黒木華×野村周平のW主演『ビブリア古書堂の事件手帖』実写映画化決定!

黒木華×野村周平のW主演!映画『ビブリア古書堂の事件手帖』

黒木華×野村周平のW主演!映画『ビブリア古書堂の事件手帖』/(C) 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会  

社会現象を巻き起こした驚異のミリオンセラー文庫ミステリー「ビブリア古書堂の事件手帖」が、このたび、黒木華×野村周平のW主演で実写映画化が決定した!

コミック化、ドラマ化からの映画化で「ビブリア古書堂」開店!

本シリーズは、鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂の店主・篠川栞子(しのかわ しおりこ)が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく古書探偵ミステリー。

若く美しいビブリア古書堂店主・篠川を演じるのは、『小さいおうち』(14)で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を日本人最年少で受賞し、同作と『母と暮せば』(15)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続受賞するなど、高い演技力で日本映画界を牽引する黒木華。極度の人見知りだが、驚くべき本の知識とプロファイリング能力を持つ文芸女子、栞子を魅力たっぷりに演じる。そして、ひょんなことからビブリア古書堂で働き始め、栞子に密かに思いを寄せる五浦大輔(ごうら だいすけ)に、『ちはやふる 上の句下の句』(16)、『帝一の国』(17)、『22年目の告白 -私が殺人犯です』(17)など大ヒット作への出演が続く今最も旬な俳優、野村周平。過去の体験から本が読めなくなった特異体質を持ち、不器用ながらも誠実で憎めないキャラクター、大輔への好演に期待がかかる。黒木と野村は本作で初共演を果たし、W主演をつとめる。

監督は、『しあわせのパン』(12)や『繕い裁つ人』(15)などのヒット作を手掛け、今年9月には最新作『幼な子われらに生まれ』(17)が第41回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞を受賞した三島有紀子。厳しさと優しさを込めた眼差しで人物像を深く描くことに定評のある三島監督が、1冊の古書から始まるミステリー溢れるストーリー展開と共に、栞子と大輔の純朴で愛らしい関係性と変化を緻密にそして繊細に描く。

またこの度主演解禁に合わせ、黒木演じる篠川栞子と、野村演じる五浦大輔のキャラクター写真も映画第一弾素材として初解禁(写真:トップ)! ビブリア古書堂の本棚を背に、一冊の古書を手に思いをはせる栞子は、少しミステリアスな雰囲気を醸し出しつつも神々しい美しさに包まれている。また青いエプロンをかけ、ビブリア古書堂店員として働く大輔からは、何冊もの重厚な古書を重ねもち、力強く頼もしい姿がうかがえる。本作には、太宰治や夏目漱石など数々の実在の名作古書が登場するのも見どころの一つだ。古い本には、人の秘密が詰まっている―。古書と、そこに刻まれた謎と秘密を紐解く古書ミステリー映画が、2018年、満を持して誕生する!

キャスト&スタッフ コメント一蘭

◆黒木華

以前から原作は読んでいて、とても面白かったので今回のお話をいただいた時はうれしかったです。表紙に描かれている栞子さんのビジュアルが強く印象に残っていて、そこがプレッシャーでもありましたが、ぼそぼそ喋るところだったり、人の目をぱっと見られないところだったり、雰囲気を近づけられるよう意識しました。また監督と「何か癖があるといいよね」とお話している中で、頭を掻くとか、推理をする時は人の目をバシッと見るとか、細かい仕草を詰めていきました。

三島監督とは『繕い裁つ人』に続きお仕事するのは2回目なので、すごく嬉しいです。監督はいつも撮りたいものに明確なイメージを持たれていて、男らしい部分もありながら、撮られるものは女性的で、自分が気付かないところにも気づいてくださり、とても細やかな方だと思います。ご一緒していて面白いです。野村さんとは初共演でした。テレビなどで見ている姿とあまり変わらずとても面白い方で、いつも現場を盛り上げて下さり、楽しかったです。

