『シング・ストリート 未来へのうた』劇場で観なかったことが最大の後悔。音楽映画は絶対映画館で観るべき!―【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『シング・ストリート 未来へのうた』

『シング・ストリート 未来へのうた』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2018年9月14日の鑑賞タイトル『シング・ストリート 未来へのうた』

鑑賞前の期待値「違う歌モノが評判が良かったので」

本日より、TSUTAYA限定レンタルのレーベル『ONLY ONE』に新作『君の名前で僕を呼んで』が加わったのを記念して、同レーベルから本作をチョイス。監督のジョン・カーニーが手がけたキーラ・ナイトレイ×マーク・ラファロの『はじまりのうた』がとても良かった、という評判は耳にしたことがあったので、同じ歌モノとして期待。そして、監督自身の経験ベースということもあってさらに期待値アップだし、少年たちの心の叫びとなれば胸熱展開間違いなし?

鑑賞後の感想「やっぱり音楽映画は映画館で観るべきだ」

1985年のアイルランド、ダブリン。主人公のコナー・ロウラー(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)は不況の影響による家庭の事情で公立の男子高(環境が酷すぎ)に転校することに。コナーはある日、高校の近くで佇んでいた”イケてる”女の子ラフィーナ(ルーシー・ボイントン)に一目惚れ。モデルだという彼女に「僕のバンドのMVに出ない?」と突如誘うが…。

まず、主人公のコナーは容姿の印象とは逆の高スペック持ち。ルックス、対女子力、歌唱力、絵心と恵まれており、「ダメ男が恋をして変わる」というより「持っている素材が恋で磨かれる」というのが正しい感じ。映画に登場する大人たちは大概ダメ人間なので、メンバーたちの家庭環境も酷い。しかしそれに反する形でコナーたちが結成するバンド「シング・ストリート」(彼らの高校の名前にかけている)の成長やコナーの歌が急激に上達していくのは観ていて気持ちいい。そして、バンドの進化に伴うファッションの変化も見逃せないポイントだ。

映画は、コナーが曲を作る⇒MV撮影の繰り返しで話が進行。彼が作る歌は大体がラフィーナをイメージしたものだが、自身の高校をネタにした歌もあり、コナーの作詞力もハンパないことが明らかに。途中、あるMVの撮影時には「これがフィーナレでも何ら不思議じゃないし、むしろ並の映画ならこれがフィナーレ(笑)」というくらいハッピーな演出もある。オリジナル曲と、80年代の名曲が全編で楽しめるため「やっぱり音楽映画は映画館で観ないと…」と大変後悔した。

『シング・ストリート 未来へのうた』で一番グッときたポイントは「最高の兄弟」

映画の最後「すべての兄弟たちへ」というメッセージが出るのだが、これはまさにその通り。コナーには姉のアン(ケリー・ソーントン)と兄のブレンダン(ジャック・レイナー)がいるのだが、とにかく仲がいいのだ。ブレンダンはコナーの良き相談相手でもあり、好きな音楽やミュージシャンも彼に影響されている描写が何度も出てくる。そんな関係がラストまで続き、最後に泣かせてくれるのもブレンダン。コナーの決断を二つ返事で了承、彼を見届けた後に飛び跳ねて喜ぶ姿…最高にグッときた。

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『シング・ストリート 未来へのうた』について

【製作年】2015年
【監督】ジョン・カーニー
【出演者】フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボーイントン、マリア・ドイル・ケネディ、アイダン・ギレン、ジャック・レイナー ほか
【あらすじ】1985年、大不況にあえぐアイルランドの首都ダブリン。父親の失業で荒れた公立学校への転校を余儀なくされた14歳のコナー。両親はケンカが絶えず、学校でもさっそくイジメの標的に。そんな彼にとって、音楽オタクの兄ブレンダンの解説を聞きながらミュージックビデオ番組を観るのが唯一の楽しみ。ある日、自称モデルの美女ラフィーナと出会い、一目惚れした彼は、彼女を振り向かせるため即席のバンドを結成して猛練習を開始するが…。
【Filmarks★評価】4.1(5点満点中)

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シング・ストリート 未来へのうた

シング・ストリート 未来へのうた

出演者 フェルディア・ウォルシュ=ピーロ  ルーシー・ボーイントン  マリア・ドイル・ケネディ  アイダン・ギレン  ジャック・レイナー  ケリー・ソーントン  ベン・キャロラン  マーク・マッケンナ  ドン・ウィチャリー
監督 ジョン・カーニー
製作総指揮 ケヴィン・フレイクス  ラジ・シン  ボブ・ウェインスタイン  ハーヴェイ・ウェインスタイン
脚本 ジョン・カーニー
概要 「はじまりのうた」のジョン・カーニー監督が、自身の少年時代の体験をベースに撮り上げた音楽青春映画。80年代のアイルランドを舞台に、愛しの彼女を振り向かせようとバンドを組んだ14歳の少年が織りなす恋と友情の青春模様を、80年代ヒット曲の数々とともに描き出す。1985年、大不況にあえぐアイルランドの首都ダブリン。父親の失業で荒れた公立学校への転校を余儀なくされた14歳のコナー。両親はケンカが絶えず、学校でもさっそくイジメの標的に。そんな彼にとって、音楽オタクの兄ブレンダンの解説を聞きながらミュージックビデオ番組を観るのが唯一の楽しみ。ある日、自称モデルの美女ラフィーナと出会い、一目惚れした彼は、彼女を振り向かせるため即席のバンドを結成して猛練習を開始するが…。

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