現実の重みがグッとくる…実話を元にした戦争映画5選!-TSUTAYA映画通スタッフおすすめ

ヒューマンドラマやアクション、サスペンスやホラーなど、ジャンルを問わず実話を元にした映画はあんまり外れが無いと思います。※個人の感想です(笑) 今回は数あるジャンルの中でも、より衝撃度の強い“実話系戦争映画”のオススメをご紹介します。

泥沼の市街戦をリアルに描写

  ブラックホーク・ダウン

ブラックホーク・ダウン

好評レンタル&発売中

1993年、泥沼化する内戦を鎮圧するため、ソマリアに兵士を派遣したアメリカ。その際、実際に起こった壮烈な「モガディシュの戦闘リンク:Wikiペディア)」(米軍を中心とする多国籍軍とゲリラとの市街戦)を、監督:リドリー・スコット、プロデューサー:ジェリー・ブラッカイマーで映画化。

【実話の衝撃Point】

本作の元になった戦闘では、殺されたアメリカ兵が裸にされ、住民に引きずり回されるという悲惨な映像がニュースで流れたことでも有名ですが、どうしてそのようなことになったのかも克明に描かれていて胸を打たれますね。

個人的な経験では、戦争映画好きの人たちに、この作品の評価を聞いた場合、ほとんどの人が「イイね!」と言います(笑)。それは、圧倒的な臨場感を持った市街戦の様子が描かれているからではないでしょうか。世界最強と言われるアメリカ軍と、装備も練度も充分では無い民兵との戦いなので、余裕で勝てると思いきや、敵と味方の区別がつかず、遮蔽物の多い街中で数的劣勢に立たされた場合は多大な犠牲が出るということを、まざまざと見せつけてくれます。

作品詳細・レビューを見る

敵味方の判別不能、救援の見込み無し…。

  13時間 ベンガジの秘密の兵士

13時間 ベンガジの秘密の兵士

好評レンタル&発売中

カダフィ政権崩壊後の2012年に、リビアのベンガジで起こった「アメリカ在外公館襲撃事件リンク:Wikiペディア)」を再現した実録戦争アクション。監督は数々のヒット作を送り出しているマイケル・ベイ。

【実話の衝撃Point】

本作のテーマは、個人的には「混沌」「混乱」だと思います。

アメリカ領事館が襲われる事件がメインのお話なんですが、事前の警備が非常に甘いことが描かれています。主人公の兵士たちは特殊部隊出身者を含むベテラン兵なので、もちろん注意喚起をするんですが、いざ襲われても勝手に助けに行ったりできないんですよね。これはなぜかというと、彼らはCIAに雇われているんですが、ベンガジにCIAの基地があること自体が非公式なので、自由には動けないわけです。なもんで、代わりに現地の私兵部隊「殉教者旅団」が警備をやっているんですが、戦闘が始まったらあっという間に逃げ出す始末。

また、領事館が襲撃されたときも、誰が敵で誰が味方なのか、外見だけではわからないもんで超混乱してるんですよね。その後、戦闘の舞台はCIA基地での籠城作戦に移るんですが、ここでも遠目には敵味方の判別もできず、また救援の要請をしても来てくれないという、絶望的な状況の中で戦うことに。そんな中でも義務を果たそうとする、兵士たちの姿に胸を打たれます。

作品詳細・レビューを見る

「痛み」が伝わる衝撃作

  ローン・サバイバー

ローン・サバイバー

好評レンタル&発売中

アメリカが誇る精鋭部隊「ネイビーシールズ」によるタリバン指導者暗殺作戦「レッド・ウィング(リンク:Wikiペディア)」中に起きた、部隊史上最大の悲劇を、唯一の生還者である元隊員の手記を元に映画化。主演はマーク・ウォールバーグ。

【実話の衝撃Point】

本作の感想を一言で言うとすれば「痛み」ではないでしょうか。

主人公たちのチームはタリバンの幹部を暗殺するため、山岳地帯に降り立ちますが、3名の山羊飼いに遭遇し、彼らを拘束します。無線の状態が悪く、本部との連絡が取れないため、彼らをどう処遇するか、自分たちで決めなければならないんですが、結局“非戦闘員”と判断して見逃すわけです。これが、後の悲劇につながります。自分たちの安全を第一に考えれば、彼らを拘束したままにするか、あるいは殺害することで口封じをすることも出来たはずですが、彼らはそれをしなかったんですね。良心的なことが、悲劇的な自体を招くという「痛み」を感じます。

また、彼らは敵に追われて後退していくんですが、山なのでまともな道なんてなく、ほとんど崖みたいなところを転がり落ちながら逃げていくんですね。この描写が相当リアルで、ただ単に転がり落ちるというか、パチンコで玉が釘に当たりながら落ちていくみたいに、岩とかにガンガン当たりながら落ちていくわけです。もう、これは観てるだけで「痛み」を感じるほどですよ。それと同時に、敵に捕まったり撃たれたりしたら100%死ぬけど、崖から落ちれば助かる可能性もあると考えて、躊躇なく飛び降りているように見えて、その精神力が精鋭部隊の精鋭たる所以なのかな、と思ったりもしました。

作品詳細・レビューを見る

“伝説”と呼ばれるスナイパーの素顔

  アメリカン・スナイパー

アメリカン・スナイパー

好評レンタル&発売中

「ネイビー・シールズ」の兵士としてイラク戦線で活躍した伝説の狙撃手クリス・カイルリンク:Wikiペディア)の回顧録を、巨匠クリント・イーストウッド監督で映画化した戦争アクション。仲間の命を守るために実に160人以上の敵を射殺した英雄の知られざる葛藤と苦悩の軌跡を緊迫感あふれる筆致で描き出していく。

【実話の衝撃Point】

米軍史上最多の160人を射殺したスナイパー、というと、一体どんな化物じみた人物なんだろう?と想像してしまいますが、実際の彼はごく普通の、正義感、愛国心のある人物でした。特に印象深かったのが、彼の子供時代の描写です。まず、父親と狩りをして、初めて鹿を仕留めた興奮からライフルを地面に置いてしまい叱られるシーンは、ラスト間際のあるシーンとの繋がりを感じさせてくれます。また、弟をいじめから暴力を使って守ったことに対して、お父さんに「お前は弱い羊達を守る牧羊犬になれ、狼にはなるな」と言われたことも、彼の軍人としての信念に大きな影響与えているんだと思いました。

そんな強い彼でしたが、周りの同僚や、自分に憧れて軍に入隊した弟が傷ついて行く姿を目の当たりにし、次第に心を蝕まれて行く姿が悲しいですね。原因の一つに、戦場と帰国したときの環境にあまりにもギャップが有りすぎることも関係しているのではないでしょうか?  仲間の為、国の為とはいえ、何人も殺めてきた手が、今日は我が子を抱いている。そんなギャップを繰り返せば、壊れていくのも仕方ないのかもしれません。実際、この作品を集中して観終わったあとは、そのギャップの縮小したものを味わっているような感覚に襲われてしまうでしょう。

作品詳細・レビューを見る

本物の兵器、本物の戦術

  ネイビーシールズ

ネイビーシールズ

好評レンタル&発売中

全米を揺るがす巨大なテロの脅威に立ち向かう米海軍特殊部隊「ネイビーシールズリンク:Wikiペディア)」の活躍を、徹底した本物志向で描き出した迫力のミリタリー・サスペンス・アクション。ネイビーシールズの全面協力の下、本物のハイテク兵器や戦闘機、潜水艦が登場するだけでなく、メインキャストも現役のネイビーシールズ隊員を起用するという画期的な方法が試みられ、かつてないリアルなアクションが実現した。

【実話の衝撃Point】

もはや、特殊部隊の代名詞と言っても過言ではないほど有名になった『ネイビーシールズ』。鍛え抜かれた彼らは、常に最前線で戦ってきたことは言うまでもありません。実際、今回紹介してきた作品の中で、『ブラックホーク・ダウン』を除く3作品には彼らが登場しています(『13時間』では、主人公格の2人がシールズ出身で、『ローン・サバイバー』と『アメリカン・スナイパー』の主人公は、どちらもシールズ所属です)。

そんな、彼らの戦いを描いた本作は、実“話”自体は元にしていないですが、登場人物を演じているのは現役のネイビーシールズ隊員で、本物の兵器を使い、実際に使った戦術を元にお話を組み立てています。また、ネタバレになるので書きませんが、有名な自己犠牲的エピソードも盛り込まれていたりして、かなり現実に近い仕上がりになっているのではないでしょうか。この作品を見れば、彼らが戦った最前線を追体験できるかもしれませんよ。

