記憶に残る家族の映画4選-TSUTAYA映画通スタッフおすすめ

『リメンバー・ミー』や、『万引き家族』など、今年は家族映画が注目されてます。そこで、いろんな意味で記憶に残る家族の映画を紹介します。

負け組家族

リトル・ミス・サンシャイン

リトル・ミス・サンシャイン

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アリゾナ州に住むフーヴァー一家は、家族それぞれに問題を抱え崩壊寸前。そんなある日、9歳の娘オリーヴに念願の美少女コンテスト出場のチャンスが訪れる。そこで一家は旅費節約のため、オンボロ・ミニバスに家族全員で乗り込み、はるばる開催地のカリフォルニア目指して出発するのだが…。

【記憶に残るPoint】

監督は夫婦でもあるジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス。最近では、女子テニスの元王者ビリー・ジーン・キングを題材にした「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」の監督です。 常に勝ちにこだわる父、パイロットになるために沈黙を続ける兄、ミスコンで優勝したいぽっちゃりな妹など、個性の強いとんでもない家族たちが、娘のミスコン会場に行く話です。 ばらばらで崩壊寸前の家族が事件を重ね、まとまっていく姿は、こんな家族を作りたいと思わせる、笑いあり、涙ありのロードムービーで元気がでます。

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狂気な家族

籠の中の乙女

籠の中の乙女

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ギリシャ郊外の裕福な家庭。一見普通にみえるこの家には秘密があった。外の世界の汚らわしい影響から守るために、両親が子どもたちをずっと家の中だけで育ててきたのだ。 邸宅の四方に高い生垣をめぐらせ、「外の世界は恐ろしいところ」と信じ込ませるために作られた“厳格で奇妙なルール”の数々。

【記憶に残るPoint】

最近観た映画の中でも、印象が強い家族のサスペンス映画で、あってはならないけれど現実にありそうな作品です。 広大な敷地の家で、無知な子供たちが、親の創りあげた世界で生きています。邦題のように、子供たちは籠のなかの動物のように、外の世界をしらず育てられますが、あるとき外の世界の女性と接することで、状況が一変します。 一昨年劇場公開した「ルーム」の子供と同じ環境ですが、親の力で人間を狂わす様は、恐ろしいものです。上空を飛んでいる飛行機を、模型の飛行機だと思い込ませ、空を横切ると一目散に模型の飛行機を拾いにいく姿は強く印象に残ってます。

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かけ違いの家族

葛城事件

葛城事件

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親から引き継いだ金物屋を営む葛城清。美しい妻・伸子と2人の息子に恵まれ、東京の郊外に念願のマイホームを建てることもでき、思い描いてきた理想の家庭が完成したかに思われた。しかし清の理想への執着が、いつしか家族を抑圧的に支配してしまっていた。従順に育ってきた自慢の長男・保は会社からリストラされたことを誰にも言い出せず、デキの悪い次男・稔はバイトも長続きせず、“一発逆転”を夢みる日々だったが…。

【記憶に残るPoint】

無差別殺傷事件を引き起こした犯人の父親を主人公に、かけちがって、殺人までに発展してしまった過程を描いた、他人事ではないと思わせる映画です。 マイホームを手に入れ、理想的な家庭を夢見ていた父親の圧力は、家庭を壊していきます。憔悴しきった母親・南果歩、兄・新井浩文の演技は見どころで、映画に惹きこまれてます。荒れた部屋のなかで一人麺を食べ続ける、全てを失った父親三浦友和の最後の姿は視聴者にも恐怖心をうえつけます。

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等身大の家族

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

1960年代、オトンに愛想を尽かしたオカンは幼いボクを連れ、小倉から筑豊の実家に戻ると、妹の小料理屋を手伝いながら女手一つでボクを育てた。1970年代、15歳となったボクは大分の美術高校に入学、オカンを小さな町に残し下宿生活を始めた。1980年代、美大生となり憧れの東京にやって来たボクだったが…。

【記憶に残るPoint】

2006年本屋大賞を受賞し、話題となったリリー・フランキーの小説を映画化した作品。 上記の3作品とは違い、身近な家族で少し切ない話です。 樹木希林演じる、力強く一人息子を育てた母、小林薫演じる酒をのむと人が変わる自由な父、2人の出会いからさかのぼります。その間に生まれた主人公は、両親に迷惑をかけながらも、自分を育ててくれたのはこの家族だと強く感じさせられます。 家族の死に直面し、失いそうになったときに、失うものの大切さに気付く。あたりまえだけど忘れがちな事をこの映画は思い出させてくれるので、重ねてみようと思う作品です。

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【オススメ人】
TSUTAYAスタッフ:ふじこ

SFアクション映画好きの父、韓流ドラマにどっぷりはまった母に育てられた田舎娘。上京し、映画の版権管理の仕事をして早8年。 いつかは、高画質プロジェクターと、それが映せるような大きな家がほしいと夢見ながら日々映画と向き合ってます。

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