満島ひかり、4年ぶりの単独主演作では故郷での撮影を満喫!カエルの物まねも披露

満島ひかり

満島ひかり

女優の満島ひかりが、永山絢斗、 井之脇海、川瀬陽太、津嘉山正種、越川道夫監督とともに、27日に都内で行われた映画『海辺の生と死』の完成披露上映会に登壇。物語の舞台となった奄美大島出身で、13歳の時に上京した満島は「13歳からの故郷の生活をちょっとやり直しているような感覚でもいました」と撮影を振り返った。

>写真をもっと見る

映画『海辺の生と死』は、『死の棘』を世に放った小説家・島尾敏雄と、その妻・島尾ミホが、それぞれ執筆した鮮烈な出会いと恋の物語を基に、ミホがモデルのヒロイン・大平トエ(満島)と、トエの恋人で若き日の敏雄がモデルの朔(さく)中尉(永山)が織りなすドラマを描く作品。

『夏の終り』以来、4年ぶりに単独主演を務めた満島は、物語の舞台となった奄美大島出身。「泊まっているホテルのロビーに、祖母の弟が座っていたりとか(笑)。『ちょっと撮影の前にコーヒーを飲んでいこうよ』とか、そんなのもありました」と笑顔で現場を振り返った満島は、「満島家は奄美大島の生まれなので、感じるものも違いましたし、方言なんかも、私は沖縄で育ちましたが耳馴染みがあったり。歌や踊りも耳馴染みがありましたから、ちょっと異空間(笑)。不思議でしたね。映画の撮影をしながらも、故郷に戻って。私は13歳で上京したんですけれど、13歳からの故郷の生活をちょっとやり直しているような感覚でもいました」と話した。

現場では、島民の代表としての自覚を持っていたそうで、「方言とか風習・文化なんかは、スタッフの皆さんよりも知っているところがあって、それは自分で勉強しながらスタッフと交流して話をしたり」と思いを馳せ、「島の人たちにどう受けいれてもらえるかなっていうのはすごく大きくあって、私は奄美の出身の祖母から、踊りを良く習っていたので、おばあちゃんとかおじいちゃんがみんなで六調という奄美の島唄を歌っている会合に、踊って中に入っていったら、『あ、あんた~。島の子だねえ!』と迎え入れてくれたので、それは良かったです」と懐かしそうに語った。また、撮影では、島に生息する固有種のカエルの声が印象に残っているそうで、「カエルの声が、ゲロゲロじゃなくて、『オエッ』みたいな(笑)」と物まねを披露し、会場を沸かせた。

一方の永山は、クランクインする前に頭を丸めたとのこと。その理由を聞かれると「台本がすごく文学的だったりして。読んでても、これはもう島に行ってみないと、東京で読んでいてもわからないと思ったので、とりあえず頭だけ丸めて入りました」と苦笑交じりにコメント。これを受けた津嘉山が「今日お会いしたときに、私気づきませんでした」と髪が伸びて印象が全く変わったことを打ち明けると、満島は「人がわからなかったんですか!?(笑)」とびっくり。これには永山も照れ笑いを見せていた。

(取材・文:岸豊)


映画『海辺の生と死』
7月29日(土)より、テアトル新宿ほか全国順次公開!

出演:満島ひかり、永山絢斗、井之脇海、川瀬陽太、津嘉山正種
脚本・監督:越川道夫
原作:島尾ミホ「海辺の生と死」(第15回田村俊子賞受賞・中公文庫刊)島尾敏雄「島の果て」ほかより/
脚本監修:梯 久美子
参考文献:『狂うひとー「死の棘」の妻・島尾ミホ』(新潮社刊)
歌唱指導:朝崎郁恵
企画・製作:畠中鈴子
製作:株式会社ユマニテ
制作:スローラーナー
配給:フルモテルモ、スターサンズ
2017年/日本/155分/DCP/5.1ch/16:9/カラー

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

関連サイト

TSUTAYAランキング

おすすめ映画ガイド

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST