『キリマンジャロ』映画好きなら初見で理解できる? 全体像がわかりにくいので、上級者向けの作品と感じた【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『キリマンジャロ 』

『キリマンジャロ』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年2月5日の鑑賞タイトル『キリマンジャロ』

鑑賞前の期待値「韓国映画=重厚なドラマの印象」

本日は『ふたごの日』ということで、こちらをチョイス。韓国映画はドラマに比べて重厚なものばかりという印象で、この作品もちょっとあらすじを読むだけでその雰囲気は満点である。

鑑賞後の感想「全体像がわかりにくいため、上級者向けの作品と感じた」

自らの子供を手に掛けた双子の弟・ヘチョル(パク・シニャン)は兄・ヘシク(パク・シニャン)の目の前で自殺する。刑事のヘシクはヘチョルを止められなかったことを責められ、事件の担当から外されてしまう。ヘシクは「弟は容疑者の一人だから」と必至に粘るも、結局それが叶うことはなく…。

まず、全体を通して丁寧な作りでないため非常に分かりづらい。弟の遺骨を持って故郷へ帰った際、地元のチンピラたちに瓜二つの弟と勘違いされ、結果面倒に巻き込まれるというのが大筋のお話。本作における一番の肝は兄弟の絆だと思うが、まずここの描写が圧倒的に薄すぎるため、地元で弟を体験する兄の心情が理解しにくい。刑事としての任務を外れていることもあり、「結局ヘシクは何がしたいの?」という疑問が残ったままだった。

また、ヘチョルの仲間のポンゲ(アン・ソンギ)や、今となっては敵対しているジョンドゥ(キム・スンチョル)といったチンピラたちの対立構図や目的も掴みにくいので、なんともスッキリしないのだ。かつて仲良しだったヘチョル、ポンゲ、ジョンドゥがなぜ袂を分かつことになったかもわからないまま。

わかりにくいながら、なんだかんだ穏やかに話が進んでいたかと思えば、ラストで衝撃の急展開が待っていてに驚いた。回想を含めて人間関係の描写をもっと厚くしてくれれば全然違ったのにな、と思う一本だった。

『キリマンジャロ』で一番グッときたポイントは「シュシュ…じゃなくて謎のパンティー」

地元へ戻ったヘシクが家で寝る描写があるのだが、その時の彼の右手に装着されているシュシュ(だと最初は思った)。実はこれは女性のパンティーなのである。ヘシクも寝ぼけ眼で腕から外し、ひとり無言で広げるという謎の演出。後に登場する同じシチュエーションでは女性と一緒(誰かは説明がない)のため「この人のか?」と思いはするが、最初のカットいるかな?と首を傾げてしまうシーンでもあった。

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『キリマンジャロ』について

【製作年】2000年
【監督】オ・スンウク
【出演者】パク・シニャン、アン・ソンギ、チョン・ウンピョ、キム・スンチョル ほか
【あらすじ】刑事ヘシクとヤクザのヘチョルは双子の兄弟。ある日、容疑者として兄に追われたヘチョルは自殺してしまう。事件をきっかけに解雇されたヘシクは、遺骨を抱いて故郷へ向かうことに……。
【Filmarks★評価】2.7(5点満点中)

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アーティスト情報

パク・シニャン

生年月日1968年11月1日(50歳)
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生年月日1952年1月1日(67歳)
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