【インタビュー】映画『トレイン・ミッション』リーアム・ニーソン「 演じる役には必ず自分自身を少しづつ注入したい」

来日のリーアム・ニーソンを直撃

来日のリーアム・ニーソンを直撃

長年勤めてきた保険会社を突如リストラされた不運な男・マイケル。途方に暮れ帰路に向かう電車内、見知らぬ女から「乗客の中から〈ある人物〉を探し出せば、10万ドル支払う」と持ちかけられる。選ばれた理由も分からずに、元刑事のスキルを駆使して“捜査”を開始。疾走する電車を駆け回り、わずかなヒントを元に容疑者を絞り出していくが、妻と息子が人質に取られていることが発覚。数々の罠に翻弄されながら、次第に壮大な陰謀へと巻き込まれていき…。

リーアム・ニーソンが主演を務める最新作『トレイン・ミッション』(3月30日より全国公開)は、ニューヨークを走る通勤電車を舞台にしたリアルタイム・サスペンス。『アンノウン』 『フライト・ゲーム』 『ラン・オールナイト』と過去3度タッグを組んだジャウマ・コレット=セラ監督と作り上げた本作について話を聞いた。

――本作への出演のきっかけは?

監督と脚本両方だね。ジャウマはどんどん腕を上げているなと思うし、何より“限定された空間”での物語が素晴らしい。前回なら飛行機だし、今回は電車。実は来年またタッグを組もうかと話をしているんだ。車を舞台にね。

――次回もタッグを組むということですが、ジャウマ監督は馬が合うんでしょうか?

まさに「馬が合う」これに尽きるね。頭で考えてどうこう…ではなく、例えば「恋に落ちる」「親友と出会う」そんな感覚と一緒さ。『アンノウン』でベルリンで一緒になった時、最初の1時間くらいでもうそんな感覚だった。あえて言うなら“阿吽の呼吸のダンスパートナー”かな。彼からは学ぶことも多いし、とてもいいインスピレーションを与えてくれる監督。そして撮影が早いところも好きなところだね。

――今回演じるマイケルは真面目で正義感があって強くてタフですが、自身との共通点は?

彼とは真逆だけどね…演技、よかったでしょ?(笑) 自分が演じる役には必ず「自分自身を少しづつ注入したい」と思っている。僕は外見を大きく変えたり、声を変えたりしてキャラクターの造形を際立たせるようなタイプではないからね。とにかくなるべく自分自身を取り入れながら、リアルに感じてもらえるようにしているんだ。セリフは脚本家が書いているけど、それが本当に自分から出ている真実だと感じてもらえるようにね。

リーアム・ニーソン

リーアム・ニーソン

――こういうタイプの作品は楽しんでいますか?

楽しんでやっているよ。ただ、銃規制に対して活動しているから、映画の中で火器や銃を肯定してしまうような映画に出ることは嫌だと思っているね。ただ、ハリウッドの一つのジャンルとして、アクション映画は素晴らしい作品が作られているよね。ジャウマは実際手練だと思う。アクション映画は楽しんでいるけど、色んな種類の作品に交互に出たいと思っているよ。もう終わっているものだと『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックイーンの新作で『Widows』(原題)。ヴァイオラ・デイヴィスが主演で、僕は彼女の旦那役なんだ。それと、今髭を生やしているのは、今撮影中のコーエン兄弟のオムニバス作品のためなんだ。

――年齢もキャリアも重ねてきた中でこういった作品に出ることで、自身が作品に与える意味とはどんなことがあると思いますか?

経験値はもたらすことが出来ていると思う。それが現場でどんな風に形になっているか、とリストは出せないけどね。例えば現場にいる若い役者がどう演技していいか、振る舞っていいかわからない、その時監督もどんな言葉で説明していいかわからない…といった状況がたまにあってね。そんな時はそっと「こういう風にしたらどうかな」という提案をしてみたりもする。そういうことかな。


映画『トレイン・ミッション』
2018年3月30日(金)全国ロードSHOW!

監督:ジャウマ・コレット=セラ
出演:リーアム・ニーソン『96時間』シリーズ/ヴェラ・ファーミガ/パトリック・ウィルソン/サム・ニール/エリザベス・マクガヴァン/ジョナサン・バンクス/フローレンス・ピュー
提供:ポニーキャニオン・ギャガ 配給:ギャガ(GAGAロゴ)
原題:THE COMMUTER/2018/アメリカ、イギリス/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/105分/字幕翻訳:伊原奈津子

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