今年の夏も素敵な夏にしてくれる!おすすめ「夏」名作邦画5選-TSUTAYA映画通スタッフおすすめ

今月で全国の半数以上が、真夏日。猛暑日のところもあるでしょう。夏は映画が映える季節でもございます。ということで、一番好きな季節は夏、夏大好きのスタッフが厳選する、胸がキュっとなる、暑くて嫌な夏が、素敵な夏になるような日本の傑作青春映画をご紹介します!

岩井俊二が彩るひと夏の淡い物語

  打ち上げ花火下から見るか?横から見るか?

「Love Letter」「スワロウテイル」の岩井俊二監督が、フジテレビのドラマ枠『ifもしも』のスペシャル版として製作した、打ち上げ花火を巡って繰り広げられる少年少女の夏の一日を、瑞々しくも郷愁あふれるタッチで綴った作品。小学生最後の夏休み。その日は学校の登校日で、夜には花火大会が行われる。プールでは典道と祐介が50mを競おうとしていた。そこに、二学期には転校してしまうなづながやってきた……。

【 笑って泣ける のPoint】

子供の頃、夏休みって何の突拍子もなく、何でもできる気がする感じと、真夏の夜の感じって何とも言えないくらい切ないですよね。この映画は、それをほぼ100%に近い感覚で思い出させてくれます。8月には、岩井俊二監督・「モテキ」「バクマン」の大根仁脚本、「化物語」の新房昭之が総監督。更に声優に広瀬すず×菅田将暉と、なんとも豪華なメンバーでアニメ映画化されるそうです。こちらも楽しみです。

作品詳細・レビューを見る

壮大なスケールで贈る 長岡花火の世界

  この空の花 長岡花火大会

この空の花 長岡花火大会

好評レンタル&発売中

「転校生」「青春デンデケデケデケ」の大林宣彦監督が、新潟県長岡市で毎年8月に開催される花火大会をモチーフに、いくつもの苦難を乗り越えてきた長岡市の歴史と人々が花火に託した想いを描くご当地ヒューマン・ドラマ。主演は「てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~」の松雪泰子。天草の地方紙記者・遠藤玲子は、東日本大震災の際、被災者をいち早く受け入れた長岡市に取材にやって来た。しかし、彼女をこの地に引き寄せた理由はもう一つあった。それは、かつての恋人・片山健一から届いた手紙。そこには、自分が教師を勤める高校の生徒・元木花が書いた『まだ戦争には間に合う』という舞台、そして長岡の花火を見てほしいとあったのだが…。

【 笑って泣ける のPoint】

「日本三大花火大会」の長岡まつり花火大会は、みなさんご存じだと思います。今作は、2011年3月11日、震災を体験した僕らは、今、未来に何を伝え、どう超えていくべきなのか?という書き出しで始まり、セミドキュメンタリーという手法をとって、長岡花火の歴史を見つめる。表現の素晴らしさと、情報量と思想に圧巻される。今年も行くであろう花火大会を、ただの夏のイベントじゃなくて、その花火に込められた思いを感じる、より一層素敵なモノにしてくれると思います。必見です!

作品詳細・レビューを見る

夏休みに起きた、不思議なピュア・ラブストーリー

  月とキャベツ

月とキャベツ

好評レンタル&発売中

個性派ミュージシャン山崎まさよしが映画初主演した異色ラブ・ストーリー。バンドを解散し独立したとたん、歌が作れなくなったミュージシャン花火。いまは、人里離れた田舎でキャベツ栽培に明け暮れていた。そんなある日、彼のもとにヒバナと名乗る少女が現われ、そのまま居ついてしまうのだった。ダンサー志望のヒバナは花火の曲で踊りたいと言い出す。はじめは戸惑うばかりの花火だったが、いつしか天真爛漫なヒバナの存在に刺激を受け、ついに曲作りを再開するのだった。

【 笑って泣ける のPoint】

夏の映画と言えば何?と聞かれたら、細田守の「サマーウォーズ」の次にこの映画を思い浮かべるのですが、意外と認知度が低い本作。「君の名は」で一世を風靡した新海誠監督の『秒速5センチメートル』で使用された山崎まさよしの「One more time,One more chance」。今作では、あの曲に秘められた本当の意味を知ることが出来ます。そんなことよりも、個人的には女優・真田麻垂美の透明感しかない美しさと、20年前の山崎正義のカッコよさ!是非ご覧ください。

作品詳細・レビューを見る

北野武映画、唯一のラブストーリー!

