『グッバイ、サマー』リアルな性の悩み爆発? 少年2人の冒険劇が面白い【TSUTAYAプレミアムで映画漬け】

『グッバイ、サマー』

『グッバイ、サマー』

本企画は、TSUTAYAプレミアムを利用して1日1本映画を鑑賞し、その記録を予想と感想を交えてお伝えしていくものである。

2019年2月15日の鑑賞タイトル『グッバイ、サマー』

鑑賞前の期待値「ミシェル・ゴンドリー、リベンジ!」

先日鑑賞した『エターナル・サンシャイン』は思いの外難しい映画だったので、もっとわかりやすそうなものを、とこちらをチョイス。本作は、監督の自伝的要素を取り入れた青春バディものなので、小難しいことにはならないはずだ(笑)。

鑑賞後の感想「イカす車を自作しちゃう、悩める少年2人の大冒険が最高」

14歳のダニエル(アンジュ・ダルジャン)は女の子のような容姿にくわえ、小さいことから”ミクロ”というあだ名でからかわれていた。ある日、転校生のテオ(テオフィル・バケ)がダニエルのクラスにやってくると先生は「あの女生徒(※ダニエルのこと)の横へ」と彼を促す。すぐに仲良くなったダニエルとテオは交流を深め、ひょんなことから自作の車で旅に出ることを決める…。

恋に容姿に…と自分の悩みで頭がいっぱいの男の子・ダニエルと、彼を引っ張る男の子・テオ。この2人の成長を描いたロードムービーなのだが、彼らがDIYで作り出す可愛らしい車(エンジンは草刈り機のもの)がまず最高。こんな車があったら年頃の男の子は楽しくてしょうがないだろうな、と素直に思える造形。

人物関係は「親にうんざり、もしくは反発する子供」という青春映画あるあるのパターンなのでわかりやすいが、このダニエルの悩みは結構ストレートなものばかり。男子なら共感できると思うが、女性は共感というより「可愛らしい」目線で見ることができるはず。そしてダニエルのセリフにもあるが、やっぱり女子のほうが大人びているのもこの手の物語の常である。

『グッバイ、サマー』で一番グッときたポイントは「警察、仕事して(笑)」

ダニエルとテオは作った車を車両認可局に申請に行くも、却下される(当然)。最終的に「家の形にすれば問題が解決する」というダニエルの助言により完成した車で公道を走るのだが、彼らが懸念していた警察と遭遇したときのシーンから。警官二人組が近づいてくるも、なんと彼らは車輌を捜索…するのではなく2人で記念写真を取るのである(笑)。目論見通りカモフラに成功したとはいえ、なんとも呑気(?)なほっこりシーンなのである。

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『グッバイ、サマー』について

【製作年】2015年
【監督】ミシェル・ゴンドリー
【出演者】アンジュ・ダルジャン、テオフィル・バケ、ディアーヌ・ベニエ、オドレイ・トトゥ、ジャナ・ビトゥネロヴァ ほか
【あらすじ】中学生になっても女の子のような容姿で、クラスメイトからミクロ(チビ)と呼ばれてバカにされているダニエル。憧れのローラには相手にされず、家でも過干渉な母や暴力的な兄への不満は募るばかり。そんなある日、ガソリンの匂いを漂わせている機械オタクの変わり者テオが転校してくる。クラスに馴染めない2人は思いがけず意気投合し、親友に。夏休み、2人はスクラップで自作したログハウス型の車で大冒険と旅立つのだったが…。
【Filmarks★評価】3.7(5点満点中)

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