『タクシードライバー』名作と聞いていたが、バックグラウンドを知っているとそのメッセージ性が正しく理解できる―【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『タクシードライバー』

『タクシードライバー』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2018年9月25日の鑑賞タイトル『タクシードライバー』

鑑賞前の期待値「『映画好き』と自負する人はほぼ観ていると感じる名作」

TSUTAYAプレミアム動画見放題タイトルの「良作おすすめ!」コーナーから『タクシードライバー』をチョイス。他人に「映画好き」と言っているような人は正直必ず観ていると感じている作品。「モヒカンのロバート・デ・ニーロ」という印象くらいしかないが、噂通りの名作かどうか気になるところである。マーティン・スコセッシ監督の作風から想像するに、暗めのズッシリとした感じでは、とも考えている。

鑑賞後の感想「社会背景を知らないと凄さがわからない映画」

元海兵隊のトラヴィス(ロバート・デ・ニーロ)は、ニューヨークでタクシードライバーとして働き始める。夜のハーレムを車で流しながら、腐りきった街の様子にうんざりしているトラヴィス。ある日、街で見かけた美しい女性に一目惚れし…。

最も簡単に本作の感想を言うなら、もはや『バットマン』そのもの。街に対する不満と正義感があるのはわかるのだが、パッと「自分が敵だと思った悪」に対する執着や容赦の無さはすごい。おまけに、いつも一人のトラヴィスには相談相手が居ないため、暴走気味と取られるような行動に至っても、事前に止める人間がいないのだ。

夜眠ることができず、なにか変わるきっかけを探している26歳のトラヴィス。「ベトナム戦争帰りの兵隊」「当時のニューヨークの治安の悪さ」などのバックグラウンドを知らずに観ていると、おそらくスコセッシ監督が伝えたい本意の部分は汲み取れないのだなと感じた。でないと、トラヴィスの行動原理に共感できる部分がないのである。

『タクシードライバー』で一番グッときたポイントは「44マグナム、凄い…」

劇中、トラヴィスが銃を買う場面。「100m先の車を一発で仕留める」と見せられる44マグナムの大きさに「凄い…」と関心。結局、44マグナム一丁だけでなく計4丁もの銃を即金で買うトラヴィス。これらの銃がフル活躍するラストの暴れっぷりは、トラヴィスの感情と連動してとても激しく印象的なシーンだ。

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『タクシードライバー』について

【製作年】1976年
【監督】マーティン・スコセッシ
【出演者】ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ピーター・ボイル、ジョディ・フォスター ほか
【あらすじ】ベトナム帰りの青年トラヴィス・ビックルは夜の街をタクシーで流しながら、世界の不浄さに苛立ちを感じていた。大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるトラヴィスだったが、彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。やがて、闇ルートから銃を手に入れたトラヴィスは自己鍛錬を始めるが、そんな彼の胸中にひとつの計画が沸き上がる……。
【Filmarks★評価】3.8(5点満点中)

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