【計168歳】映画『ゲティ家の身代金』ではリドリー・スコットとクリストファー・プラマー…ほか春公開映画での大御所の活躍に注目!

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フォーチュン誌によって、世界で初めての億万長者に認定された石油王ジャン・ポール・ゲティ。1973年ローマで彼の孫が誘拐され、当時史上最高額とも祝える身代金を要求されたものの、その支払いを拒否した世界一有名な誘拐事件が、巨匠リドリー・スコットの手によりついに映画化。『ゲティ家の身代金』が5月25日(金)に日本公開となる。

孫を拉致したイタリア人左翼ゲリラが、ゲティに要求した身代金の額はなんと1,700万ドル(約50億円 ※事件が発生した1973年11月当時の為替レート 1ドル=278.263円で算出)というのも驚きだが、50億ドル(1.4兆円)の資産を持つゲティが、身代金の支払いを拒否したことでも有名なこの事件は、日本の新聞や週刊誌でも大きく報道された。そしてこの事件の裏側では、誘拐犯と身代金を拒むゲティの間で戦い続けた人質の母親が―。アビゲイル・ハリスは愛する息子の誘拐事件に直面し、ゲティに身代金の支払いの協力を求める。誘拐犯と冷酷な大富豪、一般家庭の母はいかにしてこの2つの強敵に立ち向かったのか…。

本作の完成に欠かせなかったキーマンが、御年88歳のクリストファー・プラマー、そして80歳の巨匠リドリー・スコット監督の二人。また、彼ら以外でもこの春公開する作品には、長年ハリウッドを牽引してきたキャスト・スタッフの活躍が目立つ。以下、彼らの輝かしい功績と共に、精力的な最新の活動を紹介したい。

ジェフ・ブリッジス(68歳)…俳優だけじゃ収まらず、製作総指揮も担当

1949年生まれ。『クレイジー・ハート』にて、アカデミー賞主演男優賞受賞。近年では、映画『アイアンマン』(2008)にて、アイアンマン最初の敵であるオバディア・ステインを演じ、激しいアクションを披露したのも記憶に新しい彼も、今年68歳を迎える。今尚ハリウッドの第一線で活躍しているのは言うまでもないが、最新作『さよなら、僕のマンハッタン』(日本公開4月14日)では、一人暮らしを始めた主人公トーマスの前に現れる風変わりな隣人を演じるだけではなく、製作総指揮までも務めている担当している。

ダイアン・キートン(72歳)…歳を重ねることに美しさが増す女優

1946年生まれ。『アニー・ホール』(1977)にて、アカデミー主演女優賞を受賞。その後も、『レッズ』(1981)『マイ・ルーム』(1997)『恋愛適齢期』(2003)にて、アカデミー主演女優賞にノミネートを果たし、10年に一度アカデミー賞ノミネートされるという歴史的な偉業を達成した唯一の女優としても知られる。このことからも、デビューから歳を重ねるにつれて魅力が衰えることなく魅力を増していくことが分かる。

また、彼女はファッショニスタとしても知られており、最新作『ロンドン、人生はじめます』(日本公開4月21日)では、主演としての魅力的な演技と共に、彼女の洗練された着こなしも堪能できる。

ダニエル・デイ=ルイス(60歳)…潔く引退を表明し、次の道に進むベテラン俳優

1957年生まれ。『マイ・レフトフット』(1989)『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(2007)『リンカーン』(2012)にて、アカデミー賞主演男優賞受賞。3回の受賞は、唯一彼のみである。最新作の『ファントム・スレッド』(日本公開5月26日)を最後に俳優業の引退を発表。俳優引退後は、本作で演じたチャールズ・ジェームズ同様、ファッションデザイナーとしての活動を始める予定だという。

ジェームズ・アイヴォリー(89歳)…89歳にして、初のアカデミー賞脚色賞受賞! 最高齢受賞

1928年生まれ。3度の最優秀作品賞と最優秀監督賞を含む25のノミネートに輝き、その功績から1995年には、全米監督協会より、D・W・グリフィス賞を贈られた。またスター俳優が出演を熱望するなど、名実ともに認められた監督である。自らの監督作以外で、初めて脚本を手掛けた最新作『君の名前で僕を呼んで』(日本公開4月27日)にて、本年度アカデミー賞脚本賞受賞。2012年に『人生はビギナーズ』で助演男優賞を受賞したクリストファー・プラマーの82歳を塗り替える、アカデミー賞史上最年長受賞更新となった。

ジョン・ウィリアムズ(86歳)…数々の名曲を世に出し続ける世界一有名な映画音楽家

1932年生まれ。言わずもしれた世界で一番有名な映画音楽家。47回のアカデミー賞ノミネートと、5回の受賞は、現役の映画人の中でもノミネート数ダントツの一位であり、『E.T.』(1982)『JAWS/ジョーズ』(1975)『スター・ウォーズ』シリーズなど、映画ファン以外もテーマ曲がすぐに思い浮かぶ人は少なくないだろう。記録にも記憶にも残り続ける御年86歳の彼も、未だ衰えを知らず、3月30日に日本公開した『ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書』、そして最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(日本公開7月13日)でも作曲を担当している。

クリストファー・プラマー(88歳)…お蔵入りの窮地を救い、最高齢でのアカデミー賞ノミネートまでの快挙

1929年生まれ。『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)で一躍有名になった彼は、その後も知的なキャラクターから、強烈な悪役まで、テレビ・映画・舞台と幅広く活躍。最新作『ゲティ家の身代金』(日本公開5月25日)では、セクハラ問題のため急遽降板したケビン・スペイシーの代役を務め、キャスティングから1ヶ月でのアカデミー賞助演男優賞ノミネートという快挙を果たした。プラマーは急遽決定した再撮影の9日間で、1日に18時間に及ぶ撮影を見事こなしたという。また、出演決定からアカデミー賞ノミネートの1ヵ月は、史上最短記録になった。

リドリー・スコット(80歳)…留まることを知らずに走り続ける巨匠

1937年生まれ。『エイリアン』(1979)『ブレードランナー』(1982)『オデッセイ』(2015)など、数々の傑作を世に出している巨匠。80歳を迎える近年も精力的に活動を続けており、『エイリアン コヴェナント』(2017)、『ゲティ家の身代金』(日本公開5月25日)と立て続けに新作を放ち続ける。最新作の『ゲティ家の身代金』では、ケビン・スペイシーの降板劇からの脅威の再撮影をこなし、公開日に間に合わせ、さらにゴールデン・グローブ賞監督賞ノミネートという快挙まで成し遂げた。

勢いの止まらないシニア勢の中でも、特にその勢いを感じることができ、ベテラン勢の活躍が無ければ完成しなかったといっても過言ではないのが5月25日公開『ゲティ家の身代金』。是非、劇場に足を運び、未だハリウッドの第一線で輝き続ける、そのエネルギーを味わっていただきたい。


映画『ゲティ家の身代金』
2018年5月25日(金) 全国公開

原題:『All the Money in the World』
監督:リドリー・スコット
脚本:デビッド・スカルパ
上映時間:133分 2017年アメリカ
出演:ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、ティモシー・ハットン、ロマン・デュリス、チャーリー・プラマー、マーク・ウォールバーグ
原作:ジョン・ピアースン著『ゲティ家の身代金』(ハーパーコリンズ・ジャパン刊)
配給:KADOKAWA

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アーティスト情報

リドリー・スコット

生年月日1937年11月30日(81歳)
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生年月日1971年6月5日(48歳)
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