  あの夏、いちばん静かな海。

あの夏、いちばん静かな海。

好評レンタル&発売中

聾唖の男女が織りなす恋愛模様を綴った、北野武監督第3作。北野作品唯一のラブストーリーであるが、言葉による説明を一切排し、主人公たちを覚めた視点で捉えるなど、既存の恋愛映画とは一線を画した仕上がりになっている。“キタノブルー”と称される透明感のある映像や省略の妙も秀逸。また、本作が初参加となった久石譲の哀しいメロディが心に染みる。出演に真木蔵人、大島弘子、寺島進。聴覚障害者でゴミ収集車の助手をしている茂。ある日、粗大ゴミに出されたサーフボードを拾った彼は、サーフィンをはじめる。

【 笑って泣ける のPoint】

北野武、唯一のラブストーリー。主演は上記の作品紹介にもありますが、今作主演の二人は、101分全てセリフ無し。そこに久石譲の音楽が絡まって、言葉がないが故に、表情・仕草・佇まいを深く感じる。穏やかな波の音・二人の雰囲気、何よりキタノブルーと言われる、「青」美しい映像。素晴らしいです!蒸し暑い夏をちょっとだけ涼しくて穏やかにしてもらえる、夏の最高傑作。強くオススメします!

作品詳細・レビューを見る

好きな人を好きでいるために、その人から自由でいたいのさ

  うる星やつら2 ☆ビューティフル・ドリーマー☆

アニメ「うる星やつら」の劇場版第2弾。押井守は脚本・監督を担当。文化祭の本番前日を延々と繰り返す現象に巻き込まれた友引高校。街の様子が一変する中で、あたるたちのサバイバルが始まる。

【 笑って泣ける のPoint】

厳密にいうと、「夏の映画」ではないのですが、ファーストカットと中盤の夏的幻想イメージのインパクトが強く残っており…、個人的に、夏を強く感じるの映画なのでご紹介します!高橋留美子で言うと「めぞん一刻」のほうが好きなのですが、これは本当に面白い。観終わったあとの、凄いモノみたな感…忘れられません。また、今作の面白いところが、監督が『攻殻機動隊』の押井守なんですよね。原作者の高橋留美子はこの映画を見て、「完成の違いですね」と、苦言を言い残したとか。永遠の文化祭前日、サザエさん的な半永久、半時間的空間、ユートピアの否定。是非ご覧ください。

作品詳細・レビューを見る

【オススメ人】
TSUTAYAスタッフ:望月 起一

東京のミニシアター・映画配給会社で2年間のアルバイトを経て、大学卒業後、2016年CCCに入社。今となっては減少気味だが、学生の頃は日本のインディペンデント映画を中心に年間約200本鑑賞。毎週金曜の麻生久美子出演の映画を見ながらの晩酌をやめられない。

>様々なジャンルやテーマで映画をおすすめ中! TSUTAYA映画通スタッフが教えるとっておきの映画はコチラ

この記事を読んだ人におすすめの作品

アーティスト情報

山崎裕太

生年月日1981年3月8日(38歳)
星座うお座
出生地東京都

山崎裕太の関連作品一覧

松雪泰子

生年月日1972年11月28日(46歳)
星座いて座
出生地佐賀県

松雪泰子の関連作品一覧

山崎まさよし

生年月日1971年12月23日(47歳)
星座やぎ座
出生地滋賀県草津市

山崎まさよしの関連作品一覧

関連サイト

TSUTAYAランキング

おすすめ映画ガイド

TSUTAYA MUSIC PLAYLIST