『ゴースト・イン・ザ・シェル』イベントで「ネットは広大だわ」と田中敦子が直々に名台詞を披露!

攻殻ファンにとっての草薙素子こと田中敦子

攻殻ファンにとっての草薙素子こと田中敦子

日本発のSF作品の金字塔「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」をハリウッドで実写映画化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』。いよいよ4月7日(金)に全国公開となる本作が、4日(火)都内にて公開直前の吹替版試写会を開催。『攻殻機動隊』シリーズの映画やTVアニメで草薙素子を演じてきた田中敦子が登壇した。

登場した田中の「ただいま」という一言に、この日MCを務めたニッポン放送のアナウンサー・吉田尚記も感慨深げ。観客としての魅力を聞かれた田中は「ハリウッドはなんと凄いことをしてくれたのかという第一印象で、随所に元になる『攻殻機動隊』、そし押井監督への愛を強く感じました。よくぞここまで、という感じの印象」と感想を伝え、さらに「私が観ていて後半で驚いたシーンがあって、そこで私と少佐との意外な共通点を発見ました」と続けると吉田が「何かヒントは…」と食い下がる。

これに田中は「私はTwitterをやっているんですが、自分がよくアップする事柄があって、それが少佐も?っていう。心のなかでウキウキとしていました」とコメント。吉田は「両方チェックしていないとわからないことですが、僕はわかりました。これは言えないですね」と映画鑑賞前の観客に向けてネタバレできない気持ちを押さえていた。

田中敦子

田中敦子

本作の吹替版では6年ぶりにオリジナルメンバーが声を担当することも大きな話題となったが、田中は「話を頂いたときは、ハリウッドを背負うし、プレッシャーに感じてはいました。でも長年一緒にやっている大塚さん、山寺さんと一緒で。収録当日はワクワク感のほうが強かったですね。デビュー当時からの先輩で、兄貴のような大塚さん、山寺さんについていくことだけを考えて、委ねれば草薙素子が引き出してもらえると思って臨んでいました。収録時は20何年前かのスタジオに戻った気分でした」と振り返りつつ、「制作してくださった会社さんがオリジナルのメンバーを選んでくれたことに感謝でした」とも語った。

そして「当時の雰囲気は色濃く出ている?」と吉田に聞かれると「私はバトーとの会話のシーンが多いんですが、(スタジオ内で)山寺さんたちが待っている時、山ちゃんが『目を閉じて台詞だけ聞いているとアニメも浮かぶね』と言ってくれたことが嬉しかった」と回想した。さらに脚本における台詞回しにおいてもメンバーの経験から来るこだわりが表れていた。

「新しい音響監督といろいろディスカッションできる状況にありました。例えば、少佐が荒巻に対してあまり敬語敬語していなくて、タメ口というか…ぶっきらぼうなところなど、台本の語尾を修正したり、提案をしたり。山寺さんからも『トグサは少佐に対して必ず丁寧語』とか提案があったり。私達が熟知していることを少しづつ提案して、融合していった感じです」

田中敦子

田中敦子

また、会場にいたファンならご存知(?)という、ビートたけしと『攻殻機動隊』の意外なつながりも明らかに。

「たけしさんは忘れているかもしれないですが、東スポの映画大賞で95年か96年に主演女優賞を草薙素子さんが頂いていて。実写の女優よりもふさわしいと選んでくださって。たけしさん覚えてらっしゃるかなと」

そんな素子について改めて聞かれた田中は「一番近くて一番遠い存在かなと思ってきた。少佐は女性の中でもタフで、私とは真逆の性格の持ち主だし、憧れてきました。それが台詞に反映されている部分も大いにあります。95年の『攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL』の時にオーディションで選ばれて。その後にこんなに長くストーリーが続いてくるとは思わなかったですけど。『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』のときも結果オーディションで神山監督が私を選んでくれました。『イノセンス』のときも大掛かりなオーディションがあって、素子は私を選んでくれた。そしてTVシリーズが終わって、今回のハリウッド版。私たちには関与する余地はなかったですし、スカーレット・ヨハンソンさんの吹替声優さん、もしくは『攻殻機動隊ARISE』のメンバーという選択肢もあったんですが、今回も私のところに来てくれたと思うと感慨深いですね」と改めて田中敦子を代表するキャラクターであると思わされるエピソードを披露した。

草薙素子への想いを語った田中に吉田が来場したファンに向けて台詞をおねだり。これに田中は「では…敢えて」と前置きした後、「ネットは広大だわ」という名台詞を披露して会場を盛り上げた。最後には「本作は本当に素晴らしい世界になっている。それを私達95年のオリジナルのメンバーがゴーストを吹き込みました。最後のエンドロールまでアニメファン含めて楽しめる作品になっていると思うので、じっくり観ていただけると嬉しいです」とメッセージを送り、イベントの幕を下ろした。


映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』
4月7日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー

監督:ルパート・サンダース『スノーホワイト』
原作:士郎正宗「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」
出演:スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、マイケル・ピット、ピルー・アスベック、チン・ハンandジュリエット・ビノシュ
邦題:ゴースト・イン・ザ・シェル
原題:GHOST IN THE SHELL
公開日:(北米)2017年3月31日(日本)2017年4月7日
配給:東和ピクチャーズ

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アーティスト情報

田中敦子

生年月日1962年11月14日(56歳)
星座さそり座
出生地群馬県

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スカーレット・ヨハンソン

生年月日1984年11月22日(33歳)
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出生地米・ニューヨーク・ニューヨーク

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