映画『勝手にふるえてろ』舞台挨拶で片桐・古舘のベテランコンビがかき乱す!? 松岡も思わず「ちょっとちょっと!」と静止

(左から)片桐はいり、北村匠海、渡辺大知、松岡茉優、石橋杏奈、古舘寛治、大九朋子監督、澤竜次(黒猫チェルシー)

(左から)片桐はいり、北村匠海、渡辺大知、松岡茉優、石橋杏奈、古舘寛治、大九朋子監督、澤竜次(黒猫チェルシーのギター担当)

今年10月に開催された第30回東京国際映画祭ではコンペティション部門観客賞を授賞した、芥川賞作家・綿矢りさ原作の実写映画『勝手にふるえてろ』。12月23日の映画公開を前に、都内にて舞台挨拶が行われ、主人公・ヨシカ役の松岡茉優、ヨシカの彼氏・イチ役の北村匠海(DISH//)&ニ役の渡辺大知(黒猫チェルシー)ほか、石橋杏奈古舘寛治片桐はいり大九明子監督が登壇した。

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本作で初主演を務めた松岡は「大九明子監督とは3回目のタッグ。監督撮れることのほうが嬉しくて、責任や不安はパン!と消えましたね」と言い、監督の大九を喜ばせた。そして、暑苦しい役だというニを演じた渡辺は「主題歌もやらせていただけて、感慨深い作品になりました。ニは暑苦しくて鬱陶しいヤツだと思ったんですが、それで収まらずに、ココロの中で思っていることなんかも醸し出せたらなと思っていました」と役作りについて語る。その渡辺とは正反対で「ニが暑苦しいなら、イチは凍えるくらい涼しい役ですね」という北村は「茉優さんとは4回目の共演になりますし、今回はバンドもやりながら役者もやっている大知君と並んでいることも嬉しく思います。とても素敵な作品ができたと思っています」と自信を見せた。

石橋は松岡をべた褒め!

石橋は松岡をべた褒め!

石橋は松岡の可愛さに目を見張ったといい、「茉優ちゃんがかわいくて、私も恋をしました。この役は茉優ちゃんにしか出来ないし、他人では想像できなかった」とべた褒め。自身が演じた役についても「本人にかき乱しているつもりはなくても、そうなっちゃっている人はいますよね。なのでリアリティのある役だったなと思います」と振り返りつつも「私はヨシカのほうが共感できました」と松岡の可愛さだけでなく、キャラクターとしても共感していたよう。

また、映画館に居るのが大好きだという片桐からは「関係者に聞くと評判が良いんですよ」とまず映画を褒めたと思ったら、その次には「今はもう、どれがこれかわからない映画がいっぱいるじゃないですか…あの…(笑)」ともごもご。これに古舘はすかさず「ありますあります。いっぱいあるんですよ」と反応。これに松岡はすかさず「ちょっとちょっと! お二人はもう確固たる地位があるからいいですけど、私たちはないのでそういう話題に巻き込まれると…」と突っ込んで会場の笑いを誘う。

しかし片桐の口から出た言葉は「いろんなジャンルが有る中で、どれにも属していないような変化球が来たなと」とストレートな褒め言葉。悪ノリしたと思った古舘でも「僕はむしろ最もまっとうな映画だと思いますね」と続く。しかしそれだけで止まるはずもなく「なんかキラキラしたね…」と話が怪しい方向に行きだすと再び松岡は「耳塞いで!」と若手キャストへ呼びかけ、再び笑いを誘った。このやり取りに監督は「最高の褒め言葉ですね」と再び喜んだ。

イベント中には、12日に発表となる今年の漢字を先取り、松岡の一字を発表。「観」ということで「今までの舞台挨拶で一緒になった先輩方が『お客様に届いて映画は初めて映画になる』とよく仰っていたのを、当時はなるほど、とは思っていたんです。でも、今回初めて大きなスクリーンでお客さんと一緒に観たら、自分が想像していないところで皆さんの反応があったので、相手の顔が見えなくても映画を感じてくれていたのがわかったんです。私達が撮ったのは映画ではなく映像。皆様に受け取ってもらって初めて映画になると実感できた。皆さんにもこの映像を映画にしていただきたいです」と東京国際映画祭で観客書を受賞したことへの御礼も兼ねた最高のPRを観客へ向けて語りかけた。

サプライズ披露に「台本になかったよね?」と詰め寄る松岡

サプライズ披露に「台本になかったよね?」と詰め寄る松岡

イベントでは渡辺が黒猫チェルシーとして手掛けた主題歌「ベイビーユー」を生披露。歌の後、「映画を観て、感じたものを形にしたいと思った。純粋に良いと思ったところの刺激を曲に出来たらなと。僕なりにこの映画のラスト、こういう曲がかかってくれたら嬉しいなと。ヨシカへめっちゃ良かったですよ、ってラブレターを渡せたらなと思って」と曲に込めた想いを披露した。この渡辺の言葉に大九監督は「これが、上映後だったら良いのになっていうくらい、感動をしないような気持ちでセッションを観ていました。ありがとうございました。作り手冥利に尽きる時間でした。願わくばみなさまにとって楽しい時間であってくれると嬉しい」と想いを語っていた。


映画『勝手にふるえてろ』
12月23日(祝・土)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国公開

原作:綿矢りさ著『勝手にふるえてろ』文春文庫刊
監督・脚本:大九明子
出演:松岡茉優 渡辺大知(黒猫チェルシー) 石橋杏奈 北村匠海(DISH//)
趣里 前野朋哉 池田鉄洋 稲川実代子 栁俊太郎 山野海
梶原ひかり 金井美樹 小林龍二(DISH//) 増田朋弥 後藤ユウミ 原扶貴子 仲田育史 松島庄汰 古舘寛治 片桐はいり
主題歌:黒猫チェルシー「ベイビーユー」(Sony Music Records)
配給:ファントム・フィルム

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