この作品はミステリー映画として謎解きがすごく面白く、さらに栞子と大輔の恋愛など、いろいろなところに注目してお楽しみいただける作品だと思います。原作ファンの方にも、原作を読んでいない方にも楽しんでいただきたいです。

◆野村周平

原作についてはもともと知っていました。大ヒットしている話題作の映画化に声をかけていただき、とても嬉しかったです。本作で僕は五浦大輔という、過去の経験から本が読めなくなった青年を演じていますが、僕も活字に少し苦手意識があったりするので(笑)、大輔と共通点が多く、すごく入りこんで演じられています。

三島監督とは今回初めてご一緒しました。いい時はすごく褒めてくださりますし、アメとムチで上手に僕のことを躍らせてくれます。黒木さんは、最初は物静かな方という印象がありましたが、たくさん話しかけてくださり、一緒にいてとても楽しい方です。今回共演できて本当によかったです。

この作品には本の魅力が詰まっています。ゆったりとした、ビブリアの魅力的な世界観に浸っていただきたいです。キュンとするような淡いラブストーリーもあります。そして何より、本が読みたくなるような作品だと思います。ぜひこの映画を観て、本を読んでいただけたらなと思います。

◆原作者・三上延

小説家にとって作品は子供のようなものですが、ひとたび世に出た瞬間に小説家だけのものではなくなります。読んでくださった方のものにもなり、映像化されればスタッフやキャストのものにもなるのです。自分の手を離れるからこそ、巣立っていった先でできるだけ多くの方に愛され、幸せになって欲しい、というのが原作者の願いです。

今回の映画化にあたって、脚本段階で三島監督をはじめとするスタッフの皆さんと何度か打ち合わせをさせていただき、原作を安心してお任せできると確信しました。私だけではなく原作の読者の皆さんにとっても、映画ならではの素晴らしく新しい『ビブリア』になっていることを期待し、楽しみにしています。

◆三島有紀子監督

Q. 原作を読んで感じたこと
三上延さんの書かれた古書堂の世界に魅了され、自分の描きたい世界観ととてもリンクすると感じました。書いた作家の想い、読んでいた人の想いがひとつの本という形になってそこに存在している。そんな空間(ビブリア古書堂)にまず実際に行きたいと思いました。それに、栞子さんと大輔、それぞれのキャラクターと会いたいと思いました。

Q. 本作を実写映画化するにあたり、大切にしていること
自分自身、小説との出会い、一冊の本との出会いから多くの心の変化が生まれました。知らない世界を知る喜びは、痛かったり辛いときも含めて、心を豊かにしてくれます。古書店に置いてある古い本には、いろんな人のそんな心の変化がいくつも積み重なっているように思います。だからこそ、古い本を通じて〝受け継がれる想い〟を大切に描けたらと思いました。そして、古書堂に関しては何度でも行ってみたいと思えること、キャラクターに関しては会ってみたい、ずっと一緒にいたい、と思えることを大切に考えながら演出しました。

Q. 黒木華さん、野村周平さんについて
栞子さんは黒木華さん以外に考えられませんでした。まず、実際に本を読む人で本を読む姿が栞子さんと重なる人は誰か…そして、繊細な心の変化を見せてくれる人…黒木華さんだ!と思いました。『繕い裁つ人』でご一緒させていただいていますし、演技については絶対の信頼があります。黒木さんが、知性あふれる、それでいて少し変人でシャイで、限りなく愛おしい栞子を生んでくれました。月の光りのような栞子に対して、大輔は太陽のような人にやってもらえたらと思っていました。野村周平さんは、存在するだけでまわりの人の心がほぐれて明るくなり、根底に流れる心の強さみたいなものを感じました。野村さんが、ダメな男だけどストレートで素直な大輔を、楽しくそして深く演じてくれています。

Q. 公開を待つ皆さんへのメッセージ
「これは、古い本と、それをめぐる人間のおはなし」です。ある本を読んでいた人の想いがその本に託され、長い年月を経て、古書店を通して誰かの手に渡り、その想いが違う形で結実するということがあるような気がしてなりません。そんな、受け継がれていくモノ(本)としての魅力、あたらめて小説という中身の魅力、それらにまつわる人間たちの魅力を、栞子(黒木さん)と大輔(野村さん)とともに、お届けしたいと思います。

I'm sure you are going to love it!

みなさまに、この作品を、きっと、気に入っていただけると信じています。

◆企画プロデューサー:小川真司(ブリッジヘッド)

今回の企画は2014年秋頃に立上げましたが、約3年の歳月を経て、素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんに恵まれ、実現に至ることができました。三島監督とは「しあわせのパン」の頃からの知り合いで、彼女自身が文学少女だったことや料理や衣服などの世界を丁寧に美しく撮ることができる人だったのをつぶさに見てきたので、真っ先に監督をお願いし、テーマを説明した上で引き受けていただけました。それから、脚本の渡部亮平さんとビブリアの物語を作り始めたのです。

なぜ、僕が「ビブリア」に興味を持ったのかというと、僕自身が栞子さんのように本好き古書好きだったことですね。ものすごい時間をかけ、作家は想いを込めて小説やエッセイや詩を書きますが、それが書物を通して読まれることで時を隔てても人々に伝わっていく。古書の場合はさらにモノとしてそれを読んだ人、所有していた人の想いものせて人から人の手に渡っていくーー。本を読むということは見知らぬ人と対話をすることでもあり、その心の交感を誘う世界にはロマンスがある。電子書籍では味わえない本の手触りの感触、それは人と人の手が触れ合う瞬間のざわめきにも似た喜びがあるはずで、この「ビブリア古書堂の事件手帖」ではそうした世界観を大切にしたいと思っています。

主人公の大輔は祖母の写真が夏目漱石の「それから」に挟まれていたのを見つけたことがきっかけで、祖母の過去の秘められた恋を知ることになります。現在と過去が本を巡りながら交錯して、時を隔てて人の想いが繋がって行きます。とても20世紀的な古風なロマンスの復権を目指した映画だと言えます。

主演に迎えた黒木さんと野村さんは原作に登場する栞子さんと大輔そのままの雰囲気を実際に持っていらっしゃる方で、原作ファンの方にもぜひ楽しみにしていただきたいです。聡明な栞子さんと実直な大輔、過去の謎と現在の危機が二人の微妙な距離を徐々に縮めていきます。その淡いロマンスのスリリングな過程をお二人が素晴らしい演技で紡いでいます。


『ビブリア古書堂の事件手帖』
2018年全国ロードショー

【あらすじ】
五浦大輔(野村周平)は、亡くなった祖母の遺品から夏目漱石の直筆と思われる署名入りの『それから』を見つけ、鑑定依頼のため北鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を訪れる。そこで出会ったのは、極度の人見知りながらも、本に対しては並大抵でない情熱と知識を持つ、若く美しい店主・篠川栞子(黒木華)だった。栞子は本を手に取り見ただけで、大輔の祖母が死ぬまで守っていたある秘密を鮮やかに解き明かしてしまう―。栞子の推理力に圧倒された大輔は、足を怪我し、力仕事のできない栞子のためにビブリア古書堂を手伝うことに。互いの魅力に惹かれ始め、二人の距離が少しずつ近づく中、栞子は大輔にある秘密を打ち明ける。それは、自身が所有する太宰治『晩年』の希少本が、“大庭葉蔵”という謎の人物に狙われ、栞子自身も度重なる脅迫を受けており、足の怪我もその人物の仕業だという驚きの告白だった。太宰治『人間失格』の主人公“大庭葉蔵”を名乗る謎の人物の正体は―。そして明かされる50年前の悲しく切ない愛の物語―。

黒木華 野村周平
原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平、松井香奈
配給:20世紀フォックス映画、KADOKAWA

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