作品詳細・レビューを見る

【オススメ人】
TSUTAYAスタッフ:やまも山

TSUTAYA online、TSUTAYA店舗、Tポイントと様々な部署を渡り歩いた後、現在ネットのアクセス解析やリサーチを担当中。高校時代、偶然道に落ちていた「攻殻機動隊」のコミックと出会い、SF大好き人間に。W.ギブスン、P.K.ディックなどの小説もお気に入り。

>様々なジャンルやテーマで映画をおすすめ中! TSUTAYA映画通スタッフが教えるとっておきの映画はコチラ

ローン・サバイバー

ローン・サバイバー

出演者 マーク・ウォールバーグ  テイラー・キッチュ  エミール・ハーシュ  ベン・フォスター  エリック・バナ  アリ・スリマン  アレクサンダー・ルドウィグ  ジェリー・フェレーラ  ユセフ・アザミ  サミー・シーク
監督 ピーター・バーグ
製作総指揮 ジョージ・ファーラ  サイモン・フォーセット  ブレイデン・アフターグッド  ルイス・G・フリードマン  アディ・シャンカル  レミントン・チェイス  ステパン・マーティローシアン  マーク・ダモン  ブラント・アンダーセン  ジェフ・ライス[製作]
脚本 ピーター・バーグ
原作者 マーカス・ラトレル  パトリック・ロビンソン[作家]
音楽 エクスプロージョンズ・イン・ザ・スカイ  スティーヴ・ジャブロンスキー
概要 アメリカが誇る精鋭部隊“ネイビーシールズ”によるアフガニスタンでの作戦中に起きた衝撃の実話をマーク・ウォールバーグ主演で映画化した緊迫の戦場アクション。監督は「キングダム/見えざる敵」のピーター・バーグ。2005年6月。ネイビーシールズは、タリバン幹部の殺害を目的とした極秘任務“レッド・ウィング作戦”を決行。マーカスを含む4人の兵士がヘリコプターでアフガニスタンの山岳地帯に降下し、偵察活動を開始する。そしてタリバンの秘密基地を発見し、標的の存在を確認する。しかし山中で無線状態が悪く、本部との連絡がうまく取れない。そんな時、山羊飼いの男たちと遭遇してしまう。すぐさま彼らを拘束するも、その処遇を巡って意見が割れるマーカスたちだったが…。

 作品詳細・レビューを見る 

アメリカン・スナイパー

アメリカン・スナイパー

出演者 ブラッドリー・クーパー  シエナ・ミラー  ルーク・グライムス  ジェイク・マクドーマン  ケヴィン・レイス  コリー・ハードリクト  ナビド・ネガーバン  カイル・ガルナー  ベン・リード  エリース・ロバートソン
監督 クリント・イーストウッド
製作総指揮 ティム・ムーア  ジェイソン・ホール  シェローム・キム  ブルース・バーマン
脚本 ジェイソン・ホール
原作者 クリス・カイル  スコット・マキューアン  ジム・デフェリス
概要 米海軍のエリート部隊“ネイビー・シールズ”の兵士としてイラク戦線で活躍した伝説の狙撃手クリス・カイルの回顧録を、巨匠クリント・イーストウッド監督で映画化した戦争アクション。仲間の命を守るために実に160人以上の敵を射殺した英雄の知られざる葛藤と苦悩の軌跡を緊迫感あふれる筆致で描き出していく。主演はブラッドリー・クーパー、共演にシエナ・ミラー。同時多発テロにショックを受け、祖国を守るために貢献したいとの思いを強くし、ネイビー・シールズでの過酷な訓練に励むクリス。その後イラクに出征した彼は、驚異的な狙撃の精度で味方の窮地を幾度も救っていく。やがて無事に帰国し、ようやく愛する妻タヤと生まれたばかりの長男と共に平穏な日常を送れるかに思われたクリスだったが…。

 作品詳細・レビューを見る 

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

ジョシュ・ハートネット

生年月日1978年7月21日(40歳)
星座かに座
出生地米・ミネソタ・セントポール

ジョシュ・ハートネットの関連作品一覧

マーク・ウォールバーグ

生年月日1971年6月5日(48歳)
星座ふたご座
出生地米・マサチューセッツ

マーク・ウォールバーグの関連作品一覧

関連サイト

TSUTAYAランキング

おすすめ映画ガイド

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST