【30年越し】瀬々敬久監督の映画『菊とギロチン』から本ビジュアルと予告が解禁

(C)2018 「菊とギロチン」合同製作舎

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『8年越しの花嫁 奇跡の実話』 『64-ロクヨン-』、『友罪』(5月25日公開)などの瀬々敬久監督が傑作『ヘヴンズ ストーリー』(10)から8年振りに放つオリジナル企画『菊とギロチン』(7月7日公開)から、本ビジュアルと予告編が到着した。

瀬々監督が本作を企画したのは、なんと三十年前。長年企画を温め続け、「この映画を何としてもつくりたい」という監督の想いからついに完成した入魂作だ。かつて日本全国で「女相撲」が興行されていた史実に基づき、女相撲の一座と実在したアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年たちが出会うオリジナルストーリー。

舞台は大正末期、関東大震災直後の日本。混沌とした情勢の中、急速に不寛容な社会へとむかう時代。様々な過去を背負って女相撲の世界に飛び込んだ女たちが、少し頼りないが「社会を変えたい、弱い者も生きられる世の中にしたい」という大きな夢だけは持っている若者たちと運命的に出会い、立場は違えど、「自由な世界に生きること」を願う彼らが次第に心を通わせ、同じ夢を見て、それぞれの闘いに挑む――。

このたび解禁となった本ビジュアルは、約300名の中から主人公・花菊に選ばれた新人女優・木竜麻生、『寝ても覚めても』、『OVER DRIVE』と年内に相次いで主演作が公開される東出昌大、俳優・佐藤浩市を父に持つ寛一郎、演技力は折り紙付きの韓英恵のメインキャスト4人が放つ、力強い眼差しが印象的なデザインとなった。そして予告編は、女相撲一座の親方(渋川清彦)の「東西東西(とざいとうざい〜)」という口上の声から始まる。迫力ある女相撲に大喜びで拍手するのはギロチン社のリーダーであり詩人としても名を残した中濱鐵(東出)。一方、土俵下で自分の取り組みを待つのは緊張した面持ちの花菊(木竜)。ギロチン社と女相撲一座の出会いを軽やかさやユーモアも交えて描く前半から、暴力的な夫から逃げて一座に加わった花菊の強くなりたいという夢、社会を変えたいというギロチン社の夢が語られる中盤、そして花菊を連れ戻そうとする夫や、女相撲を中止させようとする警察が登場し、波乱のドラマを感じさせる後半へ一気に盛り上がる。自由に生きることをともに夢見る彼らが辿り着く先は――?


映画『菊とギロチン』
テアトル新宿ほか7月7日(土)全国順次公開!

<物語>

大正末期、関東大震災直後の日本には、不穏な空気が漂っていた。軍部が権力を強めるなか、これまでの自由で華やかな雰囲気は徐々に失われ、人々は貧困と出口の見えない閉塞感にあえいでいた。

ある日、東京近郊に女相撲一座「玉岩興行」がやって来る。力自慢の女力士たちの他にも、元遊女の十勝川(韓英恵)や、家出娘など、ワケあり娘ばかりが集まった、この一座には、新人力士の花菊(木竜麻生)の姿もあった。彼女は貧しい農家の嫁であったが、夫の暴力に耐えかねて家出し、女相撲に加わっていたのだ。「強くなりたい。自分の力で生きてみたい」と願う花菊は、周囲の人々から奇異の目で見られながらも、厳しい練習を重ねていく。いよいよ興行の日。会場には、妙な若者たちの顔ぶれがあった。彼らは「格差のない平等な社会」を標榜するアナキスト・グループ「ギロチン社」の面々で、アナキズム運動を牽引した思想家の大杉栄が殺されたことに憤慨し、復讐を画策すべく、この土地に流れ着いていた。「ギロチン社」中心メンバーの中濱鐵(東出昌大)と古田大次郎(寛 一 郎)は、女力士たちの戦いぶりに魅せられて、彼女たちと行動を共にするようになる。

「差別のない世界で自由に生きたい」――その純粋な願いは、性別や年齢を越えて、彼らを強く結びつけていく。次第に中濱と十勝川、古田と花菊は惹かれあっていくが、厳しい現実が容赦なく彼らの前に立ちはだかる。

監督:瀬々敬久
脚本:相澤虎之助・瀬々敬久
出演:木竜麻生、東出昌大、寛 一 郎、韓英恵、渋川清彦、山中崇、井浦新、大西信満、嘉門洋子、大西礼芳、山田真歩、嶋田久作、菅田俊、宇野祥平、嶺豪一、篠原篤、川瀬陽太
ナレーション:永瀬正敏
配給:トランスフォーマー

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