仲代達矢が阿部寛、黒木華らを大絶賛!映画『海辺のリア』トークイベント

仲代達矢トークイベント映画『海辺のリア』

仲代達矢トークイベント映画『海辺のリア』

6月3日(土)公開の仲代達矢主演の『海辺のリア』。このたび、東京・代官山蔦屋書店にて、主演・仲代達矢のトークイベントが開催された。

仲代「60年、160本の映画に出てきて、“初めて遭遇した映画”でした」

本作の主人公、桑畑兆吉(仲代)は役者として半世紀以上のキャリアを積んだスター。しかし、今や認知症の疑いがある一人の老人だった。さらに長女・由紀子(原田美枝子)や役者の弟子・行男(阿部寛)らに裏切られ高級老人ホームへと送り込まれてしまう。しかし、ある日兆吉は、その施設を脱走し、当てもなく海岸を歩き続ける…。

本作について、仲代は「60年間の間に160本くらい映画に出いていますが、この映画は“初めて遭遇した”映画でしたね」とその魅力を話した。

「アニメ、ベストセラーが原作の映画が多いですが、これまでに小林監督と作った『春との旅』『日本の悲劇』、そして今回の『海辺のリア』すべてがオリジナルでした。それが素晴らしいなと思いました。あとは、お客様がどう感じるのかということが第一印象でした。“あたる”ことを中心にして作られている映画も多少ある中で、この作品は、お客さんひとりひとりにいろんな感想があってもいいなという考えで作られています。若い人も『こんな老人の映画嫌だ!』って思うかもしれませんが、その内老人になりますのでね、ぜひね(笑)」

小林政広監督とは3度目のタッグとなる仲代だったが、本作でもオリジナリティあふれる脚本と、一方通行の押し付けではないメッセージ性に魅力があった事を明かした。

また、「台本が約一か月前に台本が来まして、その1ページ目に、『これは、仲代達矢の映画です。』と書いてあって…それに、すごい責任感を感じました(笑)だから本当に懸命になって一か月で台本を全部暗記しました」とプレッシャーがあった事を告白。

さらに「昔は、黒澤明先生とか小林正樹先生とか、台本は2か月前に来ておりました。それを全部暗記してから、リハーサルしましたね。それだけ、昔の日本映画は準備期間がありましたね…。今は、ギリギリまで台本が来なくて、時代劇だと本番直前まで読んでて、座布団の下に隠すこともありますからね(笑)」と当時と今の映画製作違いにも言及した。

阿部寛に「イケメンなだけじゃない!」と大絶賛!

またイベントの話題は共演者に。弟子の行男を演じた阿部については、「阿部さんは、日本で一番のイケメンだと思ってましたが、芝居したら上手いんですよね受けが…こんなこと申しては失礼なんですけど(笑)、イケメンなだけじゃなくて、強烈な演技者なんだなと思いましたね」と絶賛した。

また、兆吉の妻とは別の女との間にできた娘・伸子を演じた黒木華については「60年間役者をやって、一番欲しいのは新鮮さなんです。引き出しもですが、昔使ったのはホントは使い物にならない。鮮度が欲しいんですけどね。黒木さんに一番感じたのは鮮度で、勉強になりましたね」と注目の若手女優にも賛辞を送った。

イベント最後には、現役を引退したアラン・ドロンを引き合いに出して、「アラン・ドロンさんが『キャリアはおしまいだ、命はこれから続ける』とおっしゃられてて、とても名言だと思いますが、私は、『キャリアも人生も続けるまでやるぞ』とおもってます(笑)」と意気込みを語り、イベントを締めくくった。

仲代達矢

仲代達矢「84歳でTwitterはじめて、映画をアピールしたいんですが何だか恥ずかしくて…(笑)」と悩みを明かした


『海辺のリア』
6月3日(土) 全国公開

監督・脚本:小林政広
出演:仲代達矢、黒木華、原田美枝子、小林薫、阿部寛
エグゼクティブプロデューサー:杉田成道、
プロデューサー:宮川明之、小林政広
企画・制作:モンキータウンプロダクション
宣伝:日本映画放送
配給:東京テアトル
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
(C)「海辺のリア」製作委員会

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アーティスト情報

仲代達矢

生年月日1932年12月13日(86歳)
星座いて座
出生地東京都

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