ちょっとふしぎな「きょうだい」の物語。スタジオ地図・細田守監督最新作『未来のミライ』が2018年7月20日公開決定!

細田監督と齋藤プロデューサー

細田監督と齋藤プロデューサー

『バケモノの子』からはや3年。待望の新作がついにお披露目!

人間の世界とバケモノの世界がクロスオーバーした、親子&師弟の物語『バケモノの子』が公開されたのが2015年。2006年公開の『時をかける少女』から3年周期で長編アニメーション映画の新作を発表してきた細田守監督。本日、ついに新作の概要が明らかになり、タイトルが『未来のミライ』、劇場公開が2018年7月20日からとなることがわかった。

甘えん坊の4歳の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹“ミライちゃん”―最新作で描かれるのは、ちょっとふしぎな「きょうだい」の物語。細田監督は「最小限のモチーフを用いて、最大限のテーマを語り切りたい。エンターテインメントの作法を用いて、新しい家族のための、新しい表現を拓きたい」と綴っている(作品チラシより)

当日、最新作の記者会見にスタジオ地図のプロデューサー・齋藤優一郎氏とともに登壇した細田監督は、自身も5歳の男の子と、まもなく2歳になる女の子の親だという。主人公が4歳の男の子なのは、「(考えている時に)上の子が4歳だったからです」と明かし、「小さな子供の目線から、(未来から来た)妹を観た時に、世界が広がるというか、新鮮な感動が得んじゃないかと。彼の目線を通じて僕が今生きている世の中を新しく見直して新鮮な気持ちで観返したい」と作品のコンセプトを解説した。

また、主人公が幼いことについても「チャレンジングですね」とキッパリ。「調べたら、クレヨンしんちゃんでも5歳。トトロはメイが設定上4歳。そういう例はあるけど、4歳の男の子が主役なのはまれだと思います。5歳になると、クレヨンしんちゃんのしんのすけが理解できるし、4歳と5歳はぜんぜん違うんですね。シリアスなところと快楽主義的なところが重なって、バイタリティがあるんです」と続ける。

(C)2018 スタジオ地図

(C)2018 スタジオ地図

家族を描いてきたことについては「作品一つで終わるものではなくて、例えば『サマーウォーズ』は親戚がアクション映画の主人公だったらと思ったのが始まりですし、『おおかみこどもの雨と雪』では子育てするお母さんという、これも本作のように主人公にはなかなかならない人物。そしてバケモノの子は父親の映画で、今回が兄妹。僕は一人っ子だったのでその感覚がよくわかっていなかったけど、実際自分に下の子が生まれた瞬間に、兄妹の(親に対する)愛の争奪戦がすごくて、『人間は愛無しで生きられないんだな』と実感しています」と語った。

齋藤プロデューサー「映画の時間は短くても前作よりも大変」

海外記者から、丸みのある男の子のビジュアルについて聞かれると「可愛らしく描きたいですね。実際、作画がとても楽しいですし、スタッフもみんな描いていて楽しいと言っている。頑張って4歳の魅力、挙動の面白さ、柔かさ、暴れた時の面倒臭さとか、それらをひっくるめた喜びを描きたい」と現場の雰囲気を含めて解答。さらにその進捗については「絵コンテは過去作の中でも最も早く出来ている。作画を進めながら、オーディションもしている」と現状を説明。完成時期について突っ込まれると「ギリギリ(までこだわりたい)ですね」と齋藤プロデューサーがフォローした。

作品の尺については「時間的に100分位になる」という細田監督。齋藤プロデューサーからは「映画の時間は短くても前作よりも大変です。今回はより純度が凝縮されているので、一番いい形で作っていくのが全スタッフの使命だと思っている」と意気込みを語り、公開日についても「東宝さんとの話の中で、7月20日にはこだわりました。夏休みの初日というか、これから楽しいことをする機運が高まっている時ですよね」と解説。さらにはすでに海外から多数のオファーを受けていることも明かした。「作品ができていないうちからカンヌでセールスを始めていたのですが、それでもありがたいことに熱烈なオファーを頂きまして、現状57ヵ国で配給する予定です」

また、齋藤プロデューサーは公開規模は「前作『バケモノの子』の458スクリーンと同等の規模で公開させていただけると聞いている」とし、配給の東宝にも期待を寄せていた。

ちなみに、気になる映画の舞台は横浜とのこと。「(直前に報道陣に公開された)特報の1カット目にも実は写っていたんですが、舞台は横浜市ですね。海側というか、中心地からちょっと外れた、磯子区とか金沢区であったりする。横浜が舞台なのは、内容的に関係があるからですね。家族にとって重要な事が過去起きた場所なんです」


映画『未来のミライ』
2018年7月20日 ロードショー

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アーティスト情報

細田守

生年月日1967年9月19日(51歳)
星座おとめ座
出生地富山県中新川郡上市町

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