【珍作】金曜ロードショー『ピクセル』バカバカしくも爽快な見どころは…?

『ピクセル』が「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送!(※画像は公式サイトより引用)

『ピクセル』が「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送!(※画像は公式サイトより引用)

9月15日、日本テレビ系列「金曜ロードSHOW!」では、ハリー・ポッターと賢者の石クリス・コロンバス監督ピクセルが地上波初放送。「パックマンたちが地球侵略する」という突拍子もないコメディ映画だけにツッコミどころも多いが、だからこその愛くるしさが満載。そんなバランスの良さは、くたびれちまった金曜の夜にピッタリなのだ…。

【あらすじ】
1982年。NASAは宇宙に向けて友好のメッセージを送った。その中には、当時大流行していたゲームの映像も含まれていた。やがてメッセージを受け取ったエイリアンは、それを宣戦布告と誤解し、地球侵略に乗り出した。彼らはゲームキャラを模した謎の兵器で各地を襲撃し始めた。そこで米国大統領ウィルは、かつてのゲーム仲間を集めて、この恐るべき破壊力のゲームキャラたちに果敢に闘いを挑むのだったが…。

“こども”がそのまま大人になったような映画

1980年代のビデオゲームを最先端のVFXで映像化した本作。ニューヨークの街をステージに、ミニクーパーでパックマンを追いまわしたり、等身大のドンキーコングに立ち向かったり‥。そのほか「ギャラガ」、「センチピード」、「テトリス」などなど…往年の名作たちが、見たことのないアングルで、大きさで、そして迫力で蘇る!

また、インドのタージ・マハル、ワシントンのオベリスク、さらには人間までもが“ピクセル化”されていく映像は衝撃的。ピコピコなキューブに代わってしまう“破壊描写”は、侵略の恐怖よりも、どこかノスタルジックな愛おしさも感じる。

そんな子供向けゲームをバカバカしくも本気で映画化してしまった本作。ピーターパンのような制作陣の無垢な情熱は、ボードゲームを最新鋭のイージス艦で実写化した『バトルシップ』に通じるものがある。そんな遊び心は「エンドロール」のドット絵にも詰め込まれているので、カットされないことを祈りたい…。

オタクの復権! ビールがすすむ爽快感!

そして、地球を侵略してきた異星人に立ち向かうのが、屈強な軍人でも、超人的なスーパーヒーローでも、天才的頭脳を持つ学者でもない…ただのオタクであるという点も愛おしい!

ビデオゲームだけが取り柄だった主人公・サム(アダム・サンドラ―)、陰謀論が大好きな童貞・ラブロー(ジョシュ・ギャッド)、ビッグマウスな詐欺師エディ(ピーター・ディンクレイジ)、そして大統領でボキャ貧のウィル(ケヴィン・ジェームズ)。落ちこぼれでダサダサなオタクたちに、周囲の目線は冷ややかだったが…。

ゲームキャラが相手となれば、そこはオタクの独壇場! 四苦八苦する海兵隊を横目に、バッタバッタと敵を無双する姿は爽快感以外の何物でもない。そんなレボリューショナルな展開は、日常生活で鬱屈したストレスを吹き飛ばしてくれること間違いなし!

ぜひとも、ビールジョッキと頭はカラッポに! SNSで実況しながら、金曜の夜を楽しんでいただきたい映画である。

(文・nony)

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