【インタビュー】クリス・メッシーナがベン・アフレックの監督業に言及!?映画『夜に生きる』

『夜に生きる』

クリス・メッシーナとベン・アフレック/(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

ベン・アフレックが監督・脚本・主演を務めた『夜に生きる』が5月20日(土)よりいよいよ公開となる!このたび、主演のベン・アフレックとクリス・メッシーナのインタビューが行われた。

ベン・アフレックは「監督」と「役者」どっちが好き?

舞台は禁酒法時代のボストン。野心と度胸さえあれば権力と金を手に入れられる狂騒の時代、厳格な家庭に育ったジョーは、警察幹部である父に反発し、やがてギャングの世界に入りこんでいく…。

そんな本作の映画化に対する想い、キャラクターや音楽そして、共演者について赤裸々に語られた。

Q:『Live By Night』を映画化しようと思ったきっかけは?

ベン:デニス(原作者)からはリクエストを受けていない。ただ、普通のルートを通して、この作品が現実化したんだ。彼はこの原作の映画権を、レオナルド・ディカプリオの会社に売った。レオが買い、それを僕に送ってきた。僕が製作することに興味があるか、知りたくてね。だから、またデニス・ルヘインの作品を僕が手がけることになったのは偶然だったんだ。「どうも、また、あなたの作品をやることになったらしい」って、僕の方から彼に報告する感じだったんだ。(笑)

Q:主人公ジョー・コグリンは厳格な家庭に育ち、やがてアウトローへの道を選びますが、ジョーに共感できるところ、ご自身と重なる部分はありましたか。

ベン:うーん、どのキャラクターも、どこか共感できるところがなくては演じることはできない。ジョーは‥‥良い人になりたいと思っている。良い人間になりたいのだが、それに苦労している。彼は高潔な品位ある男になりたいと思っている。僕もそう思っている。

でも、この世に突き当たってしまうことはよくあること。高潔な人を保っていくのは容易ではないと認識する。それは、誰もが共感する部分ではないだろうか。そこが、人々が共感できるキャラクターの側面だと思って演じたんだ。

(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

Q:本作のオファーを受けた時の第一印象は?

クリス:興奮でワクワクした。そして、そのあと即、ナーバスになって、怖くなった。その責任や期待に応じたいという気持ちでいっぱいだったから。彼はオーディションなしで、僕に役をオファーしてくれたんだ。その光栄に応じたいとね。

だから、すぐに本を手にして準備を始めた。そして脚本。それは美しく脚色されたものだった。それが聖書となった。そしてスタートしたわけだ。

Q:この作品の音楽スタイルが印象に残りました。どうやって選んだのですか。

ベン:この国は移民たちから成るグループの数々によって作られた国だ、というフィーリングを映画に織り込みたいと僕は思った。アイルランド、イタリア、スペイン、キューバなどからの影響を受けている国なのだとね。キューバと戦争したばかり、というかスペインと。音響の面でも、映画中、それらの違う場所からのサウンドを紹介したいと思った。例えば、シエナが登場するときには、彼女のキャラクターのテーマとなるような奇跡的なアイリッシュなサウンドが流れる。この映画の大きな部分を占める要素が、この国にやってきたのは社会のはみ出し者たちのグループで、彼らが苦労しながら生計を立てアメリカを築いていった、ということだ。

(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

Q:あなたはカメラの前に出る役者業、またはカメラの後ろでの監督業、どちらが好きですか。

ベン:もし、どちらかを選ばなくてはならないとしたら、僕は監督業を選ぶ。そんなこと、選ぶ必要がないことを望んでいるがね。

監督の場合は、より多くのアクセスを手にできる利点がある。でも、やはり役者たちと一緒に共同で働くわけだ。なのに、他の要素も手がけていける。役者として働くときは、ストーリーを伝えるための全ての要素に関わることはできない。

Q:クリス・メッシーナ氏は、監督としてのベン、または役者としてのベン、どちらと一緒に働くのが好きでしたか。

クリス・メッシーナ(以下クリス):両方。今日、僕はそればかり伝えているようなんだが、これが真実だから。彼と一緒に演技するとき、僕は”監督としての彼”を目にしない。それは、普通だと言えることではないんだよ。僕は他のプロジェクトでも、役者もやるライター/監督と一緒に仕事をしてきた。多くの場合、カメラがオンのとき、そして、相手(監督)が僕と同じシーンで演じるとき、ただ、その目を見ているだけで、その息づかいだけで、相手が僕の披露している演技を気に入っていないな、と感じることができるんだ。稀に、ときには、僕の演技にとても喜んでいると、見受けることもある。(笑)

ところが、ベンの場合、僕はただ”ジョー”と、一緒に演じていたんだ。どの共演シーンでも、いつも、ただ、僕とジョーである彼だけ。そして、テイクを撮り終えると、彼は監督としての帽子を被るわけだ。彼は、それをあまりにうまくやり遂げてしまうから、それが当たり前だと僕たちは勘違いしてしまいがちだ。だが、実はそれをやり遂げることは、とても困難なことなんだ。特に、彼のような優雅さを持ってやり遂げるのはね。

だから、僕は自分の生涯のキャリアの上で、これからも毎回、僕の監督として、そして共演役者として、彼と一緒に仕事をしていきたいんだ。

(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.


映画『夜に生きる』
5月20日(土) 丸の内ピカデリー 新宿ピカデリー他全国ロードショー

監督:ベン・アフレック
キャスト:ベン・アフレック、エル・ファニング、ブレンダン・グリーソン、クリス・メッシーナ、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナ、クリス・クーパー他
配給:ワーナー・ブラザース映画

フォトギャラリー

夜に生きる

夜に生きる

出演者 ベン・アフレック  エル・ファニング  ブレンダン・グリーソン  クリス・メッシーナ  シエナ・ミラー  ゾーイ・ザルダナ  クリス・クーパー  レーモ・ジローネ  ロバート・グレニスター  マシュー・マー
監督 ベン・アフレック
製作総指揮 クリス・ブリガム  デニス・ルヘイン  シェイ・カーター
脚本 ベン・アフレック
原作者 デニス・ルヘイン
音楽 ハリー・グレッグソン・ウィリアムズ
概要 デニス・ルヘインの傑作ギャング小説を「ザ・タウン」「アルゴ」のベン・アフレック監督・主演で映画化した犯罪ドラマ。禁酒法時代を舞台に、警察一家に生まれながら裏社会でのし上がっていく一人の若者の愛と野望の行方を描く。共演はエル・ファニング、ブレンダン・グリーソン、クリス・メッシーナ、ゾーイ・サルダナ、シエナ・ミラー、クリス・クーパー。禁酒法時代のボストン。警察幹部トーマス・コフリンの三男として生まれたジョーは、厳格な父に反発して家を飛び出し、不良仲間とチンピラ稼業に明け暮れていた。そんなある日、賭博場を襲撃したジョーは、そこでアイルランド系ギャングのボス、ホワイトの愛人エマと出会い恋に落ちる。しかしホワイトの罠にはまって刑務所送りとなってしまうジョーだったが…。

 作品詳細・レビューを見る 

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

ベン・アフレック

生年月日1972年8月15日(46歳)
星座しし座
出生地

ベン・アフレックの関連作品一覧

クリス・メッシーナ

生年月日1974年8月11日(44歳)
星座しし座
出生地米・ニューヨーク

クリス・メッシーナの関連作品一覧

関連サイト

TSUTAYAランキング

おすすめ映画ガイド

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST