祝・パルムドール受賞! 是枝裕和監督が描く「家族」を考える作品4本―TSUTAYA映画通スタッフおすすめ

(C)2018『万引き家族』製作委員会

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カンヌ映画祭の常連、是枝裕和監督が、「万引き家族」で最高賞であるパルムドールを受賞! 是枝監督が描く「家族」というテーマを扱った4作品を紹介!

真の家族とは? ということを考えさせられる名作

そして父になる

そして父になる

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ある日突然、息子が病院で取り違えられた他人の子どもだったと知らされた2組の夫婦。過酷な決断を迫られ、それぞれに葛藤を繰り返す中で彼らが本当に大切なものを学んでいく姿を丁寧な筆致で描き出す。

【家族を考えるPoint】

新生児の取り違えが自分たちに起こったらどうするか。この重いテーマを是枝監督は深く、且つさらりと描き出します。何もかも順風万班だったはずの家族が、真実をつきつけられた瞬間、脆くなる。その切ない様子を見ながら、家族であるということはどういうことなのか、本当の親子の絆とは何なのかを深く考えさせられます。真面目だが不器用な良多を演じる福山雅治さんと、対照的に肩の力の抜けたリリー・フランキーさんの演技、どちらも要注目。是枝監督を知るなら絶対に外せない作品です。

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姉妹たちの演技と鎌倉の風景に癒される

海街diary

海街diary

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吉田秋生の同名人気コミックを映画化。 鎌倉で暮らす3姉妹と異母妹。父親の死を機に4人で共同生活を送ることになった彼女たちが、本当の家族として絆を強めていく姿を、一年という歳月を通して温かくつづる。

【家族を考えるPoint】

15年前に家族を捨てた父。その父の葬儀で腹違いの妹に会った3姉妹は、彼女と同居を始めることとなる…長女が未だに許すことができない父親、その父親を奪った女性の娘である異母妹。いびつな形の関係が、徐々に家族の形をなしていく…『そして父になる』と同じく、家族とは、を考えさせられる作品です。彼女たちを暖かく見守る鎌倉の海、そして原作と同じ名前を持つ広瀬すずさんの瑞々しい演技など、是枝監督ならではの演出も必見!

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実際の事件を元にした胸をえぐる物語

誰も知らない

誰も知らない

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アパートで母親と暮らす4人の兄弟。ある日、母親は少しの現金とメモを残し、家を出ていき、この日から4人の子供たちだけの生活が始まった…。1988年に起こった実際の事件を元に構想された作品。

【家族を考えるPoint】

カンヌ映画祭で史上最年少、そして日本人初の最優秀男優賞を柳楽優弥が受賞したことで有名なこの作品。当時、14歳にも関わらず、強い目力による演技力が素晴らしいと絶賛されました。親に置き去りにされる子供たちという内容は、是枝監督の描く一連の「家族のかたち」を扱った作品群の中では、一番衝撃的で、胸をえぐられますが、目を背けずに受け止め、じっくり考えたい、そんな作品です。

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奇跡を願う兄弟の物語

奇跡

奇跡

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両親の離婚により、鹿児島と福岡ではなればなれに暮らす航一と龍之介。再び家族4人の絆を取り戻したいと願う2人は周囲を巻き込みながら、奇跡を起こすための無謀な計画を進めていくのだが…

【家族を考えるPoint】

九州新幹線の上りの「さくら」と下り「つばめ」がすれ違う瞬間に願い事をすれば奇跡が起きる、ということを信じ兄弟が行動を起こしていく物語。是枝監督には珍しい「企画物」の作品ですが、主演の少年漫才師、まえだまえだの2人を含め、子供たちの自然な演技が溢れる作品となっています。果たして家族はまた一つになれるのか。その結果はぜひご覧になってお確かめください…!

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【オススメ人】
TSUTAYAスタッフ:かしこ

90年代のミニシアターブームから映画にはまり、気づいたら幾星霜。 単館系、文芸系、ドキュメンタリー映画をよく見ます。
最近は海外の映画祭にボランティアで参加したいと思いたち、もっぱら英語を勉強中。(でも道のりは遠い…)

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アーティスト情報

是枝裕和

生年月日1962年6月6日(56歳)
星座ふたご座
出生地東京都

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