【ニッポンの奇祭】映画『羊の木』に登場する「のろろ祭」のヒントにも!? 2月開催の奇祭3選

『羊の木』に登場する「のろろ祭」

『羊の木』に登場する「のろろ祭」

山上たつひこ×いがらしみきおの巨匠タッグによる超問題作として、2014年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した「羊の木」。この原作を『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八監督が大胆なアレンジを加え、錦戸亮を主演に迎えて実写映画化。いよいよ2月3日公開となる。

日本には伝統的なお祭りが多数存在するが、本作品中には、毎年恒例で行われる奇祭「のろろ祭」が登場。“のろろ”は、魚深に祀られている神で、決してその姿を見てはならないと言われている。“のろろ祭”は、“のろろ様“を先頭に異形の集団が町を練り歩く。そして、魚深の崖に巨大な“のろろ像”があり、祭りの日に2人の生け贄がそこから飛び込むと、一人は助かり、もう一人は沈んだまま死体が揚がらない、という話が言い伝えられている。

『羊の木』に登場する「のろろ祭」

『羊の木』に登場する「のろろ祭」

原作では、“のろろ様”が各家の扉をたたいて回り、住人は“のろろ様”の姿を見ずに合言葉で追い返すという祭りの様子が色濃く描かれている。このような奇祭は実際には存在しないが、日本全国各地で奇祭は開かれており、一度は行ってみたい! と思わずにはいられない珍事な光景を目の当たりにすることができる。そこで、今回は、2月に実施される、日本全国の奇祭をご紹介する。

天狗とお多福が舞台上で××…「おんだ祭」

開催日:毎年2月第1日曜日(今年は2月4日)
場所:飛鳥坐神社(奈良県高市郡明日香村)

子孫繁栄と五穀豊穣を祈った伝統行事として、毎年恒例の奇祭として知られる「おんだ祭」。この祭のメインイベントは、天狗とお多福が舞台上で披露するリアルな夫婦のセックス劇。キス、婚礼を経て、天狗がお多福を床にそっと寝かし、お多福の両足をグッと開いて……と、文字だけで見ると世にも生々しい行為だが、そのセックス劇はいやらしさよりも笑いが起こるという。行為の終了後、天狗とお多福が股間を拭いた紙を参拝者に対して投げつけるというが、これが「福の紙」とされ、授与されると子宝に恵まれるとされている。

1000年以上の歴史!!「黒石寺蘇民祭」

開催日:2018年2月3日
場所:黒石寺(岩手県奥州市)

毎年、旧暦の1月7日に行われる五穀豊穣・無病息災を願って行われる「黒石寺蘇民祭」。蘇民祭は岩手県南部地方を中心にいくつかの場所で行われているが、黒石寺の蘇民祭は1000年以上の歴史を持ち、国の無形民俗文化財にも登録されている。男性たちがふんどし一丁で氷の張った池に入り身を清める「裸参り」や蘇民袋を裸の若者たちが奪い合う姿は圧巻! 開催は2月なので、言わずもがな極寒。まさに、男の中の男の祭。

奇祭のアイコン的存在がコラボ!「なまはげ柴灯祭」

開催日:毎年2月の第二金・土・日の3日間(2月9日~11日)
場所:真山神社(秋田県男鹿市北浦)

真山神社の正月の神事「柴灯祭」と、伝統的な風習である「なまはげ」を組み合わせ、神社境内で開催される「なまはげ柴灯祭」。「なまはげ」は男鹿に古くから伝わる民俗行事で、年に一度、各家々を巡り、悪事に訓戒を与え、災禍を祓い、祝福を与えて去っていくと言われ、「怠け者はいねが、泣ぐ子はいねが」と練り歩く姿はあまりにも有名です。その「なまはげ」が、真山神社境内に焚き上げられた柴灯火のもとで乱舞! 観る者を魅了する祭だとか!


映画『羊の木』
2月3日(土)全国ロードショー

出演:錦戸亮 木村文乃 北村一輝 優香 市川実日子 水澤紳吾 田中泯/松田龍平
監督:吉田大八 『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』
脚本:香川まさひと
原作:「羊の木」(講談社イブニングKC刊) 山上たつひこ(「がきデカ」)、いがらしみきお(「ぼのぼの」
配給:アスミック・エース

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アーティスト情報

いがらしみきお

生年月日1955年1月13日(64歳)
星座やぎ座
出生地宮城県加美郡中新田町

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山上たつひこ

生年月日1947年12月13日(71歳)
星座いて座
出生地徳島県

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