【インタビュー】『暗黒女子』飯豊まりえ&平祐奈の親友トーク!百合的シーンに「ドキドキ」

平祐奈、飯豊まりえ

平祐奈、飯豊まりえ

旬の美女たちが集結し、“全員悪女”というショッキングな役柄を熱演する映画『暗黒女子』。憧れの的だった美少女の謎の死をきっかけに、セレブ女子校に通う女子高生たちの悪意や闇の顔が暴かれていく物語だ。女子の怖い一面を見せつけられるが、飯豊まりえ平祐奈を直撃すると、中学時代のドラマ共演から絆を育んできたという二人は明るく撮影を述懐。難役を乗り越えた心境や色気を出す方法まで息ぴったりに語り合ってくれた。

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原作は、後味が悪いほどクセになってしまう“イヤミス”の傑作として話題の同名小説。飯豊は「ちょうどドロドロしたい作品に出てみたい」と思っていた時期なのだとか。「耶雲(哉治)監督と『MARS~ただ、君を愛してる~』でご一緒している時に、女の子しか出ない『バトル・ロワイアル』みたいなものをやりたいとお話ししていて。実際にそういうお話をいただけて、びっくりです」。

平は「原作も読みました。一人一人の裏の顔を知るたびに、なんだこりゃ!と思って、読む手が止まらなかった」とすっかりイヤミスの虜。思春期を過ごす女子特有の黒い感情が溢れ出すが「私は小学校が女子校だったのですが、暗黒な面は全然感じなかったんです。小学生ってみんな、のほほんと生きているからかもしれません。でも女子校の高校に通っている姪っ子とかに聞くと、ちょっとわかるという部分もあるらしくて」と身近にも共感の声があったと言う。

映画『暗黒女子』

(C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社

飯豊が演じたのは、謎の死を遂げる少女・いつみ。身震いするほど恐ろしいキャラを作り上げた飯豊は「ものすごく難しかった」と苦労を明かす。「これまでは、どこか自分自身の要素を出しながら、それをスパイスにしてお芝居をしていました。でも今回は理解しにくいほど、自分とはかけ離れたキャラクター。耶雲監督からは『自分の要素を出すな』と言われて。一言話すだけでも、『その話し方はダメだ』と。話し方を否定されたら、もう全てを変えなければと思いました」。

耶雲監督からは「泣いても許さないよ」との厳しい言葉も飛び出した。「スパルタでしたね」と飯豊。「清水富美加ちゃんが『滝川クリステルさんを参考にしている』と言っていたので、私もそのニュアンスを勉強してみたり(笑)。富美加ちゃんが小百合という役をやってくれたから、私もスイッチを入れることができました。二人で作った役だと思っています」とW主演を果たした清水にも感謝しきりだ。

映画『暗黒女子』

(C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社

平が演じたのは、特待生の文学少女・美礼。「美礼は、最初はおとなしい女の子だけれど、文学サロンに慣れてくると妹キャラになるんです。私も6人兄弟の末っ子なんですが、監督からは『妹キャラ得意でしょ』と言われて(笑)。自分らしさも出しながら、演じることができました」。

美礼の裏の顔は、とりわけ衝撃的だ。飯豊も「私は普段から仲が良いので、平ちゃんのあんなシーンを見てものすごく衝撃を受けて!ウソでしょ!?って」と驚きを隠せない。平は「私が一番驚いています!」と訴える。ぜひともスクリーンで確認してほしい、エロティックなシーンとなったが、平は「監督からは色気を大切に、セクシーにと言われました。とにかく、色気、色気(笑)。メガネをとる仕草すら、セクシーに」と照れ笑い。「親に見せられない」と平がつぶやくと、飯豊は「そうだよね!でも平祐奈が『家族には見せられない』というものなんて、みんな見たくなりますよね」と目を輝かす。

結果、平は「本作で色気を出す方法を学んだ」とも。「私はせっかちなので、ババっと動いてしまうんです。でも、そっと、ゆっくり動くといいみたい。ソフトタッチで、何もかもスローに」と色気について指南すると、飯豊は「平祐奈が色気を教えてる!」と楽しそうに話すなど、微笑ましいほど仲の良い二人。劇中では、いつみが美礼の髪を触ったり、後ろから抱きしめたりと、女の子同士の“接近シーン”にもトライした。

映画『暗黒女子』

(C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社

平は「美礼としてドキドキしたし、ゾクッとした。まりえちゃんからフェロモンが出ていた」と役柄と一体となって、ドキッとしたと言う。飯豊が「今回のメンバーはみんな仲が良くて、気心が知れていたので、距離を詰めるシーンも信頼してできました」と分析すると、平も「安心して思いっきりやることができたね」とうなずく。

「現場がすごく楽しかった」そうで、暗黒女子を描く映画ながら、現場の印象については「現場は、真っ白。明白女子!」と声をそろえる。飯豊は「いつみ役は難しくて、現場も本当にきつかった。みんなと仲良くなれたこともよかったし、平ちゃんが癒しになってくれました」と平に助けられることも多かった。「カバンにそっと『今日もお疲れ様』と書いた入浴剤を入れてくれたり、『明日は何時に起きるの?』と聞いてくれて、その時間に電話してくれたり。この現場を経験してから、平ちゃんに甘えるようになってしまったんです」。

映画『暗黒女子』

(C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社

平はうれしそうに笑い、「私はいつも妹キャラと言われるので、あまり人から頼られることがなくて。まりえちゃんが相談してくれたり、頼ったりしてくれてすごくうれしかった。いつみは大変な役で精神的にもキツかったと思いますが、まりえちゃんは一生懸命に役と向き合っていました。すごくかっこよかったです」と親友の新たな一面に惚れ惚れ。飯豊は「今回の現場を通して、私も強くなったと思います。もし今後、自分のようになっている人を見たら、助けられるような女優になりたいなと思いました」とキリリと未来を見つめる。

さらに友情を深め、新たなチャレンジにも充実の表情を見せる。どんな質問にもキラキラとした瞳で語る彼女たちの今後が、ますます楽しみだ。

(取材・撮影・文:成田おり枝)


映画『暗黒女子』
2017年8月26日(土)レンタル開始!

監督・脚本・岡田麿里
原作・秋吉理香子
出演・清水富美加、飯豊まりえ、清野菜名、玉城ティナ、小島梨里杏、平祐奈

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