『イコライザー』静かな無敵感と、突発的な過剰演出の二面性を持った面白い作品―【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『イコライザー』

『イコライザー』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2018年10月5日の鑑賞タイトル『イコライザー』

鑑賞前の期待値「オスカー受賞コンビ、再び」

本日、デンゼル・ワシントン主演の『イコライザー2』が公開したことを記念し、前作をピックアップ。デンゼルがアカデミー賞主演男優賞を獲得した『トレーニング・デイ』のアントワン・フークア監督とのタッグということで期待。また、すっかり大人になったクロエ・グレース・モレッツとの掛け合いも楽しみである。

鑑賞後の感想「静かな無敵感は、ボンドよりも上?」

一人ボストンで暮らすロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、昼はホームセンターで働き、夜には行きつけのダイナーで読書、という日々を送っていた。しかし、同じ常連のアリーナ(クロエ・グレース・モレッツ)との出会いが、彼の生活を変えることになり…。

元ネタが、かつて80年代にアメリカで放送されていたTVドラマ(日本でも90年代に放送されていたらしい)。TVシリーズは未見のため比較はできないのだが、「パッと見普通の人が実は凄腕」という設定のマッコール。その片鱗を見せるきっかけが、アリーナと出会ったという些細なことから始まる。ここから話の広がりが凄まじく、気づけば「ロシアン・マフィア vs マッコール(単独)」という事態にまで展開していく。

しかもマッコールの凄腕レベルが凄すぎるため、とにかく敵の片付け方がスマートなのである。「力でゴリ押し」というよりは、「計算で考え抜かれた動き」による強さ。彼の手にかかれば不可能はなく、かつスマートに仕事をこなすその様は、まさにジェームズ・ボンドのようでもある。

敵が「お前は誰なんだ…」と言って死んでいくのと同じく、マッコールの本当の姿は本作だけを見る限りは全くわからない。妻を亡くした彼が抱える心の闇の部分や、思いにふける姿、なぜそこまで徹底するのかなど気になる部分も多いため、『イコライザー2』ではそこにもっとフォーカスしている可能性もある。

『イコライザー』で一番グッときたポイントは「戦隊ヒーロー?」

仕事人モードになったマッコールの容赦の無さが垣間見える、ロシアン・マフィアの資金源を次々を断っていく中の一場面。仕込みを終えたマッコールが画面手前に向かって歩いてくると、スイッチの音とともに背中越しの大爆発が巻き起こる。これには「戦隊ヒーローみたいだ…」と思わず笑ってしまった。そして、同じような衝撃はラスト近辺のある対決のときにも訪れ、ここでまた数段「仕事人」感が上がる演出を見ることができる。

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『イコライザー』について

【製作年】2014年
【監督】アントワン・フークア
【出演者】デンゼル・ワシントン、マートン・ソーカス、クロエ・グレース・モレッツ ほか
【あらすじ】ホームセンターの真面目な従業員、ロバート・マッコール。かつては、CIAの凄腕エージェントだった彼だが、引退した今は、過去を消して静かな生活を送っていた。そんなある日、行きつけのカフェで知り合った少女娼婦テリーが、ロシアン・マフィアから残酷な扱いを受けていることを知る。見過ごすことが出来ず、ついに封印していた正義の怒りを爆発させたマッコールは、極悪非道なロシアン・マフィアに敢然と立ち向かっていくのだった。
【Filmarks★評価】3.7(5点満点中)

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イコライザー

イコライザー

出演者 デンゼル・ワシントン  マートン・ソーカス  クロエ・グレース・モレッツ  デヴィッド・ハーバー  ビル・プルマン  メリッサ・レオ  ヘイリー・ベネット  デヴィッド・ムニエ  ジョニー・スコアーティス  アレックス・ヴィードフ
監督 アントワン・フークワ
製作総指揮 エズラ・スワードロウ  デヴィッド・ブルームフィールド  ベン・ウェイスブレン
脚本 リチャード・ウェンク
音楽 ハリー・グレッグソン・ウィリアムズ
概要 「トレーニング デイ」のデンゼル・ワシントンとアントワーン・フークア監督が再びタッグを組み、80年代後半のカルトTVシリーズ「ザ・シークレット・ハンター」を映画化したクライム・アクション。共演は「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツ。ホームセンターの真面目な従業員、ロバート・マッコール。かつては、CIAの凄腕エージェントだった彼だが、引退した今は、過去を消して静かな生活を送っていた。そんなある日、行きつけのカフェで知り合った少女娼婦テリーが、ロシアン・マフィアから残酷な扱いを受けていることを知る。見過ごすことが出来ず、ついに封印していた正義の怒りを爆発させたマッコールは、極悪非道なロシアン・マフィアに敢然と立ち向かっていくのだった。

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