窪塚洋介、スコセッシ監督は「とんでもない作品を作り上げたと解釈している」

 

窪塚洋介

マーティン・スコセッシ監督の映画『沈黙-サイレンス-』に出演している窪塚洋介が、4日に大阪で実施された大ヒット御礼舞台挨拶に登壇。窪塚はガムを噛んでいたせいで一度はオーディションに落ちていたという驚きの秘話を明かしたほか、「マーティン・スコセッシ監督の作品に大きな、意味のある役で参加できたことが嬉しいし、本当に光栄です」と語った。

本作は、スコセッシ監督が1988年に原作と出会ってから、28年に渡り企画してきた念願のプロジェクト。17世紀の江戸初期を舞台に、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため、日本にたどり着いた宣教師・ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)の目を通じて、人間にとって本当に大切なものとは何かを、壮大な映像で描いた歴史大作だ。窪塚は劇中で、ロドリゴに日本を案内するキチジローを演じている。

当日、観客と一緒に映画を鑑賞した窪塚は、「1回目は仲間の演技や監督の想いにほだされ涙が止まらなかった。2回目はLA(のプレミア)でレッドカーペットを歩いた後に字幕なしのものを観て、空気感とか雰囲気を感じながら観て、だからこそ気づけた素晴らしさを発見でき、映画の懐の深さを感じて驚愕しました。(3回目は)皆さんと今日一緒に見ることができて、こういう形で観させて頂くのは初めてなので、タイトル通り終わった後は“沈黙”されているんだなと言うのを身に染みて、感じて(壇上に)上がって参りました」 と感慨深そうにコメント。

メガホンを取ったスコセッシ監督については、「最後のシーンは原作にはない監督のアイディアで、それは世界にこの映画を届けるために作ったカットだと思うが、でもそのカットを入れたことで作品の真意は変わってないので、とんでもない作品を作り上げたと解釈している。世界で一番読まれている本である聖書を覆すような作品を世に送り出した監督と一緒に仕事ができて、よく『ハリウッドデビューおめでとう』と言われるが、そうではなくてマーティン・スコセッシ監督の作品に大きな、意味のある役で参加できたことが嬉しいし、本当に光栄です」と感謝のコメント。また、「(この作品への参加で)大きい扉の鍵が開いたような印象があるが、大きな扉は重いですから、簡単には開くような扉ではないので、その扉をグッと押しに行きたいと思っています」と今後の飛躍を誓った。

オーディションについては、「35歳を中心に前後10歳くらい(25~45歳)の役者さん、有名な方も含めてみんながオーディションを受けたと監督が言っていた。僕は一回目にガムを噛んでオーディションに行ってしまって、その場で落とされるということもあったんですけど…」と驚きの秘話を告白。続けて「それは“控室”と言われて通されたところ(が実はオーディション会場)で…紆余曲折ありましたけど何とか役をつかむことができました」と振り返った。

撮影中はスコセッシ監督と良好な関係にあったようで、「毎日キチジローの演技に喜んでくれて。1カット撮るのに大体10テイクくらいは撮る監督で、今回は100回近く撮ったシーンもあったんですけど、ボクに絡んでいるシーンは信頼してくれていて早く終わりました。一度一発OKのシーンがあって、いつも監督と仕事をしているスタッフが唖然としていたのは印象的でした」とうれしそうに話していた。


映画『沈黙-サイレンス-』
公開中

原作:遠藤周作『沈黙』(新潮文庫)
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ジェイ・コックス
撮影:ロドリゴ・プリエト
美術:ダンテ・フェレッティ
編集:セルマ・スクーンメイカー
出演:アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバー、窪塚洋介、浅野忠信
イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシ
配給:KADOKAWA

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