・エリザベス・ウィンステッド

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ただならぬ緊張感が画面越しに伝わる

今回は[Alexandros]の“DDD(ドラムとドレッドと代打)”担当、庄村聡泰が、レコーディングで力を使い果たした川上に代わって執筆いたします。どうぞよろしく。さて、今月は'16年公開の米国映画。ネタバレ厳禁ですがそれに従うと書くことがないので大胆に参りましょう。ご容赦あれ。

まず大前提として'08年公開のパニック作『クローバーフィールド HAKAISHA』の続編であるにおいをぷんっぷんさせながら、これは怪獣映画ではなく、パニック映画でもなく、いわゆるソリッドシチュエーションスリラーとして作られております。なんてこった!

事故ったヒロインが目覚めた場所は謎の地下シェルター。「攻撃によって汚染されたから外に出てはいけない」「私は君の命の恩人、だから感謝を示せ」とのたまう、これまた謎の主人。さらにシェルター建設に関わり、避難して来た青年。「外の世界は安全か否か」「主人は善人か悪人か」を謎にしたまま描かれる3人の奇妙な共同生活。予期せぬ来訪者やシェルター内で起こる事件によって謎は少しずつ解かれ、最後には…という物語。「外に出たい」「絶対に外に出てはいけない」。終始かみ合わない者同士が繰り広げる生活には常に張り詰めた空気が流れ、その不快な緊張感は画面越しでも実にリアル。特に疑心たっぷりの目線と言葉でけん制し合う中盤の食事シーンと後半の連想ゲームシーンは本作最大の見せ場でしょう。8割方はそんな関係性が徐々に、そして劇的に崩壊するさまを丁寧にいやらしく追うのですが、残り2割がまさかまさかの超展開。被害者から反逆者へと表情を変えるヒロインがなぜか最後にかなりの猛者となるのです。「監督、なんでやねん!」。最後の最後にタイトル詐欺ではないと判明するので「あぁ、よかった」なのですが、それで許すわけにはいきません。さあ、今度はみなさんもご一緒に。「監督(そしてお前も同罪だ、J.J.エイブラムス)、なんでやねん!!」

◆PROFILE

[Alexandros]A写
ドラムとドレッドと代打ってきっとこんな感じですよね。合ってますよね?

ドラムとドレッドと代打ってきっとこんな感じですよね。
合ってますよね?

[Alexandros]

'01年結成の4人組ロックバンド。メンバーは川上洋平(Vo&G)、磯部寛之(B&Cho)、白井眞輝(G)、庄村聡泰(Dr)。現在までにシングル13枚、アルバム5枚、映像5作品をリリース。

●今後のスケジュール
[ライヴ]
Tour 2016~2017 ~We Come In Peace~
■11月16日 横浜アリーナ
■11月22日、23日 京都KBSホール
■12月5日、6日 Zepp Tokyo
ほか

[リリース]
6thアルバム『EXIST!』11月9日発売

[レギュラーTV番組]
毎週月曜22:00~ 「Welcome! [Alexandros]」 (SPACE SHOWER TVにて)

[Alexandros] オフィシャルサイト

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