福田雄一監督が小栗旬・菅田将暉・橋本環奈ら超豪華キャストで実写化した『銀魂』の続編『銀魂2（仮）』（8月17日公開）から、真選組の3人―近藤勲役の中村勘九郎、土方十四郎役の柳楽優弥、沖田総悟役の吉沢亮のキャラクタービジュアルが公開された。

鋭い眼差しを向け、風変わりな刀を手にするのは中村演じる近藤勲。近藤は隊士たちの人望を集め、男気溢れるがかなりのお人よしに加えて驚異的な天然ボケ。お妙に惚れ込み、もはやストーカーと化しては撃退されている。前作にて“ふんどし姿で全身ハチミツだらけ”など、笑撃の名シーンから、漢気溢れる迫力満点の名場面まで圧巻の存在感と演技の幅広さを惜しみなく披露した中村。中村自身、大の「銀魂」ファンであるが故、その並々ならぬ想いから行われた役作り・体作りは周りのキャストたちも感化された様子。

お馴染みのくわえタバコに、真選組一のモテ男らしくキザな出で立ちで登場したのは、クールで頭も切れる近藤の右腕、真選組「鬼の副長」・柳楽演じる土方十四郎だ。土方は局中法度重視のスパルタで荒くれ隊士たちをまとめ、その厳しさはテロリストのみならず、隊士からも恐れられている。前作では激しくボケる近藤と、自由すぎる沖田の中で、ボケとツッコミ両方の役割を果たし、クールさと可愛らしさ両方を兼ね揃えた土方を演じた柳楽の好演は実写版ならではの絶妙なバランスで描かれる「銀魂」らしい笑いの部分に大きく貢献した。

妖艶に美しくもその狂気さを垣間見せるのは、吉沢演じる沖田総悟。真選組の一番隊隊長で、戦闘力と剣術はピカイチ。犬猿の仲である土方の命を常に狙い、一見ナイーブな美少年だがそのルックスとは裏腹に中身は超絶腹黒の毒舌ドS。前作のキャラクタービジュアル解禁時、その完璧なまでの「沖田ルックス」は大きな話題を呼び、外見の再現度の高さだけではなく演技力も高く評価された吉沢。今回のキャラクタービジュアルでは愛用の武器・バズーカ砲ではなく刀を手に。

そして、第二弾ムビチケカードの発売日が6月22日（金）に決定！ 近藤・土方・沖田のキャラクタービジュアルのデザインがあしらわれることとなる（販売劇場は映画公式サイトにてご確認のこと）。

真選組コメント

近藤勲役：中村勘九郎

今回は、初日に服を着ていた時点で（前作とは）大きな違いがありましたね(笑)。デザインが前作と違っているのでこの衣装を着られるだけでとても嬉しいです。前作から思っていましたが、真選組メンバーは本当に信頼できる仲間で、近藤のような気持ちで接しております。今回も土方、沖田、本当に格好いいですよ！またモてますよ、あの人たち。すでにモテてるのにまたモテますよ！(笑)。原作知っている方はご存知ですが、局長は大体投票のランクは下の方ですので…(笑)。近藤はとても純で無垢なキャラクターなので嘘がなく演じられたらと思っています。ぜひ引き続き楽しんで頂けると嬉しいです。

土方十四郎役：柳楽優弥

今回の撮影現場でも、絶対に面白いものにしてやるというエネルギーがあって、そんな現場に参加させて頂けたのが嬉しかったです。あるシーンの時に、監督から「時間は気にしないで、悔いのないように演じてみてほしい」と言って頂き、佐藤二朗さんとムロツヨシさんに負けないようにと、フル回転で挑みました(笑)。ぜひ、楽しんで頂けると嬉しいです。

沖田総悟役：吉沢亮

パート1ではカブトムシの着ぐるみ着たり、重いバズーカぶっ放したり、重いもの担当みたいな立ち位置ですごく可哀想な役だったんですが、今回は真選組らしく刀で戦うシーンもあったりして嬉しかったです。皆さんおっしゃってますが、パート1を遥かに超える面白さになってると思います。もうなんか、笑いましたもん。新キャストの方々が豪華過ぎて。お楽しみに。

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映画『銀魂2（仮）』
8月17日（金）全国ロードショー

脚本／監督：福田雄一
原作：「銀魂」空知英秋（集英社「週刊少年ジャンプ」連載
製作：「銀魂」製作委員会
制作プロダクション：プラスディー
配給：ワーナー・ブラザース映画